「地下墓場からの脱出劇」ダンジョン・オブ・ドラゴン　odeonzaさんの映画レビュー（感想・評価）

昔々、残虐な万奴王によって村人は奴隷として虐げられていたが、主人公の青年ヤン・リンの先祖が隕石・定風珠の力で邪悪な王を山中に封じ込めた。千年後、ヤン・リンの村が冷酷なリー少将率いる軍隊に襲われる。
気に食わない相手、部下までも簡単に撃ち殺す非道なリー少将ですが異様に若く見え敵役には不似合い、主人公の青年と対峙するので若くしたのでしょう。
少将の狙いは、王の祭壇に眠る財宝らしい、定風珠があれば、墓を開けられると知ったリー少将は、定風珠を持つヤン・リンと仲間の敏腕墓堀人のジャン・ジャオジー達を拘束、ヤンの案内で地下深く眠る万奴王の墓に忍び入りますが墓の霊たちに襲われます。ドラゴンと言っても竜とか怪物は出て来ませんし、お宝らしきものも目当たりませんでした。入ったのはいいが墓に閉じ込められてなんとか脱出しようとあがくだけのスリラーでした。冒頭のアバンタイトルの地下墓場シーンは先出しハイライトで本番は40分後くらいからです。