「生き切りたいと覚悟出来た幸せを感じた」春に散る ひなまつりさんの映画レビュー(感想・評価)
生き切りたいと覚悟出来た幸せを感じた
大人のドラマだと思った
終わりをはっきり見せつけられた仁一、このまま受け入れて過ごすか でも 何か心にモヤモヤがある でも何なのかははっきりしない
翔吾と出会ったことで 仁一は嬉しく 楽しいと生きている実感を掴めた事が羨ましいと思った
横浜流星の本気を佐藤浩市が受け止める
翔吾と仁一のようだ リアルがドラマの二人の関係に確かな説得力をもたらした
ボクシングシーン 練習から試合まで 横浜流星 窪田正孝 坂東龍汰の本気を感じた
プロに失礼のないボクシングシーンにしたいという思いで凄く練習したらしく 迫力があって 翔吾 中西 大塚の思いにも確かな説得力があった
仁一の老いと終わりの受け止め方は 実感する世代になった今と 想像するしかない世代の時とで全然違っている これは面白い感情だと思えた
映画は心情や背景を詳しく語る事はないけれど 表情や言葉や話し方で想像することが出来る
受け止められる年代になって 受け止める事が出来る事が嬉しくもある
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