ウィッシュのレビュー・感想・評価
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これでいいの?ディズニーよ、
字幕と吹き替え両方見たけど、これでいいのか
ディズニーは。
100周年っていうのもあって期待していた分残念だったな。色々な所に配慮しなきゃ行けないのかな、ストーリーも全体的に薄っぺらい、幼稚園の時に読み聞かせしてもらった絵本みたい。
ディズニーぽさがあまり無かったのも悲しかったよ、どうしたのディズニー。
所々色んな作品の要素が盛り込まれていたけどこれを入れときゃ喜ぶでしょって言われてる気分。小さい頃から私はディズニー大好きだし、ディズニーで育って来たようなものだけど、これがディズニー!夢の世界!ってのを見せて欲しい。ディズニーならできる。
最初のワンス・アポン・ア・タイムの方が感動したし良かったよ。
スターは可愛い…けど
国王は福山さん。アーシャは生田さん。
上手だけど国王が「実に」なんて言ったからガリレオか!とツッコミを入れたくなってしまった。アーシャも生田さん本人を感じる映画でした。
生田さんの歌声も透き通ってて綺麗だけどのアーシャはアフリカとイベリア半島の混血だからイメージからするとエジプトとか?スペインなので、もう少し声質が太い方が良かったので違う気がします。
オリジナルよりも何処かの国の吹替が良かったと聞きましたが…。
福山ファン、生田ファンには最高の歌声が聞けて良いのでしょう。
王妃とダリヤはとてもキャラとマッチしていて歌声もとても良かったし、他のキャラの歌声もとで良いです。
吹替は誰がやっているのだろう?と思う方が良いと思う。敢えて有名人にしなくても良いのでは?
この映画のストーリーはとても単純です。
100周年ということもありディズニー要素を詰め込んであります。
どの作品から使用されてるのかな?なんて観ているのも楽しさを感じますが分かりずらいです。
7人のティーンズは白雪姫の7人の小人だとは最初は分からなかったけど良く表現できて特にダリアが気に入りました。
動物たちが話したり味方してくれるのはディズニーらしくて可愛いです。
映像はとても綺麗でスターも可愛いです。
特にスターは可愛いです。
ミュージカル音楽がとても素敵で最後の全員の歌声は良かった。
国王が鏡の中に閉じ込められて地下牢に飾られるのは可哀想かなぁ?
見方によっては悪では無かったのかも。
私の願いは…
映画館へ行く度に字幕版と吹替版の予告編を見させられ
更にコラボCMであの歌を聴かされる日々から解放される事。
ところが公開されたらもう聴かないで良いと思ったのに
今度は絶賛上映中の広告が流れるとは!どんだけ力入れてるんだ。
さてディズニー100周年記念作の鳴り物入りでの公開ですが
はっきり言って褒める所がない凡作です。
最近ポリコレにご執心なディズニーですが今回はゴリ押し少なめ。
舞台となるロサス王国は地中海のどっかの島で最高にイカす
ゴキゲンな国を創ろうと色んな人々を受け入れた結果多民族国家に
なりましたって設定はなんの説明もなかった「ストレンジワールド」
「リトルマーメード」より少しましになった。
なんでか知らんが18歳になったらイケメンの王様に自分の願いを
差し出し選ばれた民は王様に願いを叶えて貰えるというよく分からん
システムに誰一人疑問を持たず平和に暮らしている王国の民。
宝くじの当選を待っているような他力本願に堕落したダメな国民です。
冒頭の新規入居者を迎えるミュージカルシーンで皆んな不満を
持っている感じはないのでこの王政が上手く機能しているのでしょう。
王様の弟子に推薦されたアーシャは面接で違和感を覚え文句を言って
しまい敢え無く落選。空気読めない世渡りの下手な王道主人公です。
また劇中にはお年ごろのイケメン不在で珍しく恋愛要素がないため
LGBTには触れませんが仲間に身障者がいるのは抜け目がありません。
その後ぼっちミュージカル中に突如空から降って来た
謎の宇宙生命体(?)スター。動物に言語能力を与えたり不思議な力を
持っているがこれ誰得能力?(これやられたらペットの世話大変です)
この不思議な力を利用して仲間と共にこのデストピアに反旗を翻し
テロリストのリーダーとなり遂に国家転覆させるのですが
果たしてこれはハッピーエンドなのか?
