劇場公開日 2023年3月3日

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フェイブルマンズのレビュー・感想・評価

全311件中、121~140件目を表示

4.0おっ、今から面白くなりそうと思ったら

2023年3月11日
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2023年劇場鑑賞52本目。
スピルバーグの自伝的作品とのことですが伝記映画ではないので果たしてどこまで実話なのかというところですね。
間違いないのはユダヤ人であるということと、映画づくりを子供の頃からしていたということなどですか。でもなぁ、スピルバーグが映画業界に入って頭角を現していくところが一番見たかったのにその手前で終わっちゃうんですよね。あれだけ長かったのに消化不良でした。

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ガゾーサ

3.5スピルバーグの、ってのなくていいくらい

2023年3月11日
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想像してたのとまったく違ってた。「E.T.」の家庭に父親がいなく、母親がテンション高めで、妹がお父さんのことを言うと泣いたりするあたりがスピルバーグの子どもの頃に見ていた家族の姿だと思っていたが、もっとディープでした。そして母親と父親の間に起こった出来事。伝え聞いていたカメラを持った神童の姿もチョロチョロっと描かれるのだけど、そのカメラはもっと見てはいけない世界を捉えてしまっていた。
映画は偉人の伝記ではなく、むしろあまり見せたくないパーソナルな秘話。幼年期青春期に自分の手にシネカメラがありました、という少年の話で、虚構に魅せられる少年が、真実しか映さないカメラを通して映し取ってしまった真実に悩み、また真実だけど中身が映ってない、ということに悩むいじめっこがいたり、アメリカ映画といよりは、ヨーロッパのアート映画のテーマのよう。これ、スピルバーグの自伝、とかいう設定なく描いても良かったのではと思ってしまう。いや、フェイブルマンという名前にしてるくらいだから宣伝の仕方よりはその趣向ではあるのだろう。ただ、ラストシークエンスのあの巨匠の登場は問答無用に感動。そしてラストカットのゆらっ、はニンマリする。

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ONI

3.0「スピルバーグの自伝的作品」という看板が重荷になっていたかな

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

偶然なのか必然なのか分かりませんが、今年は映画史とか映画人に関する映画が続々と公開されています。1月には数々の映画音楽を手掛けた映画音楽作曲家であるエンニオ・モリコーネの業績をドキュメンタリーで描いた「モリコーネ」が、2月には1920年代、サイレント映画で隆盛を極めていたハリウッドをモチーフにした「バビロン」が、それぞれ日本で封切られました。そして今月は、映画界最大のヒットメーカーであるスティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品である、本作「フェイブルマンズ」が公開されました。映画好きとして、前2作と同様に内容に興味があると当時に、本年度のアカデミー賞候補ということもあって、取るものも取りあえず観に行きました。

まずスピルバーグの自伝ということでしたが、実際に本作で描かれているのは、彼が小学生時代から大学を中退して本格的にプロとして映画界に参入するまでの期間であり、名作の名場面がいくつも観られた「モリコーネ」のように、「E.T.」や「シンドラーのリスト」と言った、スピルバーグが製作した作品については全く触れられていませんでした。さらに、スピルバーグ本人の役どころとなるサミー・フェイブルマン少年が、実は主人公の立ち位置ではなかったということも、中々に衝撃でした。現に本作は、今年度アカデミー賞の7部門でノミネートされていますが、その内訳はと言えば、作品賞、監督賞のほか、サミーの母親役を演じたミシェル・ウィリアムズが主演女優賞、ボリス叔父さん役を演じたジャド・ハーシュが助演男優賞でノミネートとされている訳で、サミー(スピルバーグ)は主役じゃないのです。エンドロールでも、ミシェル・ウィリアムズがトップに出て来てましたからね。

確かに本作のストーリーも、サミー少年がいかにして映画に興味を持ち、どういう少年時代を送り、アマチュア時代にどんな映画を撮ったのかという一般的な意味での「自伝」の部分は、サイドストーリーに過ぎませんでした。メインテーマは、あくまで母と子の葛藤であり、母の身の振り方であり、サミーから見た母の心情の変化だったのであり、映画そのものを真正面から題材にした「モリコーネ」や「バビロン」とは、かなり性格を異にする作品でした。

