「天才が生まれた普通ではない家族の愛の物語❗️ 映画好きにはたまらない名作❗️」フェイブルマンズ ブルーボイスさんの映画レビュー(感想・評価)
天才が生まれた普通ではない家族の愛の物語❗️ 映画好きにはたまらない名作❗️
主人公サミー(スピルバーグ)は
幼少期から
何かに突き動かされるように
映画を作り続ける。
その姿はまるで
生まれた時から
映画(芸術)に関わる人生を
運命付けらているようだった。
人々に何かを伝えたい時
普通に伝えても
人々には伝わらない。
映画となると尚更だ。
普通では人々は感動しない。
常識に捕らわれない発想の映画で
人々を感動させてきた
巨匠スピルバーグ
それは普通では出来ないのだ。
「天才とは普通ではない人々」
天才は普通には生きられない。
才能を持った人々は
孤独になっていく。
誰にも理解されない人々
だからこそ「天才」なのだ。
自分の中から溢れ出す
夢を叶えたい強烈な思い
夢を叶えるには
自由な精神で生きるには
周囲(時には家族)からの
誤解と孤独を越えて
行かなければならない。
思春期にかけて
青春の喜びも悲しみも
全ての体験を力に変えて
揺れ動きながらも
確実に成長していく
主人公サミー
成長とともに
避ける事の出来ない
親子の衝突
子供を思っているからこそ
幸せを願うからこそ
起きる親子の衝突
子供には普通で幸せな人生を
望む親の姿は
古今東西共通なのだ。
親は子供を思い
子供は親を思っているのに
生まれるすれ違い
親子のやり取りを観ながら
なんだか泣けてきた。
「天才」を生み出した家族とは
どのような家族だったのか?
夢を追いかけるとはどうゆう事なのか?
どうする事も出来ない
思いとどのように
向き合っていくのか?
自分にとって家族とは何か?
鑑賞後
色んな事を考えていると
胸の奥がジーンとなりました。
深い余韻が残る映画です!
是非とも劇場で!
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10年位前から、kinenote、キネマ旬報、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報掲載です。こちらのサイトには昨年2月に登録しました。
宜しくお願いします。
本作、スピルバーグ監督は大好きです。彼が、厳しい環境のなかで、映画作りを止めなかったのは、彼の作品を観て歓喜する人々が彼の生きる糧になっていたからだと思います。
ー以上ー