失脚した王様に代わり政治の素人である王妃がこの国を治める
訳ですが夢を叶える王国の広告塔不在は大きな損失。
ディズニーの傾向として女王は悪者になるかもしれんし。
ところでアーシャの願いは何だったっけ?
そういえばこの映画の邦題が「アーシャと魔法王国の秘密」って
いつものディズニー風じゃないのはなんで?
はい、略して言う時「アシャまほ」って語呂が悪いからでしょうね。
もう少し物語に厚みがあれば良作
王様の行動には根本的に過去の出来事が深くかかわっているのは分かったのですが、具体的にどのようなことがあって行動を起こしているのかが分からないので共感するのが難しかった。
私自身はディズニーに思い入れも無いので、最初の10分くらいかけて100周年のイベントを映像化するくらいならその10分でそこら辺を描いて欲しかった。
個人的には、王様を最後救う流れか、王妃様が王様に付き添うようなことがあっても良いのかなと。
最後奮い立たせるような演出は良かっただけに、少し残念。
全てが薄っぺらい
まずは端的に感想。ストーリーには一切期待しない方がいい。ちゃんと話を理解しようとすると色々と理解不能なことに気づいてしまうと思いますので。
まず問いたいのは善悪とはなんぞや。
アーシャ。治安のすこぶるいい国でぬくぬくと温室で育ち夢のためにどんな努力をしたかもさっぱり分からない。自分の親族の夢が叶わないと知るや否や偉大な王にクーデターを始めるヒロイン。結局は全てスターの力。友人を無理やり巻き込み危険に曝す。一体どこに憧れればいいんだい?
マグニフィコ王。辛い過去の経験から必死で努力を重ねて魔法の力を得る。願いが叶わないときの絶望を味わせたくないという思いから国民から願いを預かる。国の治安維持のため危険がない願いのみだが国民の夢を魔法の力で叶えてあげる慈善事業も行う。どこぞの誰かに危機感を与えられるまでは国民の願いは本当に大切に保管していた模様。ナルシストだけど良い人だったみたい。願いを預かる前提の国と知って移住してきた国民達から急に手のひらを返されてかわいそう。オープニングで皆楽しそうに踊ってたんですけどね。最終的に妻に裏切られ全てを奪われる悲劇のヒーロー。
どちらが真の悪役なのかおわかりですね?
色々と設定が無茶苦茶と感じることが多かったし、なんというか話の深さがゼロ。幼稚園児ぐらい向けなのかなと思ったぐらい。中でもマグニフィコ王がアーシャに秘密を漏らしてしまうところ。ポッと出のおそらく初対面の小娘に対して、偉大な王が、、、?不自然さしかないよね。まぁマグニフィコを悪役にさせるための展開なのだろうけどさ、おそらくここがこの作品の癌なんだと思う。
アーシャがマグニフィコ王の秘密を知ることになるのはもっと偶然のことでなくてはいけなかった。もしくは元からマグニフィコ王の弟子として数年過ごしておりだからこそ王から打ち明けられるべきだった。要するにアーシャとマグニフィコのストーリーにもう少しバックボーンが必要。
あと描くべきだったのは夢を預けてどんな悪いことが起きていたのか、ってこと。おそらく騎士の夢を持っていたあの子で表現したのかもしれないが、オープニングで皆楽しそうにしていたし、無理矢理感が強すぎた。要するにこれもバックボーン不足。
ミュージカル映画だから尺が足りないのかもしれないけど、本当に心の底から薄っぺらいストーリーだな、と思いました。
マグニフィコ王が可哀想
ネタバレ注意です。
あくまで私個人の意見なのでお気を悪くされたらすみません。
大きなモヤモヤを抱える映画でした。その理由を長くなりますが下に書きます。
マグニフィコ王は願いが叶わないことの悲しみを知っているからこそ善意で国民の願いを預かり守っていました。国民は願いを預ける代わりに願いを忘れてしまうというデメリットを把握した上で努力もせず願いを叶えてもらおうとしていました。
一部の国民は、作中で言われたように自分の力では願いが叶えられないような状況にある人(例えば身寄りのない人や難民など)も願いを叶えてもらおうと移住しています。