その結果、若干肩透かしを食らった感もありましたが、映画界の巨人・スピルバーグの自伝としてではなく、母と子の物語として観れば、それなりに面白かったとは思います。ユダヤ系に対する差別が描かれている点などは、恐らくは現代のアメリカ社会にも通じる社会問題でしょうし、両親の離婚が子供に与える影響ということも、家族をテーマとする話として永遠のテーマでしょうし、何よりも母と子の葛藤や愛情物語というのも、これまた永遠に語られるべき話。こうした要素を考えると、「スピルバーグの自伝的作品」という看板が、むしろ本作の重荷になっているような気すらしたところです。

そんな訳で、「スピルバーグの自伝的作品」という看板がなければ評価は★4と言いたいところなのですが、あまりに重い看板であり、こちらの期待が別の部分にも行ってしまっていたということもあったので、評価は★3としたいと思います。

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鶏

5.03.8) スピルバーグと出会い直す。

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

その幸福感に満ちた傑作だ。
ノスタルジー性を脇に追いやり、気が付けば映画という芸術の持つ「怖さ」が前面に顔を出す。
それでもorだからこそ自分は映画が好きなんだと改めて思う。

私の映画館デビューは父に連れられて観た『未知との遭遇』@新宿プラザ劇場。
少年には難しい内容だったが、私の映画原体験として強烈なインパクトを残した。
本作の冒頭シーンともオーバーラップする、そんな「スピルバーグっ子」の自分だが、正直ここ数年の作品をそれほど好きになれず、本作も期待と不安半々で鑑賞。『プライベートライアン』以来の大傑作じゃないか。

誰しもが持つ、子供時代の秘めておきたい部分。
それを美化することなく(映画として美しく撮りはするが)自己開示する度量の大きさにまずは敬意。そしてその開示は、たんにノスタルジーのためなどではなく「映画の本質」を観客と共有するため。という実に高次元な芸当をやってみせていることに驚嘆した。

映画は真実をばらし、嘘もつける。
少年サミーが最後にそこに気付くというのが、本作の根幹だった。
この気づきに辿り着くまで、彼の類まれなる才能が故に苦労を背負い込んでしまう。
憎きいじめっ子すら、本能的に美しく「撮ってしまう」皮肉。
そしてクローゼットの中で、サミーの母親が独りで観た作品も、ため息が出る程に美しかったに違いない(彼女の表情からそれが分る)。母の頭にこびり付くその残像があの悲しい決断の決定打になってしまったのかもしれない(だとすればなんという皮肉だろう)。

自分の宿命に気付いたサミーの表情が、少年から大人のそれへと変わる。
『E.T.』のラストシーンでエリオットが見せた凛々しさと同じだ。
そして「神からの祝福」を受けた、あのエピローグの何と素晴らしいこと!
あの後姿は70才を越えてなお前を向く巨匠そのものだった。

スピルバーグの過去作を見直そう。
きっと新たな発見があるはずだ。
もちろん新作が今から待ち遠しい。

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tsukareguma

5.0良かった。

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

スティーブン・スピルバーグ監督の半自伝的の物語がとても良かった。
家族旅行やサミーの8ミリカメラで撮った映画が凄く良かった。
映画に出てきた数々の映画が観たくなった。

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tatsu tatsu

4.0エブエブより断然こっちに軍配

2023年3月10日
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スピルバーグが血液になっているくらい彼の映画を見てきたものにとってはアカデミー賞は昨年自伝映画ベルファストが残念だっただけに同じ監督自伝映画のこちらに最優秀作品賞をとってほしいと願う。
ラストが特に…もう最高すぎるでしょ!
やっぱ人生にとって映画って最高の宝物だ!

