「情熱を傾けられるものを見つけたくなる」春に散る ぞのさんの映画レビュー(感想・評価)
情熱を傾けられるものを見つけたくなる
今回は横浜流星さんの役作りが話題になっていたのもあり観てみました。
初期のころは、年齢のわりにえらい色気のある役者さんだなあとしか思ってなかったのですが、作品を見るたびに演技の成長が著しくて…ずーっと努力を重ねてきたんだなあと何か親のような目線で見てしまいます。
人生のなかで、夢中になれるものを見つけて没頭できることってそう何度もあることじゃないし、見つけられずに人生を終える人もいると思います。
この作品を見ると、いくつになっても、
情熱を傾けられる何かを見つけたいって思います。
鶴太郎さん(役)なんてやさぐれた初めのころからは別人になっちゃいました。
ほかの登場人物のキャラクターもそれぞれ際立っててみんな良かったです。
ボクシング自体はよく知らないので語れませんが、最後の試合は、本当の試合のように見てて苦しくなってきました。
それだけの臨場感を感じさせてくれた窪田正孝さんも今回個人的に推したいです。
ちょっと長めですが、長尺を感じさせない映画でした。
あらゆる年代の方にオススメしたいですね。
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