劇場公開日 2023年6月30日

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山女のレビュー・感想・評価

全45件中、41~45件目を表示

3.0早池峰山

2023年6月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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まこやん

3.5世界観と物語がマッチ

2023年6月30日
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遠野物語。 山女のエピソードとの事。日本映画らしくない映像で、どこまでも日本独特の物語のマッチングが思いの外あっていて、良かった。

主演が少し現代っぽさと甘さが強いが、怒涛の追い込まれ演出によってかなりそのイメージが排除されてるのにも好感。そこらのくだらない映画見るなら是非

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ビビ

3.5山田杏奈の新たな表現に驚く、歴史を再構築し力強さを与える

2022年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

東京国際映画祭、ワールドプレミアにて鑑賞。福永壮志監督と山田杏奈さんが登壇。TV版は未見。近年類を見ない、生命力とメッセージ性を兼ね備えた日本の史実を基にした映画。なかなか凄い。

海外に住んでいたことから日本の文化に興味を持ち、史実を組み立てながら本作を完成させた福永壮志監督のオリジナル作品。東北の冷害2年目から始まり、自然と渇き切った感情を抱く人たちの表情から、厳かで緊張感を抱く。その中で生きる凛が、理不尽から開放されるように山女になったことで、自分らしい呼吸をしていく物語。

偉人を描く作品は多くあっても、名も知られない様な1人の女性を軸に描く作品はなかなか珍しくなった。実際、史実に残っていることもあるとのことで、差別や理不尽、集落による逃れられない連帯感は当時からあったと考えられる。非情と言う前に、致し方ない当時の生活感が充満し、現代と奇妙なリンクすら感じる。その中で「山女」として生きた彼女は、社会的には間違っているかもしれない。しかし、それでも呼吸は確かに強く、1人の人間としての生を宿していくのであった。

そんな山女となる凛を演じたのは、出演作が途切れない山田杏奈さん。強い眼差しで立ち向かい、生き続けていく。その様は圧巻の一言。今までにない程、意欲的で挑戦的な役に彼女の強さと重なっていく。そして、周りで出てくるその他キャストが生み出す個々の信念は、重厚的で作品の幹として力強く伸びていく。変化の少ない作品の中では物凄く重要なことだとつくづく感じる。

社会は自然だ。多くのビルや線路が幹や枝葉の様に生え、軋轢の中で確かなモノを抱いて生きていかなければならない。そんな力強さはこの作品にはある。そんな息苦しさの中、確かな生命力を持って生きる彼女から学ぶことも多いと感じた。公開は来年の予定とのこと。じっくりと大きなスクリーンで、宿る魂を感じてほしい。

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たいよーさん。

3.0積極的に見たい作品ではありません

2022年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

2022東京国際映画祭

似たような歴史的事実はあったんでしょう、多分。最後だけがファンタジーなのかもしれませんが・・・
暗くてつらくて救いない物語です。質はそれなりなので、そういった物語を嗜好する人にとっては最適な作品かも─
出演者みんな汚れ役みたいなもので、特に脇の憎ったらしさといったら─見事なパフォーマンスでした。

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SH

3.0遠野物語

2022年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

民話から作り出したお話で、貧しい村で必死に生きてきた少女(山田杏奈)の試練が描かれる。
先祖の罪で村から八部状態の一家に生まれた主人公は差別に堪えながら、父と弟の三人で暮らしていた。
父は村で出た死人の処理で主人公も手伝っていた。
ある時、父の盗みがバレそうになり、身代わりになり、自分がやったと言い出し、山に籠もる。
そこで出会ったのが・・・。
カメラが良くなったので、光の少ない映像でも十分だ。

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いやよセブン