「日本の美、満載。素朴で良い。」春に散る どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
日本の美、満載。素朴で良い。
クライマックス、中西利男(窪田正孝)との試合、スローモーションの演出は泣ける。
居酒屋の外での出会いのシーンが面白い。そして、夏は特等席から花火を見て、祭りがあって秋になって、冬のイベントがあって、春に散るのは桜だけではなかった。
古いジャッキーチェン映画のような師弟もので、ベタなプロットだが引き込まれる。
序盤、主役の二人(佐藤浩市&横浜流星)がボクシング界隈の判定について理不尽である旨のセリフがあるが、それは負け犬の遠吠えだったのかもしれない、ということが後に判明するような展開で上手い。
年頃の男女、黒木翔吾(横浜流星)と広岡佳菜子(橋本環奈)の二人については、あっさり爽やかにスッキリ美しく纏めていた。
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