春に散るのレビュー・感想・評価
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ボクサー役の俳優陣にただ拍手
プロ資格を取ったという横浜流星だけでなく、
窪田正孝も顔細くなっててあれ?別人?と思ったり。
佐藤浩市もよく動いてたし鶴太郎もかっこよかった。
心臓悪くてスパーリングなんて無理でしょうとか、多分原作だと意味があるシーンなんだろうけど飛びすぎて訳わからんなというところとか沢山あったけど。
いやあ最後の試合は本当の試合見ているようだった。
頭くらくらシーンもカメラワークで本当にくらくらした。
本物のボクシングの試合見たことないけどきっとこんなハラハラ感を楽しむんだろうなと思った。
でも痛々しいので私には格闘技はやはり厳しいかも。
ほんと俳優さんの映画にかける努力ってすごいんだなって頭が下がりますた。。
澤木耕太郎って深夜特急しか知らなかったけどこんな話も書くんだねえ。
カメララークがいい
ボクシンは苦手ですが、横浜流星さんと佐藤浩一さんの映画なので鑑賞しました。
ボクシングのシーンはとても作り込まれていて迫力ある試合シーンかと思います。
走ってるシーンや試合のシーンが臨場感があって好きなカメラワークでした。
ストーリー展開としては予想出来て、今に行き着くエピソードが薄いので少し残念な感じがしました。
ボクシングシーンをもう少し短くしてそれぞれの生き様をもっと丁寧に描いてもらえたら涙流せたかなって思ってます。
手に汗握る試合を体感できる
横浜流星ってとんでもない役者なんだなと圧倒された。
ストーリーは真っ直ぐストレートだが、その強さが半端じゃない。熱い。
試合に至るまでの展開も丁寧で良いのだが、特にボクシングシーンは、思わず本当に手に汗握る状態に。
カメラワークも、そのボクシングの迫力に拍車をかけるクオリティの高さ。
これはもう一回再訪したくなりました。
感動。
これはヤバい。どっちが勝つか読めない本当のボクシングの試合を観ているようだった。ただのサクセスストーリーじゃなかった。試合までの道のりもその後も最後までメチャクチャ面白かったです。
どこか昭和くさい感じが情緒揺さぶられた。
他人なのに親子以上、あの場面は泣かされました。
デジャヴ?
そっか、君の瞳が問いかけているを思い出した。
あれも5.0つけたな。
やっぱり横浜流星はボクシング映画がピッタリはまる。
最高の映画でした。
絆と運命。★★★★★
いや〜キャスト最高でした。
横浜流星さん、凄い!!
(平たい表現すみません、
けど凄いし、素晴らしかった!!)
魂と再生の春夏秋冬、133分。
勿論ストーリーも傑作。
つながる伏線、感服でした。
沁みました。
限られた時間内で
それぞれの登場人物が
抱えてきた過去や背景が
丁寧かつ無駄なく絶妙に描かれ、
魅力と存在感が抜群でした。
横浜流星さん、佐藤浩市さん、
主役さんは勿論ですが、
ほんと皆さんいい味すぎで。
個人的には
役者鶴太郎さんが大好きなので
今回得意なボクシングがらみでの
適役を拝めとても嬉しかったですし
哀川翔さん坂井真紀さんの
ヤサグレぶりは名演でしたし
坂東龍汰さんの滲み出る
育ちの良さから狂気への変移と
窪田正孝さんのサイコパス王者感
からの〜激闘で人間らしさ戻る変移
それぞれ適役に不足なし
お二方、お見事でした!!感服。
(本物のボクサーでした!!)
主役たちの脇を固める
小澤征悦さん松浦慎一郎さん
尚玄さんの存在感も
変に誇張したりせず
自然体でいい味よかったです
つながりとしては
山口智子さん佐藤浩市さん
40年越しの二人の過去と現在の深み
横浜流星さんと坂井真紀さんの
不器用な親子愛には
涙腺やられましたし
横浜流星さん橋本環奈さんの
支え合う絆と運命のつながり
すべてを通じて
挫折や衝突のあとに残るのは、
やっぱり愛。愛なんですよ。
(先日観たマイエレメントと
所々重なりました。涙)
多くを語らぬも伝わる
それぞれの“つながり”に
グッときました。
(ラストよかったなぁ〜)
時間さえあれば
それぞれの過去の物語を
もっと知りたいと思うほど
感情移入させられました。
それぞれのシーンの日常の
情景もリアルながらも美しく
(まさかの事故物件も再生w)
全体を通してストレス無く
限りなくリアルで身近ながら
その日常の中に光る何かがあり
引き込まれ続ける展開、
何度も何度もグッとさせられ
お見事、最後まで爽快でした。
試合中の激闘の
リアルな凄まじい迫力と
スピード感とスローの
緩急も凄くよかったです。
(スラダンの試合後半の描かれ方と
重なりました➔つい重ねがちですが
良い意味で重なりを気づけて感動再来)
生きること、人間模様、
挫折と再生、運命、使命、
やり直せる、命を燃やせ、
今しかないんだよ!
