君に幸あれよ

劇場公開日:

君に幸あれよ

解説

俳優で写真家としても活躍する櫻井圭佑が、オリジナル脚本で撮り上げた初監督作品。撮影時25歳の櫻井が、主演を務めた俳優の小橋川建、高橋雄祐とともに企画を立ち上げ、20代の新進気鋭のスタッフ・キャストが中心になって作り上げた。

巷では狂犬と呼ばれて恐れられる真司は、過去に大切な弟分を亡くしたことから、人に興味を持つことを避けて生きてきた。債権回収などの裏稼業で生計を立てていた彼は、ある日、理人という不思議な青年と出会う。理人と一緒に過ごすうちに、次第に穏やかな日々を取り戻していく真司。しかし、真司の過去の過ちが原因で理人が事件に巻き込まれてしまい、それをきっかけに真司の心に再び激しい思いが湧きあがる。

主人公の真司役に「無頼」「花と雨」などに出演した小橋川建、不思議な青年・理人役に「僕たちは変わらない朝を迎える」「透明花火」の高橋雄祐。そのほか「岬の兄弟」の松浦祐也、「朝が来る」の中島ひろ子、「冷たい熱帯魚」の諏訪太朗ら実力派が脇を固める。

2022年製作/78分/日本
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2023年2月4日

スタッフ・キャスト

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(C)映画「君に幸あれよ」製作委員会

映画レビュー

4.0❇️ラーメンが食べたくなる。シンプルで良かった。

2024年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

単純

君に幸あれよ ❇️『不味そうなラーメンを美味しそうに食べる❗️』ラーメン食べたい。🍜 🇯🇵東京都 金貸で生計を立てているチンピラ信二。 新人部下を押し付けられ、そのキャラに自分が成長していくほっこりストーリー。 ◉86B点。 ★彡予想外のシンプルベストな作品。 完全にやられました。オススメ‼️ エンドロール後も見ないとです。 🟡見所5! 1️⃣⭕️『風景が好き。』 ★彡寂れた裏道や線路など凄く味がある。 全てにおいてロケーション合格! 2️⃣⭕️『新人チンピラが無垢すぎて』 ★彡最初はなんだコイツと思って見てましたが、どんどん心に染み込んできてもはや主人公だった。 3️⃣⭕️『ラーメンが美味そう。』 ★彡終始ラーメン🍜シーンがあって不味そうなラーメンを美味しそうに食べるギャップが良かった。 🍜🚬💉💴🥃🔪🩸💮 適当に観た映画が予想以上だと本当に映画見て良かったと思う今日この頃。🤔

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シネマを喰らう

3.5アウトローほど時に感情を突き刺す

2023年10月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

テーマとフレームを上手く捉えながら、凄く重厚なドラマになっていたと思う。78分の見やすさもあって、密度の高い映画体験をした。 闇金の回収に勤しむ主人公というアウトローな設定をフックに、変わった弟分によって人間味が滲んでいく。ギャップを一見感じるような設定だが、義理人情で繋がれた世界を上手く引き合いに出しながら、感情をほぐれていく様を丁寧に描いている。バイオレンスな雰囲気には落ちきっておらず、人間関係を軸に展開するので、芯の強さも感じられる。 小橋川建さんは初めましてだったが、ヤンチャな感じがすごく似合う。高橋雄祐さんとのバディ感が次第に馴染む感覚も良かった。強いて言うなら、いい映画止まりだったのかなとも思う。 ラストまで救いがあって良かった。実に邦画的で優しい作品だったと思う。

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たいよーさん。

5.0若い感性がつまった素敵な作品です

2023年2月11日
スマートフォンから投稿

泣ける

笑える

オンライン試写会で観ました。 放映時間の関係でまた劇場に足を運べてないのが残念です。。 始めは裏社会の話しで、少し怖いシーンもありましが、クスっと笑えるシーンもあり、シンジの過去の出来事による心の中の闇が、シンジのことを大好きな人との関わりで乗り越えていける姿を見てるのが嬉しくて思わず涙が出てくる場面もありました。 多才な櫻井さんの映画初脚本、初監督の作品で、櫻井さんの若い純粋な感性がしっかり伝わってくる作品です。 主人公の2人も、これからの希望となるような素敵な方達です。 これから社会に出て行く人、すでに社会に揉まれていろいろ経験してしまってる人にも、年齢も問わずこれからの人との出会いを大切にしたいと思える作品です。 たくさんの方に観て頂きたい作品です。

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ミハエル☆

3.0角ロックって…

2023年2月4日
Androidアプリから投稿

悲しい

幸せ

弟分を亡くした過去から人と関わることを苦手とするヤミ金の回収業の男が、暴力とクスリが極度に苦手な新人の面倒をみることになる話。 冒頭、クスリを打つ男と、亡くなった若者をみつける主人公の描写から始まり、子分と距離を保ちながら回収をする主人公の描写になっていくけれど、世話になっているチンビラから新たに面倒をみるように頼まれた男は、純粋というよりも発達障害か知的障害かというレベルでちょっとキャラ付け過ぎの様な。 あらすじに記されていたり、彼女のセリフで理人に会って変わった的なこと言っていたけれど、そんな印象全然無くて、クスリからちょっと離れただけみたいな感じだし、水掛けた件も彼女は何してた?とイマイチ表現しきれていない感じも。 しかしながら、中途半端なそういうところで生きる主人公の哀しさや情けなさとかはなかなか好みだったし、それもありつつの落としどころも良かった。

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Bacchus