「クインが可哀想」オールド・ガード2 ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
クインが可哀想
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500年の拷問から解放されたクインが可哀想すぎて、、、
溺死した瞬間に蘇り再び溺死、それが500年続くとかおそロシア。
そんな地獄でも同じ状態のアンディを助けなければと蘇った彼女が知ったことには
アンディは拷問も受けず自分自身の捜索を諦めた知ったときの喪失感はないだろう。
しかしだ、これだけの思いを抱いたクインの扱いが正直雑だなと思った。
この話はクインだけでまとめても十分深みがあったはずだ。
そこにディスコードのうっすい陰謀が絡むことでクインの思いが一緒に薄まってしまった。
本来であれば、クインは500年の地獄に精神崩壊して全人類を呪ってやるんだと思うはずだし、アンディに対しては捜索を諦めた裏切り、そして新たな仲間がいる嫉妬、普通ならまともでいられるはずがない。これがアンディへの愛情?友情?が絡み許したいけど許せない、事情は分かってはいるが、私は地獄でもアンディを思っていたというのであって2時間の物語でどうにかなるはずがないんだよね。
なので唐突にディスコードの企みに話が変わった原子力発電所の最後のシーンで結構興醒めした。陰謀の割に手が込みすぎているんじゃね?って。
しかもまさかのパート3へ続くとか、、色々中途半端だったので前作よりだいぶ落ちるかな。
まあ3に期待。
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