Pearl パールのレビュー・感想・評価
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なにがパールに起こったか?
お久しぶりでございます。
って・・・
待ってねえよ‼️
実は一昨日、この映画を観に行ったんですよ。錦糸町にね。オリナスって言ってるんでオリナスに行きますよね。当たり前だのクラッカーです。ところが・・・
やってねえ‼️駅近の所だった‼️
違う映画を観ちゃいましたよ。
まあ錦糸公園で南米フェスティバルをやってたんでいいかな?
南米フェスティバル関係ねえ‼️
さてと・・・映画の感想ですが・・・
楽しいー 気持ち悪いー ちょっと切ない。そんな感じ。
前作は好きなんですね。(X エックス)場所はテキサス州。時代は1970年。全体として「悪魔のいけにえ」のオマージュ。ブラス「ブギー・ナイツ」
びっくりしたのはエンドロール後、まさかのパート2・・・というより前日譚。えー待ちましたよ。
前作は16ミリフィルムでザラついた映像でしたが、本作はテクニカラー。いわば総天然色です。タッチが違い過ぎ。
ふんわり柔らかい色彩。ロゴも懐かしい。表記はスターリング。テキサスの田舎の風景。ゆったりのんびり・・・
いやいや、そうは問屋が卸しません!ガチョウを串刺し。そしてクロコダイルの餌に!
タイトル パール
パールはテキサスの田舎町に住んでいます。厳格過ぎる母。父は全身不自由で車椅子。
パールは夢を見ています。いつか有名な女優に。
時は1918年。WW1中。パンデミック中(スペイン風邪)
旦那は従軍中。閉塞感の塊。飼っている動物たちの前で踊る毎日。
お使いのついでに映画鑑賞。イケメンの映写技師と知り合います。フィルムを一齣貰います。
帰りにフィルムが風で飛ばされます。あら大変!大変!探しに麦畑に立ち入ります。そこには案山子がいる!
欲情したパールは上に乗って、思わず腰を振る物語!
バールの海岸物語!
海岸じゃねえし‼️
ある日の事です。義理の妹 ミッツィー(エマ・ジェンキンス・ブーロ)から魅力的な話を聴きます。教会でダンスのオーディションがある!
パールは思うんですね。合格するのは私に決まっている!
オーディションには母親は絶対反対。
あんたは農場から出て行けないのよ!
そして悲惨な事件が!いくつもいくつも!波状攻撃!
前半はゆったりからの、序破急!これでもかこれでもか!
はい。ネタバレなしではここまで。そんなこんなで堪能しました。色々有りますが映画愛に溢れているんですよ。本作は。以下の映画を感じました。
オズの魔法使
悪魔のいけにえ
悪魔の沼
サイコ
キャリー
ニューシネマパラダイス
雨に唄えば
フェノミナ
なにがジェーンに起こったか?
それらの映画をミキサーで混ぜて作った。そんな気がします。
余談ですが週刊文春のシネマチャートでは高い評価。ある意味リトマス試験紙かも知れません。
最大の功労者は主演のミア・ゴス。エグゼクティブ・プロデューサーと脚本も兼ねています。
うん。エンドクレジットとその先まで、堪能しましたよ。三部作なんでこの先も有ります。ミア・ゴス。未来の大女優。
お付き合い頂きありがとうございました。
PS 子豚ちゃんグッドジョブ!
