「宮沢家という一つの家族の物語」銀河鉄道の父 なごんさんの映画レビュー(感想・評価)
宮沢家という一つの家族の物語
初日舞台挨拶付きの回を鑑賞。
方言に苦戦したと言ってたが、東北人ではない自分には違和感なし。監督が、本来は「賢治」は方言的な発音で「けんず」になる為、映画の中で「けんず」にするか「けんじ」にするか、かなり悩んだそうな。
教科書に出てきたいくつかの作品に触れたことしかなかった宮沢賢治。こんな人物、こんな人生だったとは知らなかった。
2時で少々詰め込んだ感はあるが、父親目線でまとめていると思えば許容範囲。
雨ニモマケズは学校で暗記したので今でもほぼ暗唱出来るくらいだが、映画を見る前と後で感じるものが全く変わる。
宮沢賢治の作品を読みたくなった。
余韻に浸りたいのに、ラストシーン後に流れ出した女性ボーカルの曲でさめてしまいそこが少々残念。
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