「僕の好みとはちょっと違いました」春に散る 福島健太さんの映画レビュー(感想・評価)
僕の好みとはちょっと違いました
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映像として全体的に暗い印象を受けました。
家を取り壊しているところをスマホで撮影したり、タイトル戦が決まった直後の暴行事件で謝罪に行ってSNSで騒ぎになるのが一番困ると言われていたり、東洋太平洋のタイトルを取った後世界王者がスマホをいじっていることに対して腹を立てたり、スマホ全盛の現代が舞台のはずですが、鮮やかな感じのないどことなく暗くてザラっとした映像は、昭和のテレビドラマのようだと感じました。
お話の内容も、序盤の方で青年がボクシングを教えて欲しいといってきたときに、判定で負けたとか、赤コーナーに強いチャンピオンがいたら判定では勝てないというようなことを言っていたのに、結局彼は判定で世界王者のタイトルを取ったでしょう?
目の障がいが見つかって試合を辞退するのか敢行するのか揉めたり、年寄りのシェアハウスにボクサーの青年や姪の人やらが住み着いたり、出て行ったり。
僕には難しくて理解できませんでした。
僕はもっと、主題のわかりやすい話が好きなので、これは好みではないです。
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