「もうすっかり」春に散る トミーさんの映画レビュー(感想・評価)
もうすっかり
ウェルメイド職人、瀬々監督。橋本環奈をあんなに幸薄く撮れるとは。坂井真紀さんもイイ役が続いてる。結末は判っているんだけど、そこまでの不穏さがラストであっさり・・ちょっと物足りない気持ちになった。ボクシングはちょっと異質なスポーツだと再認識。
トミーさん、コメントありがとうございます。
>評判の悪い“半年後”の描写
"その後は想像するから要らない"
との意見があるのも理解できます。・_・
ただ、
掴んだ栄光とは別の道を歩き始めた者 (黒木) と
身内の最後の一人を無くしてしまった者 (佳菜子)
とが
何かを失った者同士として また
春に散った男に縁のある者同士として
一緒に暮らし始める形で再スタートを切る
そんなイメージのあのラストの描写は、
個人的には「有り」かなと思いました。・_・
トミーさん、コメントありがとうございます。
瀬々敬久監督は元々多作家ですが、そろそろジックリ腰を据えて作品を練り上げるポジションではないでしょうか。
今のペースだと、撮影中に別の作品の構成を練っているのは明らかです。このままだと、上手な職人になっちゃうんじゃないかと心配です。
格闘技全般がそうですが、特にボクサーは命がけでリングに上がります。他の格闘技に比べて成功の報酬が桁違いですから、頂点を目指す選手のストイックさも桁違いです。
ただ、安全管理も他の格闘技より進んでいます。
本当なら黒木はメディカルチェックで試合には出られなかったでしょうね。
因みに、近年で、試合中か試合直後に死ぬか再起不能の怪我を負う事故の数は、実はプロレスのほうが多いのです。安全管理が緩いからですが、フェイクファイトも命がけです。
コメントありがとうございます。
個人的には半年後はなくてもいいかなって思います。
想像を超えるものがあったわけでもなかったので…
スパッと切ってエンドロールで想像してねっていう形が好きですね。
共感とコメントをありがとうございます!
ラスト。。
お弁当忘れて呼び止めるの。。
もうやめて欲しいです笑
あの幅広のお弁当をあの縦長の薄いリュックに入れる?!
縦に入れたんかい!!と。
そしてダッシュすな!!と。
弁当とカバンのサイズには敏感な母ちゃんなもので、気になりましたw
昭和感を払拭すべく、あのパートを加えるのなら、翔吾が1人で新たな道に進む!が良かったです。
ボクシングというスポーツは、チャンピオンのまま綺麗に引退出来て、その後のキャリアも華々しい。。という成功モデルが少ないので、どうしても「美学」的なオチになる事が残念です。
仰る通りでボクシングって異質なスポーツですよね。。
そして、
浩市さん大好きなので、もう少し染めて欲しいです(^。^)
白髪ヘアはどーしたって三國様と比べてしまいます(T . T)
長文失礼しましたm(_ _)m
又、共感作でお邪魔させて下さい
(o^^o)
コメントありがとうございます。
仰るとおり、「怖いから」は恐らく本音ですね。
胸を叩いたりするあのジェスチャーは、僕もよく分かりませんでした。笑
ただ、その時の表情で「おや?」と思わせてからの無言で直向きな練習シーン。
あの構成は見事だったと思います。
あれだけ殴り合うんだから、そりゃ危険ですよね!ママ友の息子さんがボクシングをやっていた時、殴られるのを見るのは辛い、だから試合にはあまり行けない。と話していたことがあって、黒木の母が誘われても行かなかった場面で、思い出しました。
追加情報ありがとうございます❗️
アメリカは、日本と違って、麻薬とか銃器のアングラマネーも相当出回ってそうだから、ニッチな市場でも成り立つし、稼げるのかもしれませんね。
今晩は❗️
メイウェザーって50戦無敗で5階級制覇‼️っていう、とんでもない人なんですね。トミーさんのコメントからネットで調べて初めて知りました。
井上選手のことも凄いということしか知らないのですが、昭和の頃の拳闘というイメージとは全然違うのだろうな、とは感じています。でも、時代は変わっても、勝ちたい、もっと強くなりたい、という純粋な気持ちは変わらない。
そんな清々しい人たちであることには変わりない、そう思います。
失礼します
早速共感ポイント&コメントありがとうございます
自転車の件、私なりの解釈です 貴殿のご指摘が正しいかも知れません(汗 片方失明している事は本編で観逃していたかもです
何人かの優秀なレビュアーさんのご指摘の通り、今作はそもそも長編原作ですので、何らかの改編をしないと収まらないという制作陣(よく監督に集中した責任を投げ掛ける人もいますが、これだけのステークホルダーがある作品となるとそんな単純な責任ではないでしょうね)の意図は確かに善し悪しに重大なファクターをもたらしますね
そう思うと、映画作品そのものが"「世の中矛盾してるんだよ!」"という台詞に集約されてしまうメタファーかもしれません(苦笑 原作未読なのですが、佳菜子の重要性がストーリーに巧く拾い上げられていないという提言は、原作既読観客の方の大事な感想ですね なにせ、確かに未読の自分でも彼女のシーン(俳優の事ではなく、ストーリー上の存在意義)に、疑問が湧いてしまいましたから・・・
例えば、主人公の二人は、それぞれが必死なので、どうしてもストーリーの視野を狭めてしまいがちになるところ、鶴太郎の狂言回しで、きちんと観客に俯瞰を説明してくれる親切感を与えるのも演出だろうと思うので、橋本環奈に於ける役割を考察しようと思ったのですが、生来からの面倒くささが発動してしまい(苦笑
駄文、お目汚ししてしまい、大変失礼しました
今晩は。
コメント有難うございます。
ボクシング映画に外れ(ほぼ)無しと言われていますが、今作もそうでしたね。矢張り俳優さんが身体を張ってCGなしに演じる姿が響くのだと思います。
近作で言えば「アウシュヴィッツの生還者」で主演した方の同一人物とは思えない激やせ振りが印象的でしたね。では。
こちらこそありがとうございます!
半年後辺りでやたら席を立った人間がいて何で立つんだよ!(笑)とそちらに気をとられ何かうろ覚えなんですが、タイトル出てエンドロールの方がしっくりきたのかな!?(笑)
この終わり方は人それぞれの好みが出そうですね。