モンタナ・ストーリー
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主人公はモンタナに一人で住む父親が倒れたと聞いて、帰ってくる。父は意識不明で寝たきりだが、看護師がついていた。帰ってこないと思っていた姉が帰ってくる。そして父親と姉弟の関係が明らかになる。家族はオールマイティではない。
難しい
父を毛嫌いしモンタナを飛び出した姉。姉への虐待を止められなかった弟。父の危篤に姉弟が再会する。結局、父は死に姉と弟の仲は修復される。1000年以上昔からインディアンの地であったモンタナ州。山々が連なりmountainのスペイン語でモンタナと名付けられた地。そんな地を舞台に家族の物語を描けば、淡々とした空気感になる。その空気感は良いのだけれど、ストーリー的には暗く、説得力もない。そんな映画。
家族に起きた確執が話の中心で、家族3名と、少し距離のある雇われのお母さんが当事者とするなら、第三者として登場する看護師が、短い言葉で的確に正しい方向へとヒントを与えている感じか。しかし裏テーマとしては、まだ元気な馬を安楽死させようとする一方、目を覚ます見込みのない父を生命維持装置で生かし続けるという対比が、誰にも起こりうる重い現実を投げかけている。そして終わらせることが決して不幸ではないということなんだろう。ケヴィンモービーの歌がいい具合に響くなあ。
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