「わりと重いテーマだと」モンタナ・ストーリー アウトテープさんの映画レビュー(感想・評価)
わりと重いテーマだと
家族に起きた確執が話の中心で、家族3名と、少し距離のある雇われのお母さんが当事者とするなら、第三者として登場する看護師が、短い言葉で的確に正しい方向へとヒントを与えている感じか。しかし裏テーマとしては、まだ元気な馬を安楽死させようとする一方、目を覚ます見込みのない父を生命維持装置で生かし続けるという対比が、誰にも起こりうる重い現実を投げかけている。そして終わらせることが決して不幸ではないということなんだろう。ケヴィンモービーの歌がいい具合に響くなあ。
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