劇場公開日 2023年5月5日

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銀河鉄道の父のレビュー・感想・評価

全152件中、81~100件目を表示

3.0あのお父さんが本当に凄いのは、 宮沢賢治の死後なんじゃないの? ま...

2023年5月10日
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あのお父さんが本当に凄いのは、

宮沢賢治の死後なんじゃないの?

まさかその後がないとは思わなかった。

思わせぶりなタイトルだけに、とても残念!

原作は知らないけど、

原作自体がそこで終わってるとかなの?

もしタイトル違っててストーリー的に納得できたとしても、

でもちょっと物足りない感じが拭えない作品だった。

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jung

3.0STAR

2023年5月10日
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宮沢賢治が死後に有名なったという話は歴史の授業なんかで習っていましたが、作品自体は知っていても、生涯に関してはざっくりとしか知らないなと思い鑑賞。

まぁ泣かせにはくるよなぁといった感じで、そこが見え見えだったところで少し冷めてしまいましたが、役者陣の熱演は光りまくりでした。

宮沢賢治の父として、宮沢賢治の家族として、彼の功績を残すために奔走した後の物語の方が気になったかなぁというのが最終的な感想でした。体調のコンディションがすこぶる良い時にまた観に行こうかなと思います。

鑑賞日 5/8
鑑賞時間 15:20〜17:35
座席 K-2

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ブレミン

3.0本当に

2023年5月10日
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宮沢賢治は本当にこんなどっちつかずなフワフワとした存在だったのでしょうか?晩年は信念を持った感じが逆に凄いですが。親子間、兄妹間の愛情がもの凄いですね。

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ごっとん

3.0宮澤家の家族愛

2023年5月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

宮沢賢治は銀河鉄道の夜❔とテストの為に覚えたくらいしかないない中での観賞
ピカソみたいに生前に有名になれなかったんだ〰️てのが感想
家業が質屋→金物屋というのも以外
内容は、別に宮沢賢治でなくても有るかな〰️のシチュレーション

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ろくさん

3.5知ってるようで全然知らなかった

2023年5月9日
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注文の多い料理店が好きでした。宮澤賢治が世間に知られたのは亡くなってからだったんですねー。昔の岩手の風景がすてきだったのと、人の一生て儚いなあと思った全体的には良い話でしたが、欲を言えばお父さんと宮澤賢治の子供の頃の関わりをもっと知りたかったかなあ。あっという間に大きくなってしまったので。

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ふさ

4.5雨にも負けず、風にも負けず、

2023年5月9日
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鑑賞方法:映画館

この詩が書けるには、やっぱり理由がある。
その時々の時代に合った生き方を尊重できた、親の懐の深さ…
子育て後半の私も真似るべきところだらけでした。

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jiemom

3.0親の愛

2023年5月9日
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子の死を看取る親の視点だから、悲しくも、親の愛を最大限に描いていました。

実話ベースにエンタメにした小説の、さらに映画化ということで、史実とは異なる終わり方をしていました。
実際は、賢治の死後に詩人の草野心平ら文学同人メンバーの努力によって、賢治の名と作品は世に広く知られることになったはずだから。
(どうなってるかは映画をこれから観る人に配慮して書きませんが)
その草野心平の同人誌に参加したり、農学校で学び直し教鞭を取って収入を得たりなどの部分をカットしちゃって、なんで「今の時代に至り賢治が一般に普及するほど評価されたの?」ってのが、わかんない構成になっちゃっているのがまず不満。

そして、自分が調べて知ったことから持ってたイメージとの乖離のせいなので、作品が悪いというわけでもないかもしれないのですが……
死に瀕したあたりの賢治を物分かりよく、悟った感じで描いて美化しすぎ、文学者たる彼の「狂気」という本質を逃しているような気までして。

さらに妙に長回しだったり、顔への寄りが多くアップばかりなのに手持ちカメラで画面が揺れたりが気になって、画面に集中していると妙に目が疲れるし。

役所広司がいい役者だなぁ、と思って終わり。

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コージィ日本犬

4.0両親の、子どもたちに対する愛情と、賢治のキラキラした純粋な瞳が、印...