移住は無償で行われているし、様々な事情を抱えた人が無制限に入国していたら普通は治安も悪化しそうなものですがこの国は観光業が成り立つほどとても治安が良いです。
その治安の良さは王による叶える願いの選別により国を脅かすような願いが叶わなくなっていることで成り立っていると考えられます。
そうして王が作った平和な国の恩恵を受けてきたのに、いざ自分の願いが叶えてもらえないかもしれないと分かったら、誰より努力を重ねて良い国を作ってきた国王を悪者にして国民が反乱を起こすというのがなんとも言えない胸糞悪さを感じました。
映画後半のマグニフィコ王の暴走も、もとは主人公サイドが"魔法を使えるのは国王だけ"という法を犯して国の安定を脅かしたことで、王は過去のトラウマからパニックになり禁術に手を出してしまっただけだし、暴走する前の王は国民の願いを自分の力にしたりせずに国を脅かす可能性のある願いですら大切に保管するような人でした。
私には、今回の悪役であるマグニフィコ王は主人公によって悪にされてしまった被害者だと感じられました。
ラストシーンでは、国民が国王を悪く言う中で鏡に閉じ込められて、愛していた妻によって地下に追いやられるのもあまりに可哀想すぎて見ていられませんでした。
以上の理由で、主人公含め国民が無礼で恩知らずなのがひっかかる映画でした。
王様との和解の余地はなかったのだろうかとどうしても考えてしまう
ディズニー100周年記念作品
同時上映で短編映画のワンス・アポン・ア・スタジオが上映される
ロサス王国はマグニフィコ王が
自分が家族を盗賊に殺された過去から
魔法を独学で学び、願いを叶える魔法を手にいれ
ロサス王国を建国し、そこにいろいろな人があつまってきて
繁栄をしているらしい。
ストーリーとしては、主人公のアーシャが
ロサス王国で王様の弟子の試験を受けることになり
その過程で王様が願いを選別して
国益にならない願いは叶えず
願いを差し出した人にもどさず
ストックしておくという部分に同意できず反発をした。
というよりもアーシャの祖父の願いが叶わないと思ったことが
王打倒の動機の中心に思えたのでかなり私怨が入っている気がする
王様が叶える願いを選別し
国益にならないと判断をした願いについては
城に保管をしておくらしい
祖父の願いが叶わないと思った失望したアーシャに
空から願い星のスターがやってくる
スターの願いの力によって子ヤギなどがしゃべれるようになる
スターは別に悪意とかまったくなく
好き勝手に願いの力をバラまいていく感じ
そして、スターの力を使って王様を打倒することを決意するという
しかし、アーシャが具体的にやったことは
祖父の願いを城から取り戻したあとに
仲間を協力をして、国民の願いを解放するということくらいなので
なんか戦ったという感じがしない。
マグニフィコ王は辛い過去があったために
スターの出現により精神的にナーバスになっていて
禁忌の魔法に手を出してしまう
個人的には敵であるマグニフィコ王は
建国でロサス王国を一代で繁栄させていて
国民に尽くしていたのは事実なので
映画を観ていて「本当に王様を打倒していいのか?」
という疑念がちらついて、アーシャ達の行動にイマイチ納得できなかった。
クズの王様というわけではないし
序盤は親友が王様のクッキーをつくったりしたので
国民からの支持もかなりあったと感じられる
それが急激に手の平を返す流れが納得できない
ちなみにアーシャの親友の足が不自由に描かれているが
本人は願いで「足を治したい」かということが
まったくセリフにも出てこなかったのは違和感があった
アーシャと周囲のバックボーンが少ないのも
ストーリーは納得できない理由だと思う
しかも王様はラストは鏡に閉じ込められたので
過去のロサス王国への貢献を考えると酷い仕打ちのように感じる
前作のディズニー映画の「ストレンジワールド」は
親子孫の家族が和解をして終わった感じだったのに
今回も王様との和解の余地はなかったのか?
とどうしても考えてしまう
CG作画とかミュージカルシーンがかなりレベルが高いので
そこらへんはよかった
これで100周年?
