「これがわたしの生きる道」フェイブルマンズ ゆり。さんの映画レビュー(感想・評価)
これがわたしの生きる道
スピルバーグ監督の自伝的作品ですが、全体の印象は家族の物語です。ユダヤ系の優秀な科学者である父親、ピアノの才能があり奔放な母親、映画に魅せられた長男と妹3人、それぞれが自分の生き方を模索する話です。
論理的で理性的な夫は感性のままに自由に生きる妻を愛するが、二人は歩み寄ることは出来ない。それを敏感に感じ取る母親似の息子、という所は吉田秋生さんの「カリフォルニア物語」(漫画)を思い出しました。
初めて映画を観て列車事故のシーンに衝撃を受けたサミーが、模型を使って再現し、異常なくらい何度も繰り返すシーンは、スピルバーグ監督なんだなあ、と感心します。
成長して自主映画を作る時の様々なアイディアが面白いですが、それだけでなく、カメラは対象をリアルに映し出すという特徴ゆえに、残酷でもあるし、作り手の意図で受け手の印象を変えることが出来るという両面を持っているというメッセージもありました。
ゲスト出演者に注目してください。
Mさん、本作は若きスピルバーグ少年が、映画監督になる夢を叶える話、だと思って観た人はがっかりするみたいです。宣伝がそんな感じでしたから。監督の幼少期の思い出ではありますが、これはフェイブルマン家の人々の話、として観れば面白いです。
こんばんは♪
共感コメントしていただきましてありがとうございました😊
🌸お母さんは愛されキャラなんだなあと思いました。性格も才能も対極の両親の遺伝子を引き継いで、スピルバーグはあんな多彩な作品を生み出せるわけですね。🌸
↑
ゆり。様の文章、簡潔明瞭❗️
ありがとうございました😊
ゆり。様のコメント大変うれしいですが、どうぞご無理せずにいらしてくださいね。ありがとうございました😊
また今後ともよろしくお願いします🤲
おはようございます🌞
ゆり。様の、
カメラは対象をリアルに映し出すという特徴ゆえに、残酷でもあるし、作り手の意図で受け手の印象を変えることが出来るという両面を持っているというメッセージもありました。
↑
残酷•••お母さんとベニーの事ですか。
作り手の意図〜•••おサボり会の記録映画の事ですか。 上手く機嫌取れるかと思っていたら、殴られましたね。
やはり、なかなか鋭いですね。
ありがとうございました😊
イスラム教の事とか謎が有るので、もっと成長してはっきり意思表示するサミーを観たい、と思っています。
スピルバーグの思うツボかも。
ゆり。さんのレビュータイトルが、
本作を通してスピルバーグが一番言いたいことだったのだと思います。
色々な事があっっても、主人公が映画創りを止めなかったのは、
主人公の映画を観た人達の歓喜が生きる証、糧になったからであり、
映画創りが自分の生きる道であると悟ったのだと推察しました。
では、また共感作で。
ー以上ー
家族の物語でしたね~
最後に両親に捧げると書いてあったところで、全ては家族によって自分の才能が支えられていたことを残したかったのでしょう。
良い映画だったと思います!
金沢にもベーグルのお店がいくつかあるのですが、気になってしょうがない状態が続いています。