劇場公開日 2023年3月3日

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フェイブルマンズのレビュー・感想・評価

全387件中、141~160件目を表示

4.0とにかくお母さんが自由奔放でステキ

2023年3月12日
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鑑賞方法:映画館

スピルバーグの幼少時代から、映画監督を目指し始めるまでの物語。 とにかくお母さんが自由奔放でステキ。 ピアノ巧いしキャンプで踊り出しちゃうし、惚れちゃうよ。

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キブン

4.0地平線

2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館

今回もスピルバーグの名人芸でした。 一言だけ。 最後のシーン、あの映画監督を、あの映画監督が演じていて、彼の言葉なのに、彼の映画の登場人物が言ってそうなセリフ。 そういうところも含めて映画への愛を表現した映画だとよく分かりました。

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Pocaris

4.0フィルムが映し出すものの表裏

2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

自伝かー、スピルバーグかー、であんまり見る気がありませんでした。でもみなさんのレビューを読んだり色々考えて、「自伝」でなくて記憶を参考にしたフィクション映画なんだ!スピルバーグって誰どすか?と思えたら急に見る気が出てきたので見ました。面白かったです。沢山笑えて少し泣けた。 ママのミシェル・ウィリアムズが最初から最後まで素晴らしかった。衣装もヘアメイクもセリフも。自ずとからだが動いてダンスする姿、悲しかったり欠落感を感じて何もしたくない気分の彼女、割と雑な料理の仕方と盛り付け、完璧で優しい夫への愛、自分を完全に解放できないジレンマ、サティを弾く彼女、自分をリラックスさせて笑わせてくれる人が好きな彼女。全部に共感できた気がする。なぜテーブルクロスも皿も紙で、カトラリーはプラスチックなんだろう?と思ったけれど、食事終わったらぜーんぶ紙クロスで包んで捨てちゃえば食器洗いしなくてすむね!ピアニストだから手はとても大事です。当時はもう食洗機はあったと思うけど。真っ赤なマニキュア塗った長い爪でピアノ弾くのはないよなあ、と思ったら親友ベニーがまず物言い。その通りだ!奔放で笑うことが好きで自分の気持ちをすぐに言葉にしてしまうところも好き。 ポール・ダノはこの役のために少し太ったのかな?完璧に理系の優秀な技術者、子ども達の父親であり妻を疑いなく心から愛している夫を素晴らしく演じていた。ポール、いい! サミーも可愛かったなあ。チェックのボタンダウン・シャツ見て思わずスピルバーグが脳裏に浮かんでしまったよ~!大人なのにこの人はずっとチェックのボタンダウンにキャップなんだな、と昔思ったから。 スピルバーグの映画で私が好きなのは、「カラー・パープル」「ターミナル」「ミュンヘン」です。

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talisman

4.0良かった! 特にラスト5分の名シーンは鳥肌もの!!

2023年3月11日
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Jett

4.0天才とは・・・

2023年3月11日
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悲しい

知的

難しい

あれほどの天才ができあがるには、それなりの理由がなくてはいけないのか⁉️ 天才の中にも、優劣はある❗️❗️❗️

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イロエンピツ

4.0おっ、今から面白くなりそうと思ったら

2023年3月11日
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2023年劇場鑑賞52本目。 スピルバーグの自伝的作品とのことですが伝記映画ではないので果たしてどこまで実話なのかというところですね。 間違いないのはユダヤ人であるということと、映画づくりを子供の頃からしていたということなどですか。でもなぁ、スピルバーグが映画業界に入って頭角を現していくところが一番見たかったのにその手前で終わっちゃうんですよね。あれだけ長かったのに消化不良でした。

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ガゾーサ

4.0エブエブより断然こっちに軍配

2023年3月10日
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スピルバーグが血液になっているくらい彼の映画を見てきたものにとってはアカデミー賞は昨年自伝映画ベルファストが残念だっただけに同じ監督自伝映画のこちらに最優秀作品賞をとってほしいと願う。 ラストが特に…もう最高すぎるでしょ! やっぱ人生にとって映画って最高の宝物だ!