話のスケール、悪役の野望、キャラクターデザイン、全てにおいて中途半端な作品だった。無理矢理他ディズニー作品のオマージュを入れて楽しませようとしているが、それだけでは補えないほどストーリーがつまらなかった。
あえて
いつもはだいたい字幕版で見るのですが、今回はあえて吹替版で見ました。生田絵梨花さんの歌や、今回は過去に吹替された日本の俳優さん達が出るので、それを観たかったので。残念ながら数名しかわかりませんでしたが、生田絵梨花さんや福山さんの歌は良かったし、ストーリーもディズニーらしくて良かったです。最後にみんなが歌い始めた時はウルっときました。
ノせて欲しかった…。
素晴らしい「作品」でした。
特にオープニングの街紹介は最高でしたし、(もちろん全部はわからないものの)様々な過去作へのオマージュ要素が、隠れミッキーのように散りばめられていたのも、ファンには楽しかったと思います。
で終われれば、さすが100周年記念作品、みたいな話なのですが…。
良かった、と思っている人の夢を壊すのは本意ではないので、そういう人はここまでで閉じて頂ければと思います。
ネタばれもするので、見てモヤモヤした人、見るつもりのない人、ネタばらしOKな人だけ、先をお読みください。
あ、冒頭の短編映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』は、本当に素晴らしかったですよ!
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いや、本当に、映像はきれいで、歌も素晴らしくて、その意味では、良い映画なんですよ。
良い映画なんですけど…気になった点を3つに整理しました。
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①物語の目的がよく分からない
そもそも「大事な願いを壊されないようにと預ける」というシステムが分からない。
それなのに、「預けたられたままになった願い」を解放する、と言われても…。
なんか理解できず、混乱したままでストーリーが進んでしまうんですよね。
最後も、民衆たちが、なんか自分たちで勝手に「願い」的なのを発現させてますし。
じゃぁ、敵を倒す意味、「願い」を解放する意味あるの? 新たな願いを持てば良いんじゃないの? と
みんなに新たに「願い」を持たせる主人公、というのでも、成立した気がするんですよね。
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②仲間が魅力的じゃない
ヒツジやウサギ、シカがしゃべる、味方してくれる、これはディズニーらしくて可愛いのです。
でも人間の仲間が…見た目も個性的で、キャラも個性的なのですけど、問題への関わり方に差がないんですよね…。「みんなモブ」感が否めない。
そもそも、主人公との関係も良く分からない。
昔からの友達? 厨房仲間? 主人公も厨房にいつもいるの?
一人、文句ばかり言うキャラがいましたけど、その分活躍する、とかもなく、単に文句ばかり言う仲間というだけで、いる意味あるかな、と。
(『グーニーズ』の彼は、それが「可愛げ」でしたし、最後にヒーローしますしね。)
せめて、それぞれのキャラが、自分たちらしさで罠を突破したり、敵を撃破したりするシーンがあればなぁ…。
(「シャイな子がいつも姿を隠してしまうのは、隠れ部屋を知っていたから」は、なんか違うと思います…。)
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③「悪役」が悪役じゃない
で、最大の問題がここ。
①ともつながるのですが、今作の悪役って、そんなに悪いことしているのか?、と。
「呪いの本」の力を借りてしまったり、他人の願いを自分の力にしたり、とかした後は確かに悪役っぽいのですが、そこまでは、そんなに悪いことしてないんじゃないかなぁ、と。
主人公とのやり取りで、「主人公の敵」にはなっているのですが、「観客の敵」にはなってないんですよね…。
それなのに、最後の仕打ちは、ちょっと非道いよなぁ、と。
最後の民衆蜂起→革命みたいな流れで、一般民衆が勝つ姿を描きたかったのか、と思いましたが、その割には、その後も王政が続くわけですしねぇ…。
冒頭の国の描写が素晴らしかっただけに、この国を創り上げた人物に対して、これで良いのかなぁ、と思ってしまうわけです。
「悪役」を操っていた「黒幕」(例えば呪いの本を書いた魔導士の魂とか)と、最後に主人公と「悪役」が共闘して倒す、とか、何なら、本当の「黒幕」は、最後に王位についたあの人である、とか、もうひとひねりあればなぁ。
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現実社会が「戦争」「格差」「異常気象」など、世界規模の問題と向き合っている中で、また中途半端にファンタジーな設定で、勧善懲悪(?)してきたなぁ、と。
正直、『ワンピースフィルムRED』の方が、カタルシスありましたし、考えさせられる=残るものの多い映画でした、というのがなんとも。
とはいえ、『アナ雪2』みたいなのでも、ちょっとリアクションに困るわけですが。
うーん。
せっかくの100周年、ノりたかったし、ノせて欲しかったのですけれど…。
100周年にぴったり
ミュージカルはやっぱこうでなきゃ!踊り出したくなるくらいの迫力で最高でした。
願いを奪われた人が願いを取り戻す内容です
簡単に言いました
1番好きな歌は 君はスター 無礼者たちへ
いろんなディズニー映画のオマージュがあって最高です!