2023年5月9日
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両親の、子どもたちに対する愛情と、賢治のキラキラした純粋な瞳が、印象に残った。
世の中には、他人を傷付ける人もいる一方で、賢治たち家族のように深い愛情を持てる人もいるけれど、その違いは何か。
賢治のように、人から愛情を受けることで、他人に対しても愛情を持って接することができるのではないか。
そうであれば、より多くの人が、他人に親切にすることで、世の中は良くなるのではないかと思う。
ただ、善人を騙す人もいるから難しい。
宮澤賢治の物語が、読み聞かせると分かりやすく、楽しく聞こえるのは、読み聞かせるために作られたからなのかもしれないと思った。

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由由

4.0よい映画だと思ったけど、賢治の修羅が見たかった。

2023年5月9日
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宮沢賢治と言えば、父親との間に確執を抱えていたと本で読んだことがある。

映画にも出てきたように、父は浄土真宗、賢治は日蓮宗。

それが確執の一因であるという評論。

しかし、この映画を観る限りでは、その評論がなにかの間違いではないかと思わせるほど、父と賢治の間に家族愛が溢れていることが伺える。

事実どうだったかということは分からないが、愛情深い父親に育てられたように描かれている。

また父親との間だけではない、途中で亡くなった賢治の祖父や妹、それに母との間にも深い確かな絆がある。

宮沢賢治は『春と修羅』という詩において、

「四月の気層のひかりの底をつばきし歯軋り行き来する俺はひとりの修羅なのだ」

と語っており、私は賢治が苦悩いっぱいの人生を送った人間かのように勘違いしていたのかもしれない。

それともこの映画がそうした賢治の闇の一面をあえて描かなかったのか。

作中に「このままでは私は修羅に堕ちる」と賢治が父親に言うシーンがあったけれど、この映画の心温まるような家族愛のなかでは、その言葉の真意は読み取れない。

全体を通して、自分の人生について考えさせられたし、よい映画だと思ったけれど、一つ欲を言うなら、修羅について語る賢治のその修羅というものがなんだったのか見てみたかった。

全体としては、家族愛の溢れた心温まるよい映画だった。

あと、雪の降る情景が綺麗だった。

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TW

4.0面白くならないはずがない、のにならない

2023年5月8日
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鑑賞方法:映画館

直木賞受賞作の原作。
主役が安定の、というか安定すぎる絶対間違いのない役所広司と菅田将暉。加えてお母さん役が板についてきた坂井真紀。若手実力派の森七菜とベテランの田中泯。
面白くならないはずがない、のにならない。
ワクワクしない。

セット、衣装、美術、ロケーション、演者、どこを切り取っても絵になる。見事な映像。なのに、

見せ場になると邪魔をしてくる、朝の連続テレビ小説のような音楽と、寄ったり揺れたり転けたりと目が回りそうなカメラワーク。

感動はする。子を思う親の心。子を失う親の悲しさ。

期待以上でも以下でもない。
ワクワクしない。

東宝でも東映でも松竹でもない木下グループの製作。
ヒットしてほしいけど、公開三日目にして観客2人。
とても残念だけど、主演の2人以外に魅かれるものがないから仕方ないのかな。

今作に限らず、若い人や普段映画を観ない人たちを映画館まで引っ張ってくるような魅力のある作品が少ないように思う。
平日の映画館はシニア料金の年寄りばかり。

教授が亡くなって思い出したけど、「戦場のメリークリスマス」が公開された時なんて本当にワクワクした。
大島渚がメガホンとった日英合作、戦争映画、デビッド・ボウイと坂本龍一とビートたけし(まだ世界の北野じゃなかった)が主演。どんなものが見れるんだろうと公開が待ち遠しくて仕方なかったな。古い話でごめんなさい。
ああいった思いをすることがなくなったのは年をとったからなのかな。

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大吉

4.0親でありすぎる!

2023年5月8日
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泣ける

「銀河鉄道の夜」等の著作で名高い、宮澤賢治の父・政次郎を主人公とした作品であるが、それと同時に、宮澤賢治の一生をも描いている。宮澤賢治自身の人生についてはなんとなく聞き覚えがあったし、それこそ「銀河鉄道の夜」などは子どもの頃に読んだ記憶があるものの、政次郎がどのような人物であったのかという予備知識は全くないまま作品を鑑賞した。

一言でいえば「親バカ」である。そのことはことは作中でも語られている。さらには「親でありすぎる」という(祖父・喜助の談)名言(?)まで飛び出す。「イクメン」というのは現代用語だが、母親が家を守りながら子育てをするのが当然であった時代においては、とかく異質な存在として描かれたことは確かである。賢治は亡くなるまでひたすらに政次郎の愛情に支えられた。親子関係は一筋縄ではいかないこともあったが、賢治の存在を誰よりも肯定したのは政次郎であった。

作品のカギを握るもう一人の人物は、賢治の妹・ヨシである。キーパソンであるがゆえに、やや強引にストーリーの中にねじ込まれたような感じも否めないが、賢治が子どもの頃に書いた物語作品を最も愛し、その才能を誰よりも感じていた読者である。彼女の存在を措いて宮澤賢治の文学作品は決して誕生しなかったであろう。

この物語は、政次郎の物語であると同時に、賢治の物語でもある。ネタバレとなるのであまり書けないが、宮澤賢治という名が世に知れ渡る以前から描かれているので、ぜひ彼の人生を知るきっかけとして鑑賞していただきたい。

