「顔芸」Pearl パール Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
顔芸
「X」から60年前、ヤバイ婆さんパールがお目覚めになられる様をみせる前日譚。
1918年、夫ハワードは戦争に行き、実家の農場で束縛する母親と、四肢麻痺と思しき父親と暮らすパールが、外の世界で暮らしたい!という思いを抱える様をみせていく。
ヤバイ人なのは前作でわかっているけれど、匂わせはあるにしてもなかなか本質部分をみせずに展開していき不気味さも足りず。
徐々に溜まって行く感じはあったし悪くはないんだけどね…せっかく一線越えていよいよというところで、なぜかダイジェスト的な描写になってしまって、生生しさが味わえず。
そういう人の前日譚という作品として作っておいて余計な気遣いいらないと思うのですが…。
内容的には嫌いじゃないけれど期待し過ぎてしまったかな…。
3作目は1作目の後日譚とのことだから、ハワードのお目覚めはないんですね。
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