ウィッシュ
願いは自分で叶えるもの
人間性が見えない
「ディズニー100周年の集大成」と銘打ってキャンペーンをした割に、アメリカの興収はかなり寂しいとのウワサで日本でも評価は賛否ある様子。
で、上映スタート。
映画冒頭に、今回のヴィランてあるマグニフィコ王の紹介と、彼の興した「ロサス王国」の成り立ちや、国民はそれぞれ18歳になったら自分の「願い」を国王に納める(決して叶うワケではない)という「しきたり」が説明される。
国王はその召し上げられた願いを見て「善良」で「国のためになる」と判断したものはその魔法の力で叶えるが、それ以外の人々は自分の願いを忘れてしまうらしい。
ん?
そして、主人公たち国民が登場。
それなりに幸せそうに暮らしていて、冒頭から楽しげな音楽とダンス(インド映画っぽい)が繰り広げられる。
ん?
ロサスの国民は、国王の言葉に対して特に大きな疑念を抱くことなく歓声を上げる。
ん?
そもそもの設定がどう考えても「デストピア」のソレなワケだし、国民は魔法で操られている、というワケでもないらしい。
おまけに願いを納めると、当分の間は腑抜けになってしまう。
でもなんかみんなルールを守って、国王を支持してる。そんなことある?
「願いの中には良くないものもあるし、叶わない願いに苦しむくらいなら、最初から願いなんてない方がいい」
そのロジックはファンタジーとして分からなくもない。じゃあ、アーシャに個人的に打ち明けるのではなく、この世界においてこれが「正論」として受け入れられていることをもう少しちゃんと見せてくれないと。
私にとってはどうにも飲み込めないスタートが切られてしまった。
ただ、お話は一本道。
歌の力・魔法の力・仲間の力・周りのみんなの力を結集して最後はヴィランを倒し、みんなの「願い」を取り戻すという流れは非常にシンプル。
「願うこと」は大事。
うん、メッセージは分かった。
でもさ。
やっぱりコレは映画としてどーなの?
登場人物について、主人公のアーシャでさえ、ほとんど「このコは何者なのか」、どんな経緯でここまで来て、それこそどんな「願い」を彼女が持っているのかなど、しっかり描かれていない。
物語としては、100年を迎えたディズニーがこれまで大事にしてきたものを、「叶わないなら、いっそ願う事をやめればいい」「願う事そのものに意味がある」という立場で対立させて、あらためてその大事さを訴えるってことなんだろうけど、主人公もヴィランも周りの友だちや可愛らしいキャラクターに至るまで、人間性が見えない、というか登場人物たちが皆ただその「物語を進めるためのコマ」としての機能しかない様に感じてしまった。
極端に言えば、主人公はアーシャじゃなく他の誰かでも多分遜色はなかったのでは?
ちりばめられた「ディズニー的なアレコレ」を探すのは楽しいのかも知れないけど、ディズニー100年の集大成って、もしかしてそういう「ディズニー小ネタ集」ができたってこと?と勘ぐってしまうほど、私は映画としての面白さを感じなかった。
歌は結構いいのに。
映像美✖️ミュージカル
※ネタバレ含みます
ザ「こども向けミュージカル映画」です。
内容としては、ディズニー100周年記念作品として、こどもたちに「夢を諦めない」ことをとにかく表現し続ける映画です。
たとえばジブリ作品は、一見こども向けアニメのようで、大人が観ても楽しめる一面がありますが、ウィッシュは完全にこども向けと言ってもおかしくないでしょう。
では大人はどう楽しむか?
それはミュージカルとして歌手の素晴らしい歌声を楽しむことや、過去のディズニー作品を思わせる表現が出てくるところにクスッとしたり、少しだけディープな楽しみ方をすると良さそうです。
主人公の吹き替え役、生田さんの歌声は素晴らしいものでした。かわいいだけではなく、彼女のミュージカル経験が活きています。
ストーリーに壮大さはあっても、ものすごい深みはありません。こどもでも分かるストーリーです。
主人公たちは劇中でこのように歌います。
ーなぜ星に願うのか?