桜咲く、桜散る。
そして愛。やっぱり愛。
浮かんだワードです。
AIさんのエンディングも
素敵でした。愛だねAI♡
もっと色々語りたいですが、
止まらなくなりそうなので
この辺で‥割愛、してないか。笑
ようするに素晴らしかった
ということです。
個人的には
ボクシング映画と言えば
「ロッキー」一択でしたが、
今回の「春に散る」が加わり
ツートップとなりました。
(またロッキー観たくなった笑)
毎回ながら、役者さん監督さん
この映画に関わった皆さん、
素晴らしい作品を提供くださり
ありがとうございました。
やっぱり映画は
ちゃんとお金を払って
映画館で観るのが最高ですね。
映画館で観られる幸せに感謝。
ぜひ映画館で(^^)
燃える闘志!! 優しさは試合では致命的な打撃となる!?
生まれたとき、母親を失ってボクシング以外
でも不公平な思いをして生きてきた
佐藤浩市演じる広岡。
運命の出逢いなのか、横浜流星演じる黒木と
出会った!
痛いパンチを喰らい、1度はボクシングを
やめた黒木だったが広岡にトレーニングして
ボクシングを再び始める姿が、バラバラに
なった家族がひとつになっていくように
見えました。
団地に住む青年の広岡が、母親を護りたい
一心でボクシングに打ち込む姿は
優しさと幼い日の心の傷を感じる場面でした。
目の傷、網膜がボクシング生命に関わること
になってもリングに賭けた宿命と
広岡が自分が達成できなかった夢を黒木に
託したように思いました。
おじを介護していた佳菜子が大分の故郷の
自宅を取り壊すシーン
黒木の母親に送ったプレゼントは
気持ちまで暖めるものでした。
対戦相手の中西、窪田正孝は
黒木の良きライバルとなって熱い試合を
見ることができました。
春に散る
桜が散るころになると父親のようにそばに
いてくれた人を思い出すラストシーンでした。
題名から想像出来ないボクサーたちの物語
若きボクサーの夢に共感した元ボクサーたち情熱が伝わりました。
一度は夢を諦めた人々を巻き込んで繰り広げられるチャンプへの道のりは人間と人間のぶつかり合いで観てる間にすっかり勝ち負けを忘れていました。
勝敗にかかわらず命を賭けて行われた試合を通じてテーマに結びつく翔吾や広岡の姿は涙目にならずにはいられませんでした。
優しい翔吾が変わってゆく姿を演じた横浜流星くん、カッコ良かったです!
皆んな年取りました
瀬々監督がボクシング映画というのはこれまた意外である。
ボクシング映画というのは題材が限られているので、内容も他のボクシング映画と同様にある程度画一的になってしまい、展開が読めてしまうのは仕方が無い。
本作も正直言ってストーリー的には他のボクシング映画とそんなに大差は無いが、やはり横浜流星と窪田正孝との本気のファイトシーンが良かった。
試合後お互いに称え合うのが清々しい。
ただボクシング映画のスローモーションによる演出は個人的に好きではないのと、佳菜子の立場がストーリー的に微妙なので星-0.5である。
そういえば片岡鶴太郎も昔ガチでボクシングやっていましたよね。昔の写真はその時の写真でしょうか。
佐藤浩市や山口智子といった昔トレンディドラマの全盛期だったベテランの俳優さんは皆んな年を取りましたね。そこが一番驚きました。
ボクシング映画だけではない傑作
日本映画で久々に骨太でテーマがしっかりしていて、それでいて押し付けない。
シナリオもしっかりしているし、カメラワーク、演出、どれを上げても近年稀に見る良作。
特にキャスティングが抜群で観ていて安心感がある。
大塚戦で一瞬大塚の見た目が入るカットも流石。
ラストのスローモーションの長さもかなり良い。
タイトルが出たあとのエピローグもこの作品のテーマを語っていて面白い。
こういう作品が多く作られると日本映画が盛り上がるんだと思う。
年寄りには年寄りの花の咲かせ方がある。
こんなに年寄りが活き活きとしてるボクシング映画は珍しいかもしれない。
ボクシングに興じている姿はまるで子供のようだ。
冬に散らずとも春に散ってもいいよね、人生2度目の春に。