クソホラー映画の前日譚だ、次も楽しみ。
ちょっと今まで味わったことのない恐怖なのに、ひしひしと伝わってくる。
パールを家まで送って行った映写技師の恐怖。
身動きできない車椅子のパパの恐怖。
焼かれて放置されているママの恐怖。
話を聞いてあげてたミッツィーの恐怖。
そして戦地から帰ってきて、見つけたハワードの恐怖。
そしてパールの気持ちがよくわかる自分に対しての恐怖。
自らの境遇を嘆き、かと言って外に出て行くこともできない、パールの哀しみと怒り。
パールと同じように自分だけが不幸だと思っている人がたくさんいるからアメリカで大ヒットしたんだろう。
製作・脚本そして主演のミア・ゴス。
製作・脚本そして監督のタイ・ウェスト。
なんだかこの二人はとんでもない才能を持っているような気がする。
第一作のクソホラー映画とは全くテイストの違った作品に仕上がっている。三弾・完結編はよりスケールアップして、エッと思うような女優さんたちが出演するようだ。楽しみ。
(前作にはついてた予告編がなかったのが残念)
夢と狂気の境にいるような演技
前作の「X」を観て面白いと思ったので、前日譚という本作も観にいったものです。
冒頭の音楽やフォントなどから、古き良き牧歌的な映画を思わせる演出で、全体的にそういった古い映画のブラックなパロディのような構成だったと思います。
前日譚ということもあり、ストーリーとしては確実にバッドエンドになるとは分かっているので、こういった構成での見せ方は面白かったです。
牧歌的な描写の中に不穏な描写が挟まれて、緊張感が高まってゆく流れも良かったと思います。
クライマックスの前にパールが義妹に気持ちを打ち明ける場面は、ちょっと長いような…と感じてしまいましたが。
正面からこちら側に語りかけるようなカットなら、もう少し緊張感や切実さが感じられたかもとも思いますが、殺人鬼に感情移入し過ぎないように距離感を持ってあえて長いと居心地の悪さを感じるようにしているのかもとも思ってしまいました。
そこからの義妹との場面は、やはり嫌な緊迫感が半端なかったです。
狂気じみたダンスシーンも圧巻で、ラストのパールの表情といい演出といい、なんとも言えません。
パール役のミア・ゴスの夢と狂気の境にいるような演技も素晴らしく、のどかな風景の中での凄惨なシーンや悪夢的なビジュアルも印象的でした。
続編の「MAXXXINE」も気になるので、早く観てみたいものだと思います。
親の病気や家庭環境で夢が叶えられない気持ち
この作品は3部作との事です。
私はこの作品のみしか観てませんので単体の感想になります。
パールと言う少女を見て
自分も幼い頃から目指してた夢を
親の病気、家庭環境の理由から行きたかった専門に通えずに毎日辛い思いしてた「あの頃の自分」を思い返してました
イラスト専門の体験授業の時
私は20歳で成人式を終えたばかりです
20歳、ハタチ!と言えば
「若いなぁ〜」と思う方もいるかもしれません
ですが、先生に「20代で今からプロに目指すのは遅い、18〜から通う子が多いですよ」と言われて驚きました。
パールは言いました「私はこの家にいる、でも若い内は無くなるからやりたい」とプロになりたい、オーディションを受けたいと。
親の病気、家庭環境はずっと続きますが
若い時はずっとではない…今だからこそ挑戦したい事はたくさんあります。
残念ながら、パールは理解を示さないで辛い言葉を浴びせる母親と和解できず…
全身麻痺で喋る事もできない父親も介護を続ける事もできないからと全て切り捨てました
やりたくてもできない
やりたいのにやらせてくれない
そんな子供はたくさんいるでしょう……。
パールはサイコパスに育ち、それを周りに狂気として振り回しましたが…
その「サイコパス」な部分を必死に隠して生きてる子はたくさんいます。
またパールがカカシとSEXの「マネ事?」をするシーンを見て、動けない父親に跨って必死に腰を振ってる母を見たのではないかと思いました。
とても悲しく残酷な作品でした。
ミッドサマーよりは分かりやすかったです
個人的にホラー.スプラッター映画は
胸ポロリ、ラブシーンが挟まれますが
この作品では「ムダなエロシーン」が少なくて良かったです。
R15+指定の映画らしいので高校生は観れますね…感受性が高い学生さんに見せるのは抵抗を感じます😓
自分がやりたい事が出来ない、やりたい夢を追い掛けられない、それを応援してくれない親
パールみたいな子供が増えない事を願います
(パールの場合、精神的にアウトなので…めげずにオーディションを受け続けるのは難しいでしょう……😢)
ラストの女優さんの素晴らしい迫力の表情は必見です…暫くは脳内に焼きつきそう…。
とても怖いのに…胸が苦しくなる…
遺体となった母親に寄り添い
自分で母の手を回し妄想で子守唄を歌ってもらうシーンが1番悲しかったです
お母さんの服を着た彼女は嬉しそうでした
「例えオーディションに受からなくても諦めないで、お母さんとお父さんはパールを応援してるわ。愛してるわ、パール」
その言葉と愛があれば……。
これホラー?農家に生まれたドイツ系アメリカ娘の狂気
xも観たけど、こんな過去があったんだと以外にスーッと受け止められた
母親も車椅子♿の夫を介護しながら、施しをうけることなく、強く生きてきた 娘(結婚して死産だが妊娠も不倫も経験)の反抗期がある意味この家族の運命を変えてしまう
娘のつもり積もったフラストレーションが、狂気を増幅
小動物から始まった殺生を人にまで…
ホラー感を期待するとえー😱となる
人の感情を残虐さも交えながら披露している
巧みな心理描写は、金獅子賞の「ジョーカー」に匹敵する
猛毒を持つ夢見る乙女
ストーリーが丁寧に綴られ、ゴアシーンも抑えめであっても、印象に残る秀作である。ミア・ゴスの演技力がこれほどだとは思いもよらなかった。後半の長いワンショットのモノローグといい、エンディングにおける笑顔の複雑さといい、全く素晴らしい俳優だ。自分が好かれていないという思い込みに、怒りが注がれる時、彼女は豹変する。それも、極悪かつ残忍になる。しかも、その殺戮の根幹に喜びがあるのが始末に負えない。生まれ持ったシリアルキラーなのだ。この辺りの作り方は上手いと思う。タイ・ウエストはこの手のジャンルを一歩前に進め、新しい演出と表現をもたらした。前作の「X」よりも今作の方が洗練さとオリジナリティが出ていると思う。この御両人の次回作が楽しみである。
パールとにらめっこ👀
「あれ?スクリーン間違えた?」
ハリウッドの古典ミュージカルの様な冒頭に
一瞬、腰が浮きました
初っ端からがっつり心掴まれこの世界観に引っ張り込んだタイ・ウエスト監督!上手過ぎでしょ!