ーぼくたちは、地球の一部だからだ
ー無駄なものなど一つもないんだ
ーぼくたちはスターだ
地球規模の壮大さと、ひとりひとりの尊さ。
イッツアスモールワールドの世界観を感じます。
わたしは『アナと雪の女王』は、姉妹関係の複雑さがよく調査された、とてもパーソナルな作品だと感じています。
こちらもミュージカル要素がありますが、「姉妹(兄弟)関係」がしっかりとテーマになっています。
ウィッシュはというと、タイトルどおり『願い』すなわち将来の夢、叶えたいことを「諦めない」ことが一貫したテーマで、人間関係や、主人公をはじめとした登場人物のパーソナルな部分にはあまり焦点が当たりません。
そのためか、作品としての厚みが出なかったようにも感じます。
良かったのは、友人の裏切りが描かれたこと。これが無ければ、ほんとうにペラペラの薄いストーリーになるところでした。
そして本当の主役はマグニフィコのようにも。
彼の願いは素晴らしいですが、それを間違った方法で叶えようとしてしまいます。
歌唱シーンもしっかりあり、ワンマンライブのよう。(福山雅治さんだからこそ演じきれました)
権力や美貌に自惚れて、間違いを犯す愚かさがしっかり描かれています。
この映画で1番驚かされたのは、アーシャがフェアリーゴッドマザーの若かりしころ?だということ。
まさか最後にそこに繋げてくるとは。
なんかピーターという名のピーターパン的男の子も出てきていましたし、ディズニーファンを驚かせる小ネタがちらほら。
さらっと気軽にミュージカル鑑賞、という雰囲気で、誰でもどの世代の方も楽しめる作品です。
小さいこどもに見せてあげたい。
国王いい奴じゃん…国民がわがまま過ぎて国王がキレてぶっ壊れただけ(閲覧注意で…すみません)
先ず始めに、歌は最高に良かった!!
歌は全て素晴らしい!
あと、多くの方も言ってますが本編前のショートムービーがグッとくる!
自分はキツネのロビンフットのお話が大好きでビデオテープが傷むくらい何度も何度も見た。彼らが出てきた時には最高にテンションが上がった!
【※ここから↓はかなり否定的内容です。この作品が好きな方は不快になるかもしれないので見ないで下さいm(_ _)m】
そして本編。
いや…国王が不憫過ぎるでしょ。
過去に家族や仲間を盗賊に殺された酷い過去があって、そんな苦しみを人々に味あわせない為に世界中の魔術を独学で研究し魔法を編み出した。
そしてその力を多くの人の役に立てようと王様の理解者である奥様と共に王国を作った…。
最強の努力の人やんけ(・・;)
『他人を巻き込みそうな願い・内容は素晴らしいが将来王国にとって悪か善かどちらに転ぶか分からない願い』を出る杭として早いうちに打つというのがこの国王の平和の維持の仕方だった。
確かに極端だがこの国はそれで平和が保ててるんだな。
王様が繊細な風呂の火加減を調節して、国民がいい湯に浸かってる状態。
そんな中、平和ボケした国民が国王の努力を知ってか知らずかいっちゃもん付ける…
国王:「何だよこいつら人の作った国で安穏と暮らしといて、礼や敬意を払うどころか文句ばっか言ってきやがって」
で、王様ブチ切れて怒り狂う、更にわがままな国民の事を恨みだす。
そりゃそうなるわ!
なんなんこの国民。
主人公もあまりに情緒不安定過ぎ。若さによる勢いだけで突っ走り過ぎる。
最後に皆んなが「願い」で王様倒すって事は、願いを預けてもその後また新しい願いを持つ事はできるって事でしょ。
この国で願いを叶えるの無理なら他の国に行けばいいじゃん。
冒頭に外からこの国に来てた人達だっていたし基本的に誰でも出入り自由な国なんでしょ。
国民は努力せず願いを人任せにし過ぎ。
頭の中で願ってばっかりで行動しな過ぎ。
少なくともこの国王は理想を叶えるために過去に相当な努力してる。
いくらファンタジーとは言え、この王様を「邪悪」とするのには理解できない。
それにこの国民と主人公の思想行動は危険だと思う。
まあ、兎に角ディズニー創立100年はおめでとうございます!
スター可愛い! 思ったより歌多め!
まずスターが可愛いのと、歌が良き!
