「〝予感〟だけでこれだけ魅せてくれるなんて‼️」フェイブルマンズ グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
〝予感〟だけでこれだけ魅せてくれるなんて‼️
6歳の時に初めて連れて行ってくれた映画館。
さあ、どんな映画、どんなシーンと出会うんだ?
6歳のスピルバーグよ!
おおっ!あれだったのか❗️(←見たことないくせに、訳知り風)
あれが15歳の時に作った戦争映画だと⁈
凄すぎる❗️(←プライベート・ライアンの素地が既にあったのですね←誰でも分かる)
少年5〜6人による自転車での街中疾走❗️(←ETのあのシーンに繋がるのか!←誰でも分かる)
列車の衝突シーンの再現、眩しいヘッドライトでドレス(ネグリジェ?)が透ける視覚効果、編集力で際立たせるイケメンスポーツマン(←眩し過ぎる自分を見て虚構虚飾で成り立っていることを悟らせる。視覚効果の陰影だけでなく、演出・編集による人の心の陰影
まで映画は表現できるのだということを既に会得していたのか、凄いぞスピルバーグ⁉️)
理系の天才である父は冷静で現実的で理屈っぽいところもあるけれど、人としてはとても寛容。
プロを目指せるほどのピアノ奏者である母は、子どもたちをあるがまま優しく受け入れるけれど、自身の情熱的な感性にもとても素直なだけに精神的には不安定な人でもある。
さまざまなきっかけや家庭環境、人間関係…
そのどれもが、後にジョーズやETやインディ・ジョーンズ、その他数えきれないほどの感動や影響を生み出すスピルバーグを予感させるのです。
この映画、どのエピソードをとっても、後のスピルバーグへの〝予感〟だらけなのです。
2時間半の最初から最後まで、〝予感〟だけで構成されています。
なのに飽きないし、面白い‼️
思い起こせば、未知との遭遇もETも、鑑賞中ずーっと、これから何か驚くべきことやいいことが起きるという予感に包まれて見ていた気がします。
その予感が的中したのか、どうやってそこにもっていくのか。スピルバーグ監督の映画は、そういう自分の予感が映画の中でどうなっていくのかが気になるから、飽きたり見逃してるヒマは無いのです。
いやーな予感〝恐怖編〟の代表が、激突やジョーズだとすれば、ワクワクドキドキの予感〝そういうのが見たかった編〟の代表がETやインディ・ジョーンズ❗️
1970年代から2020年代の今に至るまで、本当に感謝の言葉しかありません。同時代に生まれてくれて、ありがとうございます。
【忘れちゃいけないシーン】2023.3.5 追記
あと3日も経つと忘れてしまうので、記録しておこうっと。
少しのネタバレも許すまじ❗️という方は、以降、ご遠慮いただくほうが無難です。
ジョン・フォード監督が、若きスピルバーグに伝えたこと。
その絵を見て解説してみろ。
えーと、馬が二匹遠くを見ている⁈
人が◯人いて…
違う❗️地平線はどこにある?
地平線は、上にあっても下にあっても面白い絵になるが、ずーっと真ん中にあったら退屈で仕方ない。
さ、とっとと帰ってくれ❗️
ーThank you❗️
ーMy pleasure.
※戸田奈津子さんの字幕+私の拙過ぎる英語力なので、正確性は担保できません(←開き直りという)、悪しからず。
こんばんは♪
すみません、ご丁寧にコメントいただきましてありがとうございました😊
恐縮いたします。
こちらこそどうぞよろしくお願いいたします🤲
返信結構でございます♪
おはようございます😃
共感いただきましてありがとうございました😊
🎼編集力で際立たせるイケメンスポーツマン(←眩し過ぎる自分を見て虚構虚飾で成り立っていることを悟らせる。視覚効果の陰影だけでなく、演出・編集による人の心の陰影
まで映画は表現できるのだということを既に会得していたのか、凄いぞスピルバーグ⁉️🎼
上記の箇所で、あのくだりのところを100%理解できました。ありがとうございます♪
全編スピルバーグ作品関連満載とは⁉️、
素人の私には、(ちょっとは皆様のレビューで気づいてましたが、)目からウロコでした。この格差は凄すぎます。
ありがとうございました😊
今晩は。
今日観た映画で「丘の上の本屋さん」という作品がありました。
佳き小品でしたが、映画も勿論大事ですが、その前に、ヤッパリ小説(というか、多くの本。)を読まないとなあ、と思わされた映画でした。
最近は流通業界の状況を鑑み、Amzonは使わずに、自宅近くの本屋さんに欲しい本は届けて頂くスタイルに変えました。ロックも(最近では、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新作とかビリー・アイリッシュの新作とか。)面倒ですが近場のHMVで購入するようにしています。
本屋に行くと、欲しい本の隣に気になる本が有ったり(で、購入。)現地現物スタイルに戻しています。
では。返信は不要ですよ。