劇場公開日 2025年2月28日

「睡魔との戦いに一部負けた⋯」石門 hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0睡魔との戦いに一部負けた⋯

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

画面暗いんだもん。

『望まぬ妊娠に直面した20歳の女性を主人公に、女性を取り巻くさまざまな厚い壁を描いたドラマ。』
という謳い文句にしては、そのメッセージは伝わってこなかったよ⋯。

こちらが、がんばって理解しなきゃいけない作品は疲れちゃう。

この監督さんの個人的な考えを映画にするのは良いんだけど、
それを作品にしたとき、
観た側に何がどうやって伝わるか考えたのかなぁ⋯。
たぶん、パンフレットとかに、しっかり書いてあるんだろうなぁ⋯。
買わなかったけど。

お金受け取る受け取らないのシーン、長いってぇ〜。
後ろのチャイムに合わせたのかなー。
わたしゃ、
「アタシが払う払わないのオバちゃんのやり取りやーん」、
って心でツッコんでたよ。

とりあえす、
「世間知らず」
まさに、それなんだよなぁ、このリンって子。
親もだけどね。

とにかく、リンの産んだ子どもが可愛そうでしかなかったです。

監督曰く、
本作の着想は「5歳になる娘が“なんで私を産んだの?”と質問してきたこと」だと振り返り、
「実は私もなぜ自分が生まれたのか、そしてなぜ娘を産んだのか自問自答していた。
簡単な言葉では答えられないが、その答えを見つけるためにこの映画を作った」
と話していたそうだが⋯、なんで、こうなるのか不思議です⋯。

hkr21