主人公パール演じるミア・ゴス
「オズの魔法使い」のドロシーにも見えたり
農場の娘としてのサロペット姿での質素な暮らしぶり…今作1番の見せ場、案山子とのダンスシーン…そして豹変する紅ドレス姿
何面性をも持ち合わせているパール役を
時に怖がらせ時に楽しませてくれました
オスカー候補に上がるべき怪演でした
ラストの長い長い怖すぎるパールの笑顔…何かされちゃいそう💧と目をそらせなかったです
…映画館の男性も義理妹も良き人でイケメンにめちゃ美人だったから(前作でパールがブロンド嫌いって謎が解けた)気の毒だったけど💦
さぁ!完結作はどんな時代のどんなパールに会えるのかもぉ待ちきれませんね!
わたくし、まだ興奮が止まらない様なので
この辺りで失礼してこれからリピート鑑賞!
再びパールとにらめっこして参ります!
観たい度○鑑賞後の満足度○ シリアルキラーにだって夢もあれば希望もある。期待したより貧血気味だが、上っ面だけの怖さの『ミーガン』などよりよっぽど怖い(人間がやっぱり一番怖いわ)。
①戦前のハリウッド映画を思わせる導入部とラストとに思わずニコリとしてしまう。
ちょっと『オズの魔法使い』を連想しました。
劇中にも無声映画が出てきて(当時のブルーフィルムも)映画へのオマージュもあって楽しい。
②『キャリー』みたいに、オーディションに落ちたパールがぶちキレて審査員を皆殺しにするのかな、と期待していたのに号泣しただけだった(チェ!)。
③お母さんはパールの本性に気付いていて、だから外に出したくなかったんでしょうね。でも皮肉なことに逆の結果になってしまった(外にでなくて中に籠ることにはなったけど)。
パールとお母さんとが争ってお母さんが火ダルマになるところはなかなかの迫力。
④シリアルキラーが内面を赤裸々に吐露するシーンなんて殆んど初めて目にしたんじゃないかと思う。
ミア・ゴス大熱演。
⑤犠牲者が追われて逃げる途中に転ぶというのも、この手の映画ではお約束のシーン。
しかし、遺体処理用のワニを手懐けていたなんて、ホント生まれてついてのシリアルキラーだったんだね。
追記:⑥2023.07.11.に『X』を観て、本作が如何に非凡な映画か分かりました。
一味違うホラー。ただある意味どのホラーよりグロい
2023年劇場鑑賞165本目。
石川県では上映する予定がなく、本当はダムカード巡りをする予定でしたが2時間くらいかけて富山の映画館へ。急遽予定を変えたのでめちゃくちゃギリギリでした。
前作エックスを観ていなければスルーしたのですが、三部作ということで鑑賞。最近テリファーやクロムスカルでグロいですよ~というのは慣れていたのですが、この方面のグロさは本当食欲なくなります。
冒頭は大草原の小さな家みたいな雰囲気なのですが、すぐに不穏な空気が漂い始め、この子そのうち何かやらかすだろうなという雰囲気が出始めます。この時点で人妻なので子供ではないのでしょうが。
少なくともこの映画のパールの殺人は目的でなく手段でした。エックスはそこの境界が曖昧でしたが、三部作最終作はパールとエックスの間を描くのか、エックスの後を描くのかどちらでしょうね、エックスの時と違って予告がなかったので分かりませんでした。
(他の方のレビューによるとエックスの後日譚になるそうです)
しかしエンドロールの映像はミア・ゴスの底力を見せつけられました。
グロすぎ!だけど可愛い!