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ひらっち〜

4.0永遠の映画少年。

2023年3月10日
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楽しい

はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。

ちょっとしくじりました。スピルバーグの映画は大体観てるんです、面白そうなエピソードは「ウエスト サイド ストーリー」のレビューで語ってしまいました。いやね、そん時はこんな自伝的な映画を作るとは思わなかったもん。

EP1
スピルバーグの大作も好きなんですが、オムニバスも好きなんですよ。例えばですね・・

「世にも奇妙なアメージングストーリー」

スピルバーグは製作総指揮。

父親がミイラになっちゃう話が面白くってね。原題はマミーダディ。わかりますよね。マミーに母とミイラと掛けています。ところが邦題は・・・

パパはミイラ。

韻踏んでねえ‼️

EP2
リバイバルでETを観に行ったんですよ。10年前くらい前かな。今は無き松竹セントラルに。後ろのJKがうるさくてね。黙れこら!とか思ったんですね。なんかお母さんに無理矢理連れてこられた感じです。そして映画は終盤。後ろから鼻をすする音。
ちらっと見るとJKは嗚咽してる。

名作は時代を超えます。

EP3
2年前の年末に柴又に行きました。鰻を食べにね。寅さんのロケ地の有名店。ところがなんと年始に備えて休み。仕方がないんで駅の近くの寿司屋に行きました、あんまりやる気のない感じです。

テレビでは懐かしい映画。「ジョーズ」
後半です。うん、面白いなあ。その時女将さんが一言・・・

うちの大将、「男はつらいよ」に出た事が有るんですよ。

えーーーまじっすか! 早く言ってよ!

一作目のエキストラだったんだって。以上柴又の寿司屋でほっこりした話しでした。

締めるなよ‼️

はい。枕終了。

この映画って自伝的作品と言われてます。のちのスピルバーグの映画に通じる描写が沢山有るんですね。

例えば列車の衝突。8ミリ映画の偏愛。プロムのドキドキ感。言いづらいんですがユダヤ人への偏見。種族の違う生き物への愛情。一人親のせつなさ。映画音楽の重要性。

なんの映画かは言いませんが、わかりますよね?

全部抱きしめて、スピルバーグは成立しました。

この映画はスピルバーグのphillosophy(哲学)なんですよ。

何回も繰り返される、シーエンク。家族や同級生に自分の撮った映像を観せます。様々なリアクション。やった!笑った!びっくりさせた!怖がらせた!それが後のスピルバーグを動かすエネルギー。

映画は観客に届けて成立する。

簡単に言っちゃうと娯楽映画ですよ。でもそれこそが一番大事。個性とか芸術性とか作家性とかうるせえよ!

前も同じ事言ったんですが・・・

スピルバーグと同じ時代に生を受けて良かった。

スピルバーグは永遠の映画少年‼️

お付き合い頂きありがとうございました。

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masami

4.0意外性のある展開

2023年3月9日
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名匠スピルバーグ監督の自伝的作品と言う事だが、意外にも普通の家族の触れ合いを丁寧に描いており、幼少期から青年期に男の子が衝突して抱える多くの出来事を正面から描きテンポも良いので長さを感じさせないで終わりました。

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デコ山

3.0ファン向け

2023年3月9日
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スピルバーグの自伝…という作品でなかったら、おそらく最後まで観ていられなかった。

それでも、対照的な夫婦の元で映画の沼にハマっていく若き日のスピルバーグ少年を眺めている中盤までは楽しかった。
おばあちゃんが亡くなる時、お父さんは心電図を眺め、お母さんは身体を抱きしめ、主人公は脈打つ皮膚を観察してた。
なんて象徴的な描写なんでしょう。

障がいがあること、身体が小さいこと、ユダヤ人であることなど、おそらく当時の社会では、特に年頃の子供にとって辛いことが多かったであろうことは想像に難くない。
それでも彼は「世界で最も成功した映画監督」になれたワケで、好きなコトを続けるってやっぱり大事よね。

ただ、映画そのものはあんまり…。
最終的に「主人公がスピルバーグだということ」が私にとって物語に集中させる最大の要素になっていた。

後半、プロムで起こるあれこれも何だかピンと来なかったし。

少し前に公開されている「パビロン」と繋がってる部分もあるけど、何しろ出てくる映画も監督の名前も古いので、かなりの映画好きでスピルバーグファンならもっと楽しめたのかな。