みんな本当に声がいいね!歌ってるのを聞いてテンション上がってくる!まぁ、予想以上に歌うところ多いな、、、とかは思ったけどそこまでは気にならない。
ストーリーも、真実を知った主人公が仲間と協力し巨悪に立ち向かうのは熱い!ただ、敵が強すぎるのと味方(主人公含め)あまり強くないのが難点。負けて当然。ディズニーらしく、悪がしっかり悪でオチもよく、力技な気もするけれどハッピーに終わったので自分としては満足!
期待しすぎた感はあったけれど、普通に良かったし面白かった!
最後王から呪いを取り除く展開ならまだ良かった
18歳です。
18年間生きてきた中で最も不快でつまらない映画でした。不愉快すぎてレビューで不満を綴ろうと思っています。不快になるかもしれないのでこの映画が良かったと思う人は見ない方がいいです。共感してくれる人いたらコメント下さい。
私は映画で泣かないことがないぐらいすぐ涙目になる方ですが、ストーリーに1ミリも泣けませんでしたし感動しませんでした。(初めの国の案内の歌については、リズムが良くて感動しました)
☆1にした理由は、本編前のディズニー100周年ムービーに感動したからです。ミッキーがそろそろ行かないと、と言ってたところで泣きそうになりました。本編だけなら☆0でした。
いきなりネタバレに入りますが、まず王は自身が大切なものを失ったことで同じことが起きないように国を作り、困った人々を差別することなく歓迎し、主人公が邪魔をするまでは圧政を敷くこともなく平和に国を統治してました。願いの内容をみて、自分が守ってきた国の平和を乱す可能性のあるものを叶えないことの何が悪いのか。
主人公は王はみんなの願いを叶えようとしない!叶える気がないなら返せ!と言ってたが、平和の為に選んだだけだし、今まで平和に暮らせていたのならば現在維持でいいやん、別にその願いを危険に晒すことは無いし。王も願いを一生守ると言ってたやん。とツッコミを入れたくなった。
たしかに祖父の願いは明らかに危ないものではないし、祖父はいい人だ!と言う気持ちは分かる。しかし、面接に来たばっかで知り合いでもない主人公の、家族贔屓している発言を素直に信じるわけが無い。王の言うとおり、会ってすぐ祖父の願いを叶えてくれない?と言うところにも厚かましさを感じる。
あと願いのことをペラペラと家族や友だちに話すのもどうかと思う。自分勝手に祖父の願いは叶わないと伝えて怒られて泣いて…
王妃も、呪いの本に支配されてしまった王を助けることなくあの人は変わってしまったとは何だと思う。国民も王妃も今までしてきた王の功績を考慮せずやっつけるぞ!!はあまりにも酷すぎる。
王が暴走→呪いから王を救え→救う→王が改心→願いを返す→みんなハッピー
の展開ならニコニコしたまま映画館を出れました。
ウィッシュ届かず
今度こそ、と期待していたのですが、面白くなかったです。キャラクター達の背景や心情やテーマである「願い」も曖昧で、感情移入が全くできませんでした。主人公ですらキャラが薄く、応援する気持ちが湧いてきません。
王がなぜ人々から願いを奪うに至ったのか?冒頭に焼けこげたタペストリーの説明がほんのちょっとあっただけ、どんなに願ってもかなわない辛さを味わうくらいなら、初めから願わない方が楽に生きられる、という考えに至ったのだろうと推測しましたが、王の生い立ちと、その考えに至った不幸をもっとしっかり描けば、立ち向かう主人公の気持ちにもっと共感して応援できると思います。王様は単純バカなガストンみたいな悪役ではないのに、あの結末でよかったの?良い人だった頃の王と寄り添ってきた慈悲深い王妃の願いを、王様の立ち直りと繋げれば、もっとハッピーエンドになるのに。
ディズニー映画としてはかなりガッカリでした。
ディズニー100周年にふさわしい物語
100周年を記念して作られた短編、『ワンス・アポン・ア・スタジオ』額縁からディズニーアニメキャラが出てきて集まっていく様子が、ずっとワクワクさせてくれる、最高!キャラごとの個性を殺すことなく魅せて行くのはさすがディズニー。
『ウィッシュ』本編、100周年記念映画くらいしか情報もなく見たけど、最高の映画だった!スター(星のキャラ)めちゃめちゃ可愛かった(*´꒳`*)♡
王様の暴走に屈することなく、アーシャが唄い、親友や王女が唄って、王国民全員で歌うところ、涙が出た😢
物語や伝えたいことはシンプルだけど、複雑にしなくて正解。