赤が鮮やか。とにかく鮮やかです。
パールの唇
ワンピース
兵隊ダンサーのチーク
血
ウェスアンダーソン作品の色合いとか好きな人は惹かれるものはあると思うのですがそこを邪魔する…笑 のがグロさです。
おーっと、目を背けたくなるシーン多々あり。
しかしエックスより鮮やかさが勝つからか何故かうっとなりながらも「綺麗な赤…」という謎感情が。
エックスに出てくるおばあちゃんの過去の話なのですが
割と繋がるシーン多いです。
見なくても成立はしますがエックス→パール→エックスと見ると「あ!」と思うカット多いです。
今配信もされてるので観に行かれる方は是非配信見てから鑑賞をおすすめしたいです。
しかし。感情が止まらないパール。
特別でありたい気持ち。
行動は行き過ぎでもどこかなにかこんな気持ちあるかもしれないなんて思ってしまいました。
告白のシーンはパールを抱きしめたい!と思ってしまいましたがミッツィー同様な結末迎えそうなので我慢します。
ラストへと向かう鏡のような演出。
そこからラストの長回し。最高です。
三部作とのことなので次作が楽しみです!
レビューとはずれますがもっとグッズ販売してほしいです。パンフレットが最高なデザインなだけに関連商品がもっとろしい、と思ってしまいました。
ヒグチユウコさんが描かれて大島依提亜さんがデザインされたムビチケ特典のポストカードのポスターも販売して欲しかった!!
映写技師は次回スーパーマン
やはり今作の白眉は、スタッフロール中の長回し笑顔の顔面演技であろう あの不気味さに直視できない観客はこれから何回も夢に出てくるほどのトラウマを植え付けた衝撃作と言っても過言ではない
まだまだ成熟してない少女、しかし結婚をしているが夫は出兵し、若さ故の欲望を持て余している 幼い頃から芸能の道に憧れを抱き、同時に小動物を殺して沼のワニに生贄を捧げる事に悦びを感じるという、シリアルキラーの素地をしっかり引き継ぐ主人公を描くストーリーテリングは大変良く出来た秀作である
干し草フォークや斧といった、スプラッター映画のマスト武器をキチンと踏襲している点もリスペクトを感じる
そしてそもそものファーストシリーズである『X』をセルフオマージュするかのようなオーディション舞台のバミリ
追いかけての殺戮は、今作でも圧巻である
スペイン風邪、戦争、将来の夢、そして現実の生き苦しさ 現在と昔の何も変わっていない構図こそ背筋が凍るという事実を本作では描いているのである
悪の前日譚が微妙に滑る理由。
こういう作風に予算を出せる環境が羨ましい
ハワードは戦場へ行った。
ハワードは戦場へ行った。
次作は、
レベル違いの戦場の凄惨さから始まるのだろうか。
帰ったハワードは、
おー!
子どものイタズラと、
笑顔を返すのか。
そんな事はさておき。
各見せ場はおもしろいし、
技術もたかい。
ルック、トーン、
彩色は、
前作同様、
RGBでいうと、
寒い色の、
青い成分をやや落として、
暖かい色の、
赤や緑の成分を、
際立たせて、
60年代前後の、
ハリウッド映画黄金期のルックで印象をまとめている。
茶色が立ってくる70年、80年以前のルック。
前作は上記に、
プラス、
レンズ、アングルのXにしかないテイストがあった。
凄惨なシーンもお見事だが、
静かなシーンの技術も高い。
義妹?に、
ハワードへの思いを、
語るシーンも地味だか、
素晴らしい。
単なる顔の寄り、
相手に最後までカメラを切り返さない、
セリフと表情だけて魅せ切る。
スラッシュ的にも、
技術は高いが、
○好きなひと。
○久しぶりにスクリーンでみるひと。
○初見のひと。
○苦手なひと。
で、
意見は分かれるだろう。
前作と比較すると、
おもしろいアイデアの数は減っている。
次作も期待。
ガッカリだよ。
前作『X』がまぁまぁ面白かったので、当然前日譚の今作も観た。
えぇ・・・
映画前半・・・いや、中盤以降まで人が死なないし死ぬ人数も少ない。
眠くなる。
グロさも無ければ意外な殺しかたも無い。
ホラー映画の見せ場の殺される場面がアッサリ過ぎていく。
前作のようなホラーが観たかったのに全く怖くない。
これはかなりの肩透かしをくらった!