私はスピルバーグ作品は好きだけど、この映画が「ジョージ・ルーカスの自伝」だと言われても、「…それはそうかもな」と思っていただろうし。
おそらく有名なエピソードもあるんだろうけど、後の作品につながる様な「いかにもスピルバーグ」って要素も無くて残念。

追伸
観た後、配信で「宇宙戦争」観てたら、序盤で一瞬、主人公が最初にショックを受けたあの鉄道のシーンがTVに映った。
多分、詳しい人はこういうのも楽しいんだろうな。

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キレンジャー

5.0物語的にも映像的にも、スピルバーグの集大成と言える一作

2023年3月9日
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サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)という架空の人物が主人公であるものの、もちろんモデルは本作の監督、スティーブン・スピルバーグご本人。

「フェイブルマン”ズ”」という題名どおり、本作はフェイブルマン一家全員の物語としての色彩が濃く、とりわけ母親の存在感が際立っています。また両親の職業をはじめとして、本作でエピソードとして差し挟まれる挿話の中に、かなり実話的な要素が含まれているとのこと。その中には家族関係の「陰」の部分も含まれるため、スピルバーグがこれまで作品化できなかったことも納得いきます。そしてこれを語らずしてキャリアを終えることができない、という言葉の重みも。

本作はスピルバーグの映画人生の集大成であることはもちろん、映像的にも、彼が構築した映像世界を凝縮したような作りとなっています。特に本作では、(キューブリック直伝の?)プラクティカル・ライティングという、その場の光源を意図的に画面内に写し込む技法を多用しており、その美しさは歴代作品の中でも際立っています。これは多くのスピルバーグ作品の撮影を手がけてきたヤヌス・カミンスキーの手腕も大きく、この度のアカデミー賞において、撮影賞にノミネートされていないことが不思議なほどです。

スピルバーグが師匠の教えをどれだけ大切に思ってくるかが伝わってくるラストは、ユーモアに満ちていて実に素晴らしいです。これだけキャリアを積み重ねてもなお、ストーリーテラーとしても映像作家としても進化を続けているスピルバーグに、ひたすら驚かされる映像体験でした。

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yui

3.0全体的に退屈だけどラストは良し。

2023年3月9日
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地平線の位置はどこ?そこからラストの遊び心は星0.5増加。
はじめの汽車の衝突シーンのエピソードは昔、新書で読んだのとちょっと違う感じだったがきっかけになった出来事だった事は間違いないのだろう。スピルバーグの手で答え合わせをしてもらえるのは幸せだな。
世にも不思議なアメージング・ストーリーを思い出すようなシーンなど楽しいシーンもあるが全体的に両親との関係や宗教観のズレが主軸で映画はあくまでサムのキャラクター付け程度。その点で少し期待はずれではあった。

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mrkc7

3.0スピルバーグ家の為に作られた名作

2023年3月9日
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スピルバーグの少年時代を描いた自伝作。
巨匠が自身の大切な思い出を映画にした、とあって
全編通して丁寧に描かれており
本作が上質な映画であることは間違いない。

これまで「シンドラーのリスト」をはじめ
さまざまな後世に残すべき実話を
映像化して送り出してきたスピルバーグ。

これは果たして映画にするほどの“実話”だったのか。

スピルバーグの父親は2020年に亡くなったと言う。

劇中でも祖母が亡くなり
悲しむ母のために映画を作るシーンが描かれているが
これはスピルバーグがスピルバーグ家のために作った
作品なのではないかと思った。

要するに個人的なのだ。

何となくスピルバーグの自伝作という付加価値が
映画そのものの価値となっている印象さえ受けた。

もちろん映画ファンとしての観点からすると
後のスピルバーグ作品への影響を妄想しながら
鑑賞する楽しさは充分に味わえたのだが。

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辻井宏仁(放送作家)

3.0あんまり…

2023年3月9日
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スピルバーグ監督の自伝的作品とのことで必見だと思っていて、いざ鑑賞したら少々期待外れ。劇的な何かがあるわけでもなくやたら長い。家族や学校での様々な出来事があってスピルバーグ監督が誕生したんだろうけど、おもしろい作品とは言えませんでした。

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okuy

4.0昨今の差別系の要素もなく凄い良い映画だった 泣く箇所で泣くように笑...