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Kohei

宮澤家のホームドラマ。 映画とは全く関係ないが、僕は雨にも風にも負ける。

2023年5月8日
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映画のタイトルどおり宮沢賢治の父政次郎の物語。NHKの朝の連ドラの感じで、宮澤家のホームドラマ。役所広司さんの演技には引き込まれてしまう。人に歴史有りだから、質屋のオヤジの人生にもイロイロあるが、ドラマチックではない。

息子の賢治はビッグネームだから、こちらのエピソードのほうがやはり気になる。生前は売れなかったのは初めて知った。

映画で妹トシが結核だと知ったときは、見ていて暗い気持ちになった。あの時代の結核は不治の病だ。映画を見たあと結核を検索したら、結核は昔の病気ではなく現代の病気でもあると知り驚いた。

全てが事実というわけではなく、映画的な演出もあると思うが、観賞後はしみじみとした良い映画を見たと思える満足感があった。

私は「雪渡り」が1番好きで、お気に入りのフレーズは「狐なんてうまくやってるネ」。 たまに頭の中でブツブツつぶやく。2番目は詩みたいな童話 「やまなし」で、なんかクラムボンとか出てきて何じゃコリャみたいな話でお気に入り。

2023/5/7(日) A

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マサヒロ

2.5ごめんなさい泣けませんでした。

2023年5月8日
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原作は未読であるが、直木賞をとった作品だと言うし、出演者も名だたる俳優さん揃い。
宮沢賢治の作品をいくつも読んだ私は、当然、期待値があがる。
映像は綺麗だなと思った。
話が断片的すぎる。実話エピソードの短編映像を繋げました感。
父親目線の宮沢賢治の生涯だからか、とにかく、話が淡々と進む。
そして、「はい、ここは笑うところ」「はい、ここは泣き所ね」と押し付けられる感が半端ない。
役所広司さん、名演なのに、活かしきれてない。この話なら、役所広司さんではなく、お医者さん役の益岡徹さんの方が、賢治の父の雰囲気ある気がする。
菅田将暉さんは、素敵過ぎて、眼がキラキラしていて、純粋そのものと言った感じで、宮沢賢治の文章から感じるシニカルさが全く感じとれない。(賢治の卑屈さ加減は重要ではないか?)
宮沢賢治の作品は、いくつもあるのに、有名な(学校で習う)作品を使いましたって感じ。だから、余計に宮沢賢治のシニカルさが伝わらない。
エンディング曲は、劇中の菅田将暉さんの「星めぐりの歌」からオーケストラの「新世界より」に流れた方が、銀河鉄道の夜風味のエンディングの雰囲気を壊さなかったのではないか?
いきものがかりは嫌いじゃないが、余韻にひたれる感じではない。(いきものがかりは恋愛映画向けな気がする。)
申し訳ないが、登場人物の誰にも感情移入出来ず、1ミリも感動しなかった。

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あやか

4.0親バカと親不孝。

2023年5月8日
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役所広司さん、見事な親バカっぷり演じてました。菅田将暉さん見事なワガママ親不孝賢治演じてました。しかし賢治と妹トシの最大の親不孝は親より先に死ぬこと。
銀河鉄道の夜とか作品が認められたのが死後だったとは知らなかった。

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あらじん

4.5星めぐりの歌

2023年5月8日
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泣ける

「風の又三郎」「永訣の朝」「雨ニモマケズ」「銀河鉄道の夜」など宮沢賢治の作品が朗読される場面や引用された部分で泣けて泣けて。

賢治の菅田将暉がチェロを弾いて「星めぐりの歌」をみんなで歌う場面が素敵でした。最後に弦をはじいて笑顔で終わって。東京五輪閉会式のフィナーレを思い出しました。宮沢賢治の作った歌が世界中に届いたのだと思ったら泣けて泣けて。

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劇場の天使2

3.0作品の世界観に共感出来ないまま鑑賞を終えてしまった作品。 本年度ベスト級。

2023年5月8日
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菅田将暉&森七菜さん目当て。
でもやっぱり役所広司さんに持って行かれた(笑)
タイトル通り宮沢賢治の父にスポットを当てた作品。
出だしの役所広司さんが若い(笑)
顔にシワひとつ無く黒髪の姿に役所さんとは思えない。

ストーリーはとっ散らかった感じでついて行けず。
キャスト皆さんの演技には不満は無かったけど作品に入って行けず残念。
でも宮沢賢治が随筆する理由には感動。

劇場で泣く事が密かな楽しみな自分。
だけど本作では涙腺が開くことはありませんでした(泣w)

宮沢賢治の父が可哀想過ぎるけど、ラストの親子3人のシーンは素敵でした。

結核の人を相手に接触し過ぎなのは少し気になりました( ´∀`)

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イゲ

4.0小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛を...