もちろん『X』の前日譚としてパールの変化を丁寧に描きたかったのは理解するけど、テレビドラマじゃなくてお金を払って観る映画なんだから、ホラー映画を観に来ているお客さんの期待にも応えてほしい。
穿った見かたをすれば、パールと言うキャラクターを見せたいと言うよりも、ミア・ゴス自身が『私の演技スゴいでしょ!?私を観て!』って言ってるようにも感じられる。
今回からミア・ゴスが製作総指揮に入ってるしね。
次回、三部作の最後は期待しても良いのですかねぇ?
Pearl見ると怖さが増すX
Xの前日譚。殺人鬼パールおばさんはどうやって誕生したのか!
新婚なのに夫が出征、なのになぜ実家の農場で両親と暮らしてるのかというと、夫がぼんぼんなのに農場に婿入りしてるんですね。Xではハワード爺さん、パールに一目惚れしたからと言ってました。
前半はあひるを池のワニの餌にするくらいでそこまで残虐な性格には見えないパール。とはいえ、殺すことにはためらいも何もなさそうなところは垣間見えます。
体が不自由で口もきけない車椅子の父、ドイツ語でいつも怒ってる母。映画スターを夢見て飼ってる家畜の前で踊るパール。
夫の妹(同い年くらい)からダンサーのオーディションの話を聞いて俄然盛り上がるパール。
後半は、キレて殺す。イケイケどんどん。気に入らなきゃやっちまえ。殺人で困るのは死体の処理らしいけど、池には大食らいのワニがいるし!
一線越えちゃったパールの元に愛する夫が帰還。しかし彼が見たものは、死体の義両親が腐った料理を囲む食卓。一生懸命笑う愛妻パール。この生活が、Xまであと50年以上続いたんですね、と思い至るとぞわーっときます。
3作目はマキシンのカルトのパパをやっつけろな話になる…?ならないだろうなあ
ミッツィー役のエマ・ジェンキンス・プーロとケイトリン・デヴァー(ブックスマート卒業前夜の)似てない?
1950年代頃の昔の映画に寄せたタイトルバックのデザインで、1918年ごろの第一次世界大戦中が舞台でした。まだみていない(見逃した)映画 X(エックス)の前日譚。
先に観ちゃいました。
ミア・ゴス 顔芸すごいです。
案山子に乗っかってました。
てっきりお嬢さん役かと思ってたら、なんとミセスなのでした。
親切で風来坊のイケメン映写技師さんかわいそうでした。
昔のアダルト映画は本物?
ワニのなまえはゼオでしたっけ?
ミッツィー役のエマ・ジェンキンス・プーロはケイトリン・デヴァー(ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー)だと思って最後まで見ていました。
ちょっと目がキャメロン・ディアスっぽいオデコちゃんで、ブロンドヘアー。
ホラー映画にでる新人さんをいちいち覚えてられませんけど、これからもちょくちょく見るようになるかもね。
心に闇をかかえ、衝動を全然抑えないパールは妬み嫉みの塊で、気持ちがいいほど気持ち悪かったです。
私の後ろには高校生の女子四人組がわさわさしながら、ポップコーンポリポリしながら観始めたのですが、最後シーンとなって、大人しくお帰りになったのが、ちょっと愉快でした。
ミヤ・ゴスの怪演
X エックスシリーズ第2作で、X エックスが1979年だったのに対し、その約60年前、第一次世界大戦中の1918年のこと。X エックスに登場した老婆パールが若い時、どんな娘で、いかにしてシリアルキラーへとなったのかを見せてくれる作品。
映画のスクリーンの中で踊る華やかなダンサーに憧れていたパールは、厳格な母親と病気の父親と人里離れた農場で暮らしていた。若くして結婚したパールの夫は戦争へ出征中で、父親の世話と家畜たちの世話をするだけの毎日に嫌気がさしていた。ある日、父親の薬を買いにでかけた町で、ダンス映画を見たパールは、ますます農場の外の世界へのあこがれを強めていった。そして、母親から、一生農場から出さない、と言われたのをきっかけに、抑圧されてた気持ちが弾けてしまった。パールはどう行動するのか、Xエックスへどう繋がるのか、という話。
ちょうど1年前観賞した、Xエックス、の約60年前、老婆パールの覚醒?が見れると興味津々だった。なるほど、とわかったし、ミア・ゴスは今回も素晴らしく、狂気爆発の所など素晴らしかった。一つ残念だったのは、前作で魅せてくれたエロさが今回はほとんど無かった事くらい。
3部作らしいので、次回作も楽しみ。
と言っても、パールの過去を描いたら、次は何を描くのだろう???
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