「"パワー"で押し切るアクションスリラームービー」非常宣言 Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)
"パワー"で押し切るアクションスリラームービー
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感想
頭を空っぽにして楽しむ事が必須のアクションスリラー映画だった。途中の日本の描写は日本人としてはかなり違和感を感じる描き方だった。
・物語構成
航空機内で殺人ウイルスを持ち込んだテロが起きてパニックになる。 というあらすじ。航空機内での元エースパロットの葛藤と本土内でウイルスの解明と対策に向けて創作をする熱い刑事の二本軸構成で楽しく見る事ができた。
全体的に荒唐無稽があったが、中盤からは特に違和感の感じる力技炸裂の展開で気になってしまった。
・アクションシーン
航空機アクション、カーアクションどちらもど迫力で引き込まれた。
特にジャンボジェット機の落下、離着陸シーンの緊迫感が凄まじかった。
・現実とのリンク
感染爆発の起きた航空機の受け入れで揉めて、次々と空港を移動するシーンはコロナの時のダイヤモンド・プリンセス号を想起させられて、複雑な心境になった。また、その際の成田空港の描写のされ方が日本人的には非現実感のある描かれ方でかなり違和感を感じた。
総評
見せ場作りに注力しすぎた荒唐無稽感炸裂の楽しいおバカスリラーアクションムービー。
航空機のアクションシーンはどのシーンもカッコよく、緊迫感があった。
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