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ひらっち〜

4.0永遠の映画少年。

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

はい。良く私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。 ちょっとしくじりました。スピルバーグの映画は大体観てるんです、面白そうなエピソードは「ウエスト サイド ストーリー」のレビューで語ってしまいました。いやね、そん時はこんな自伝的な映画を作るとは思わなかったもん。 EP1 スピルバーグの大作も好きなんですが、オムニバスも好きなんですよ。例えばですね・・ 「世にも奇妙なアメージングストーリー」 スピルバーグは製作総指揮。 父親がミイラになっちゃう話が面白くってね。原題はマミーダディ。わかりますよね。マミーに母とミイラと掛けています。ところが邦題は・・・ パパはミイラ。 韻踏んでねえ‼️ EP2 リバイバルでETを観に行ったんですよ。10年前くらい前かな。今は無き松竹セントラルに。後ろのJKがうるさくてね。黙れこら!とか思ったんですね。なんかお母さんに無理矢理連れてこられた感じです。そして映画は終盤。後ろから鼻をすする音。 ちらっと見るとJKは嗚咽してる。 名作は時代を超えます。 EP3 2年前の年末に柴又に行きました。鰻を食べにね。寅さんのロケ地の有名店。ところがなんと年始に備えて休み。仕方がないんで駅の近くの寿司屋に行きました、あんまりやる気のない感じです。 テレビでは懐かしい映画。「ジョーズ」 後半です。うん、面白いなあ。その時女将さんが一言・・・ うちの大将、「男はつらいよ」に出た事が有るんですよ。 えーーーまじっすか! 早く言ってよ! 一作目のエキストラだったんだって。以上柴又の寿司屋でほっこりした話しでした。 締めるなよ‼️ はい。枕終了。 この映画って自伝的作品と言われてます。のちのスピルバーグの映画に通じる描写が沢山有るんですね。 例えば列車の衝突。8ミリ映画の偏愛。プロムのドキドキ感。言いづらいんですがユダヤ人への偏見。種族の違う生き物への愛情。一人親のせつなさ。映画音楽の重要性。 なんの映画かは言いませんが、わかりますよね? 全部抱きしめて、スピルバーグは成立しました。 この映画はスピルバーグのphillosophy(哲学)なんですよ。 何回も繰り返される、シーエンク。家族や同級生に自分の撮った映像を観せます。様々なリアクション。やった!笑った!びっくりさせた!怖がらせた!それが後のスピルバーグを動かすエネルギー。 映画は観客に届けて成立する。 簡単に言っちゃうと娯楽映画ですよ。でもそれこそが一番大事。個性とか芸術性とか作家性とかうるせえよ! 前も同じ事言ったんですが・・・ スピルバーグと同じ時代に生を受けて良かった。 スピルバーグは永遠の映画少年‼️ お付き合い頂きありがとうございました。

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masami

4.0Life with Film

2023年3月10日
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mash

4.0意外性のある展開

2023年3月9日
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名匠スピルバーグ監督の自伝的作品と言う事だが、意外にも普通の家族の触れ合いを丁寧に描いており、幼少期から青年期に男の子が衝突して抱える多くの出来事を正面から描きテンポも良いので長さを感じさせないで終わりました。

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デコ山

4.0昨今の差別系の要素もなく凄い良い映画だった 泣く箇所で泣くように笑...

2023年3月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

昨今の差別系の要素もなく凄い良い映画だった 泣く箇所で泣くように笑う箇所で笑うように監督に感情を操られているような感覚だった 作りがうますぎる 映画愛がある人ってよりは、映画の呪縛的なものにとらわれた人なのかな 母親をクローゼットに閉じ込めてフィルムで不実を見せるスピルバーグがちょっと怖かった(笑)

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4.0地平線はどこにある?

2023年3月8日
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楽しい

怖い

知的

「小僧、地平線はどこにある?」 9回裏2アウトからのサヨナラホームランです、ええ。 殊勲賞はデヴィッド・リンチです。 そうですか…スピルバーグにとって「映画史上最高の監督」はあの人なんですね… 終わり良ければ全て良しなのですが、途中は少し伸び悩んだ印象。そうなった要因をいくつか書き留めておく ①てんこ盛りの内容:あまりに内容を詰めすぎてひとつひとつがダイジェストになっている。よって感情移入がなかなかしづらい。 ②アメリカナイズされた生活:アメリカのライフスタイルが一般的ではない日本人の僕からすると、ハイスクールライフやアメリカの庶民感覚が今ひとつピンと来ない。更に言えば宗教の重みもよく分からない。背景が共有されないとキツい。 ③僕自身が根暗:基本僕陰キャなので、「おサボり日」とか「プロム」とか眩し過ぎて辛かったです。誰かプロムで「ジョニー・B.グッド」を歌ってメチャクチャにしてくれよ... それはともかく、子供の発想は本当に天才的。初期のホームビデオで使われた工夫がどれも目から鱗。 「好きこそ物の上手なれ」といったところでしょうか? でも、全部持って行ったのはデヴィッド・リンチ。彼は何故「こちらこそ」と言ったのだろうか?そのことばかりが脳裡をよぎって仕方ない。

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ストレンジラヴ

4.0晩年の黒澤みたい

2023年3月8日
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さすがのスピル選手、キレのいいシーン展開は随所に見られますが、さすがに往年のど真ん中剛速球ではありません。 勘所を押さえた演出は一般的な娯楽作としてはA級ですが、この監督という色眼鏡がかかるので、いつもの圧倒的なドラマチックにはちと不足ですね。 でも黒澤だって晩年はゆったり撮ってたんだから昔からのファンはこれでよし。 この人にはずいぶんお世話になったから。

