「満開の桜の下で散った広岡」春に散る アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
満開の桜の下で散った広岡
魅せ場はやはり黒木と中西の試合でしょう。(全部魅せ場だけど)本当の試合を観ているようだった。映画の結末を知らなかったし、レビュー等も読んでいなったので、どちらが勝つのかわからず、結末を予想しても、どちらが勝っても物語は成立しそう。そして何より、最近横浜流星の良さに気付き、若手の推しの1人に。でも窪田正孝も推しの1人。どちらにも勝ってほしい。と本当に試合観戦している気分で魅入ってしまった。どの程度がシナリオなのかは知らないけれど、2人ともボクシングやるし、本気が伝わる。
たとえ失明しても試合がしたい。本人からしたらそうだろう。ただ広岡や母親などからしたらボクシングが出来なくなってからの人生のが長いんだから目が見えなくなったら、と辞めさせたいのは当然だろう。広岡が自分の心臓の手術を拒むのとは違うよね。私はもう広岡の年齢の方に近いから、このまま死んでもやり遂げたい広岡の気持ちはよくわかる。黒木が勝って、桜の下で散ってしまったけれど、満足したんだろう。
ボクシング場面だけでなく、周りの人達の人間性もわかるように描かれていて、全体的にとてもいい映画でした🥊
コメントする
NOBUさんのコメント
2023年8月29日
今晩は。
共感有難うございます。
ボクシング映画って、響きますよね。
そういえば、昨晩ニコール・キッドマン主演の「アザーズ」を鑑賞しました。正統的、哀しき英国幽霊譚でゴシック風味も良き作品だと思いましたよ。では。