2023年5月7日
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小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督のメガホンで映画化。
役所広司が政次郎役で主演を務め、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大がそれぞれ演じる。

演じる役者さんが素晴らしいです。感情移入でうるうる😢でした、、いいね!

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てかる

4.0愛にあふれたお父さんと宮沢家

2023年5月7日
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 銀河鉄道や「雨にも負けず」で有名な宮沢賢治は、こんなにも自分探しを続けていたんだと、それをずっと見てくれた家族がいてくれたんだなと知りました。お父さんにとってはむしろ不肖の息子。家業も継がず人造宝石をやるとか宗教に生きるとか、何を考えているかわからない。でも、これだけ家族に大事にされていたのであれば、幸せな人だなあと思います。
 森七菜さん演じる妹トシは非常に良かったです。おじいちゃんをひっぱたくシーン、死の床で賢治の物語を聞くシーン、雪を食むシーンなど印象に残りました。今後の活躍を期待します。
 賢治の死のシーンは悲しかったです。雨に負けずを諳んじて「良い詩だぁ」と言う父、「お父さんにやっど褒められたぁ」と弱々しく笑って答える賢治、「褒めだことなんか、ほかにもいっぱいある」と泣く父。もう少し前に、賢治が元気な時に言ってあげたら良いのに、なかなか言えなかったお父さん。
 息子に対して素直な言葉をなかなか言えない気持ちは、私も父としてわかります。そして「なぜもっと早く言えなかったか」という後悔に苦しむことも多いのです。愛していること、褒めること、励ますことを口に出して言うのは気後れするけれど、勇気を出して言葉にしなければならないと強く思います。息子だけでなく誰に対しても。
そういうことを感じさせてくれた映画でした。

映画として残念だった点もあります。
色々なエピソードが描かれていますが、それらがやや表層的で浅いのです。私は宮沢賢治さんのことをよく知りません。それでも賢治が人造宝石や宗教に打ち込む理由、農民に拘る理由とか心情の描写は不十分と思いました。主人公はお父さんだから仕方ないかな。

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すみれ7878

4.0まるでゴッホの弟テオの様な親父には驚いた。

2023年5月7日
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泣ける

小説家・門井慶喜が、
宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を映画化。

セピア風にモノトーンに画面はフィルターがかかり、
いにしえの物語が展開されて行った。

切れのあるカメラワークが止まった様に決まり、
息を呑んでしまう。凄いスポットだった。

特に妹トシの火葬場面は俊逸で、
彼が危険人物とされるほどの宗教感の燃焼と焼失が見事だった。

そんな過度な展開から見事にファンタジーに軟着陸させたのはほっこりした。

役所さんの演技も口跡も強過ぎて皆んな萎縮してしまうなぁ

^^

岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、
適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。

学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む賢治に対し、
政次郎は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまう。

やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。

役所広司が政次郎役で主演を務め、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大がそれぞれ演じる。

^^

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カール@山口三

3.0お父さんの話だから仕方ないけど宮沢賢治の内面が描写不足なのが物足りない。宮沢賢治という超有名人におんぶにだっこした家族愛物語としては水準の出来。(キレイゴト過ぎるんだよね)

2023年5月7日
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①はじめの方は舞台が明治なだけで平凡なホームドラマの様相だったので期待薄か、と思って観ていたら賢治が日蓮宗にはまりこんだ辺りからやっと劇として面白くなってきた。
②役所広司は好演だが、好演するのが当たり前の人なので驚くこともない。唯一感心したのは、病床の賢治の枕元で、ランプの灯りの下で「雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ…」を読んでいる時の表情。
③妹のトシと賢治との絆の強さが描写不足なので、賢治の進学を許さない父親があっさりとトシに説き伏せられるところ、トシが病に伏せたと知った途端に賢治が童話を書き始める等のエピソードの描き方が唐突すぎる。
誰もが知っているエピソードだから突っ込んで描かなくても良いだろう、というのは映画作りからしたら手抜きなのだ。
④菅田将暉は宮沢賢治役にはミスキャストだと思うが華のある俳優なのでこういう映画にはキャスティングされやすいのだろう。
結核に冒されてからは何とかそれらしくなってきたけど…
⑤賢治の臨終のシーンには泣かされたけど、泣かすような脚本で、泣かすような演出で、泣かすような演技なので泣いたようなもの(+私は涙もろい)。余韻がない。
⑥銀河鉄道(?)に乗った政次郎が乗客である賢治とトシに「ありがとう」というラストも?

観終えた後、スクリーンに向かって「ありがとう」と言える映画に出会いたいものだ。

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もーさん