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越後屋

4.0タイトルなし

2023年3月8日
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映画を撮るということは、世の不条理に中指を突き立てるということ。うまく突き立てられるようになってよかったね。だけど描けば描くほど、寂しくなっちゃうね。

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ouosou

4.0さすがスピルバーグ

2023年3月8日
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楽しい

興奮

幸せ

スピルバーグの自伝的作品。少年の頃からちょっとしたヒントで何倍にも面白く仕上げるのには恐れ入ったです。ポールダノやセスローゲンの演技はすごいよかった。決して人気スターではないけど上手くはまっていました。 どこまでが事実なのかしりませんが、ラストシーンがもしホントならものすごいことですよね。あれは興奮しますよ。 ジョンウイリアムズの音楽も効果的で近頃引退を撤回して嬉しい限り。 もうすぐアカデミー賞が発表されます。ここに来て超ダークホース作品があっという間に社会の風に乗り大本命になってしまった。 ゴールデングローブ賞で監督と作品の2冠に輝いているのだからどっちか取って欲しいけど無理かもしれませんね。 とても良い作品でした。 ありがとうスティーブン・スピルバーグ。

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エンジェル・ハート

4.0表現すること

2023年3月7日
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彼が映画を撮る度に、笑顔や涙が生まれ、人は喜びや悲しみを抱く。それでも、彼は歩み続けるのだ。

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たく

4.0涙のキス

2023年3月7日
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偉大な映画🎬監督の回顧録です。 両親、イジメ、映画との出会いが眼目ですかね。 二つの二人だけの秘密が印象的でした。

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rakugoya1

4.0スピルバーグ監督の映画創りの原点を真摯に捉える

2023年3月7日
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悲しい

知的

幸せ

大好きなスピルバーグ監督の自伝的作品とのことだったので、夢、希望という言葉に溢れた作品を予想したが、真逆の作品だった。幼少期から脚光を浴びる直前の青年期までの彼と家族の姿を深く掘り下げてシリアスに描いた物語だった。苦悩、彷徨、絶望という言葉が想起される赤裸々でリアルな作品だった。こんな厳しい環境を乗り越えて、スピルバーグ監督は観客を楽しませる作品を創り出してきた。その原動力は何だったのか?を全編を通して表現している。 本作の主人公は、サミー・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)。彼は、幼少期に両親と始めて映画を観て以来、映画に夢中になり、母親(ミシェル・ウィリアムス)に8ミリカメラを贈られてからは、映画創りの虜になっていく。仲間、家族を集めたミニ上映会も好評で、彼の映画創りの才能は一気に開花していく。しかし、彼の映画創りを応援する母親に対し、父親(ポール・ダノ)は、趣味としか考えてくれない。さらに、父親のキャリアアップ転職で、アメリカ各地に移り住み、厳しく辛い学生生活に直面するが、彼の映画創りへの情熱は衰えることはなかった・・・。 主人公の映画創りへの情熱の高まりとは逆に、彼を取り巻く人的環境は悪化していく。両親の確執、離婚。ユダヤ教徒であるが故の差別、苛め、失恋。そんな心が折れそうな厳しい状況に苦悩しながらも、彼は、映画創りを捨てなかった。彼の映画に歓喜する人達の姿が彼の生きる証、糧だったからである。 ラスト。艱難辛苦の末に、漸く主人公はチャンスを掴み取る。そんな彼への巨匠監督の助言が印象的。彼へのエールになっている。吹っ切れた表情の主人公の姿に、これから彼が生み出していく、これまで観てきたスピルバーグ監督作品が走馬灯のように蘇ってきた。同時に自分の人生も蘇ってきて感慨深かった。映画は時代を映す鏡であることを実感できた。 本作は、スピルバーグ監督自身の映画創りの原点を真摯に捉えた作品である。

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みかずき

4.0”The 映画“ って感じ

2023年3月7日
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まっさん

4.0苦痛と憎愛と地平線

2023年3月6日
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初期の作品を除くと、思いの外相性の悪い監督。そんな監督の自伝…なんて思ってたいたのだけれども、流石でございました。これまで描くことの出来なかった過去と、当時口に出来なかった思いが溢れていて、所々感電死しそうになってました。 この映画の素晴らしい所は「夢を語っていない」所。呼吸困難になりながら生き延びていた主人公が何かを掴むまでの物語。掴んだのかすらも曖昧だし。そこら辺がやっぱり上手いんでしょうね。個人的には終わり方が最高でした。 呪いの様な日々に身を焦がす人へのエールな作品でございます。お試しあれ。

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lynx09b