「託した夢。」春に散る SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
託した夢。
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過去に理不尽、不公平な判定負けの経験がある元ボクサーオヤジと少しブランクのある若者のボクシングの話。
飲み屋で若者3人といざこざの仁一、飲み屋を出た後にその若者3人に絡まれる、元ボクサーの仁一はその若者を軽くあしらう、それを見てたもう1人の若者が仁一に近づき仲間だと勘違いされ構えられる、ボクシング経験のある若者翔吾もとっさに構えたがあっさりカウンターで人生初のノックダウン...翔吾が仁一へ「俺にボクシングを教えてくれ!」と言った事から始まるストーリー。
元々空手の経験ある翔吾演じる横浜流星さんと現役でボクシングを習ってる中西演じた窪田正孝さん、ラストの世界戦の戦いは見応えあったし胸が熱くなった!
戦いの終盤、翔吾が中西を圧してるシーンで山口智子演じる令子が「黒木いけぇー」と発したセリフにはさらに胸が熱くなり涙。
仁一の古き元ボクサー仲間のサセケン(片岡鶴太郎)と次郎(哀川翔)の関係性も観てて良かった!やっぱ翔さんは荒くれた役がいいね!
自分の変わりに夢を果たしてくれた翔吾、翔吾の勝利を見届けた後に桜の木の下で散った仁一は悲しかったけどあの散り方は渋かった!
その直後、ラストでタイトル「春に散る」はもちろん計算なのはわかるけどさらに渋くてカッコ良かった!
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トミーさんのコメント
2023年8月25日
共感ありがとうございます。
エンディング近くまで音楽も無く、タイトルがさっと出る所は、本当に良かったです。半年後・・はもうちょっと違う形に出来なかったですかねえ。