100周年にふさわしい物語だった。
なんかモヤモヤが残ってしまったな。。
100周年ということで、冒頭に全部のキャラが出てくるショートフィルムがあります
ディズニーファンならテンションがあがってワクワクするんだけど、字幕で見に来たのに何故かここは吹替。
ちょっとがっかり、そして吹替なのに字幕もあります。まあ、聴覚障害の方がいる場合の配慮でしょうか?自分はオリジナルの声が好きなので吹替じゃ無い方が良かったなぁ
さて本編ですが、願いを叶える為国民から願いを国王が預かって年に何回か選ばれた願いを叶えていくという仕組みがあり、国民からも慕われてた王様なんですが、何故か人々の願いを叶えるのを内容を見て決めているという話から、人々の願いの力を取り込んで魔女化みたいな感じでダークサイドに落ちちゃうんですが、最後星の力を借りてみんなの願いを返していくという事になります。
自分の力で夢を叶えていくことが幸せなんだよって事なのだと思うんですが。
ピノキオの頃は「星に願いを」かけて叶えてもらうって感じだったんだと思うんですが、今は自分で叶えていこうっていう時代の流れなのかなぁ
それ自体はよいですけれども
一瞬の迷いというか民の願いを取り込んでしまった国王の扱いが酷い。。。彼に改心のタイミングを与えて欲しかったです。今まで色々頑張って国を治めて発展させてきたのに、この扱いはひどく無いか?
何かあんな急に気の迷いとか慢心をしたからって奥さんとも愛し合ってる風だったのにあんなに完全否定するってのはモヤモヤした
勧善懲悪だとは思うが、この人そんな悪?!ってところで、経営者というか支配者に対する庶民みたいな不要なバイアスがかかってるんじゃ無いかなって感じを覚えてモヤモヤしてしまい、ディズニー作品を見た後のハッピーな感じにならなかったのが残念でした。
100周年記念作品だというにはもう少しいい脚本なかったんだろうか。。。と
ヒロインのビジュアルが気にはなるが芯の強さがあってよい。王妃の人柄もとても良い。
こんなことを言っては元も子もないが、やはりアリエルの時といい、ヒロインがドレッドヘアーの黒人なのでなんだかビジュアルが単純に好きではない。
今までのディズニーヒロインのような品のある美しさ、麗しさが全くない。
(アップの顔がちょっと可愛くないなぁ…)(シャンプーが大変そうだ)などといった余計な思考が邪魔をして肝心のストーリーがなかなか頭に入ってこない。
アーシャの見た目はさておき、決してブレない芯をもって強さがある部分はちょっと今までのディズニーのヒロインよりも目立っていて、現代といった感じでよかった。
特に王妃が最初から最後まで良識ある人格で、善悪の分別が分かっていて本来は悪者の味方しそうな立ち位置なのに、主人公側に立って反抗しているところが非常に良かった。
やはり頼れるのは“女性“である。
あととにかくスターが可愛い。カービィのキャラにいそうだ。
カービィというかUSJのスペースファンタジーザライドのサンフェアリーか?
マグニフィコ王はやたらイケメンだとか自画自賛していたり市民からも言われてたが、見るからに初老のおじさんがなんでイケメン設定?今までのディズニー作のイケメン王子様たちに謝ってほしい。これもなんか年齢などとらわれずといったポリコレが関係してるのか?あほらしい。
スターは願いを叶えてくれるのではなく、願いを叶える手助けをしてくれる、ところが受動的ではなく能動的に行動しろ、ということだな。
勇気づけてくれそうなので売店でスターのシールと可愛いキーホルダーを買いました。自分ももっと勇気を持って願いを叶えるために頑張ろうと思う。
ストーリーは子どもだけでなく、大人に向けても背中を押してくれる内容で単純すぎる部分はあったがまぁまぁよかった。
しかしなんといってもヒロインのビジュアルがお姫様のようにもっと可愛かったら、、と思ってしまうのは自分だけだろうか。
ディズニーよ、100周年記念だかなんだか知らんが、もうこれ以上ポリコレ配慮するのはやめてくれ。
てかそんなにポリコレ意識したいのならなぜアジア系(むしろ日本人にしてくれ)の主人公の映画がなかなかないのだ??
LGBTでもビーガンでも環境活動家でもなんでも行き過ぎると逆に中途半端で矛盾が発生していることに気づいてほしい。
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