2023年3月9日
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泣ける

楽しい

幸せ

昨今の差別系の要素もなく凄い良い映画だった
泣く箇所で泣くように笑う箇所で笑うように監督に感情を操られているような感覚だった
作りがうますぎる

映画愛がある人ってよりは、映画の呪縛的なものにとらわれた人なのかな
母親をクローゼットに閉じ込めてフィルムで不実を見せるスピルバーグがちょっと怖かった(笑)

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UPtwHmNNLjBjFuAF

3.023-038

2023年3月8日
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出来事には意味がある

子ども時代の原体験が心を支配し、
感情と嗜好を誘導して、
夢を追う。

自伝的と言いながら、
どこまでが事実でフィクションなのか、
結構楽しめました😁

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佐阪航

4.0地平線はどこにある?

2023年3月8日
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楽しい

怖い

知的

「小僧、地平線はどこにある?」

9回裏2アウトからのサヨナラホームランです、ええ。
殊勲賞はデヴィッド・リンチです。

そうですか…スピルバーグにとって「映画史上最高の監督」はあの人なんですね…

終わり良ければ全て良しなのですが、途中は少し伸び悩んだ印象。そうなった要因をいくつか書き留めておく
①てんこ盛りの内容:あまりに内容を詰めすぎてひとつひとつがダイジェストになっている。よって感情移入がなかなかしづらい。
②アメリカナイズされた生活:アメリカのライフスタイルが一般的ではない日本人の僕からすると、ハイスクールライフやアメリカの庶民感覚が今ひとつピンと来ない。更に言えば宗教の重みもよく分からない。背景が共有されないとキツい。
③僕自身が根暗:基本僕陰キャなので、「おサボり日」とか「プロム」とか眩し過ぎて辛かったです。誰かプロムで「ジョニー・B.グッド」を歌ってメチャクチャにしてくれよ...

それはともかく、子供の発想は本当に天才的。初期のホームビデオで使われた工夫がどれも目から鱗。
「好きこそ物の上手なれ」といったところでしょうか?

でも、全部持って行ったのはデヴィッド・リンチ。彼は何故「こちらこそ」と言ったのだろうか?そのことばかりが脳裡をよぎって仕方ない。

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ストレンジラヴ

2.5スピルバーグ大好き

2023年3月8日
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知的

淡々と進むストーリーの中に、スピルバーグらしさが滲み出てました👌😌

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タモン

4.0晩年の黒澤みたい

2023年3月8日
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さすがのスピル選手、キレのいいシーン展開は随所に見られますが、さすがに往年のど真ん中剛速球ではありません。
勘所を押さえた演出は一般的な娯楽作としてはA級ですが、この監督という色眼鏡がかかるので、いつもの圧倒的なドラマチックにはちと不足ですね。
でも黒澤だって晩年はゆったり撮ってたんだから昔からのファンはこれでよし。
この人にはずいぶんお世話になったから。

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越後屋

4.5続きも観てみたい。

2023年3月8日
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知的

巨匠スピルバーグの自伝的な映画ということで、興味深く鑑賞させていただきました。
話の軸は家族の物語が中心なのですが、少年時代、青春時代の体験が、今のスピルバーグの作品作りに大きな影響を与えているのは言うまでもありません。すべての出来事には意味があるのだから。
映画作りのプロとして踏み出したところで物語は終わっていますが、第二章として続きも観てみたい。

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光陽

3.5なるほど

2023年3月8日
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こういう感じね。
おかん、すげーな。芸術家と不倫は別問題だな。

見どころはラストかな。フォード監督の言葉、私にもささった。

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あおい 名前変えました