人生を賭けたボクシング
思っていた通りの王道の展開でした。見所は、やはり黒木と中西のボクシングシーンです。実際に自分もこの場面で涙を流し、感動しました。
ただ、あまり話に捻りを感じなかったので、そこまで満足度は上がりませんでした。佳菜子があまり話に絡んでこない感じがしました。
人によって、人生に求める物が違うということが確認できる物語になっていました。
もうすっかり
ウェルメイド職人、瀬々監督。橋本環奈をあんなに幸薄く撮れるとは。坂井真紀さんもイイ役が続いてる。結末は判っているんだけど、そこまでの不穏さがラストであっさり・・ちょっと物足りない気持ちになった。ボクシングはちょっと異質なスポーツだと再認識。
ハズレではない
114本目。
新作を公開初日に観られる、ビバ平日。
しかも割引だし。
全体で見れば、いいと思うし、決してハズレではないと思う。
縦軸の2人の物語もいいんだけど、横軸のドラマが分かりやすく散りばめられてはいるけれど、ちょっと多い。
連ドラ並の多さ。
で、我々が思っているボクサー、格闘家のイメージだったり、ボクシング映画あるある的な物語に、その枠から外す事って、出来ないのかなと言う疑問だったりで。
移ろいゆく季節を何とかやりくりしてはいるけらど、色々ちょっとってのもあるけど、役者さんのスケジュール的にそうするしかないんだろうな。
横浜流星は好きな役者だけど、瞬間に生きる役が多い気が。
まあ、それが似合うちゃ、似合うんだけど。
何歳になっても夢は持てる。
なんといっても圧巻のボクシングの試合のシーン。鈍く響く打撃音がリアル感を増して、その場で試合を見ているかの如く臨場感を味わえた。ちょっと漫画的な表現とでもいうのか、翔吾のシュッシュッと口から吐き出す音とパンチの動きで、スピード感って、音でも表現できるんだなと思った。
一度夢を諦めて第二の人生をそこそこ成功させてきた広岡氏が、翔吾と出会って第三の人生の夢を見出していく。
何歳になっても、夢はもてる。
そしてそれは必ずしも一人で叶えるものだとは限らない。誰かと一緒に掴む夢もあるんだなぁと思った。なんかそれはとても良い。
歳を重ねることは、その人の人格の最終型に近づくことだと思っているのだけど、それは同時に他人を受け入れ難くなり、より頑固に自分の考えが正しいと思いこんでいくから、結果的に一人になりがちなのではと思っていた。だから人は一人で生まれて一人で死ぬんだなと。
でも広岡と翔吾は年齢も性格も真逆なのに、同じ夢を追いかけることで理解し合って受け入れ合っていく。
人生の途中で諦めた夢や憧れを、衰えゆく身体では叶えられないことを、それを叶えられる希望がある誰かが一緒にもう一度夢見てくれたら、それはなんで幸せなことだろう。一人じゃないって素敵!
先に原作を読んでしまったから、どうしても比べてしまうけど、原作より翔吾はやんちゃで最初どこのやんちゃ坊主が出てきたかと思ったら、推しだったわ。
仁さんは原作(クレバーでリッチなイケオジ。常に冷静。弱者守りがち。かなりタイプ)と同じで浩一さんのイメージもそのまんまだった✨
何歳になってもいつどこで新しい出会いと胸躍るような日々が待っているかわからない、希望に満ち溢れた映画でした。
あとボクシングに対する意識が変わったかな。
格闘技全般苦手だったけど、ただ殴りあいをしてるんじゃなくて、頭脳戦なんだということを知った。
是非大事な人と一緒にご覧ください。
春に散ったのは何か
序盤から中盤、クライマックスからラストまで、横浜流星さんの顔つきや目の変化がいい。
後半の試合のシーンは、映画のボクシングシーンであることを忘れるくらいの臨場感で手に汗握りながら観てしまった。
昔のボクシング仲間やジム経営者や母親などのベテラン俳優陣はもちろんのこと、チャンプ役の窪田くんの謎な感じや、疲れた橋本環奈ちゃんもいい。
そして、春に散ると言うタイトルを体現した佐藤浩市さんの心情に共感し涙した。
ボクシング映画であり、生き方や生き様を考えさせられる作品。
全199件中、181~199件目を表示