「敵の設定をもう少し・・・」HITMAN ヒットマン ザ・ファイナル よしさんの映画レビュー(感想・評価)
敵の設定をもう少し・・・
暗殺現場で生き別れの娘と会ってしまった殺し屋が、その娘を守りながら追跡者を躱す物語。
B級テイストですが、世界観は好きな作品です。無駄に派手にならず、無駄に風呂敷を広げず、出来ることをしっかりと映した映画で好感が持てました。
ストーリーはアクションよりは、暗殺者と娘との関係を映す人間ドラマ。
娘である可能性を感じながらも確信が持てない暗殺者。そんなことを知らずに拉致された恐怖に怯える娘。隠れ家での二人のやり取りに引き込まれます。
もう少しだけ、追跡者の強さが圧倒的でも良かったかもしれません。サイコとしての描き方は秀逸で不気味ではありましたが、特別強いキャラと言う描写はありませんでした。
主人公では死を覚悟しなければならない、でも二人なら・・・にすれば、もっと緊迫感も説得力も増したかもしれませんね。
私的評価は普通にしました。
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