ウィッシュのレビュー・感想・評価
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ラストまで色々と違和感あり
吹き替えで観たため王様の声が福山雅治なのが違和感を感じてしまった。
王様が歌い出すとさらに違和感が強くなった。
昔は志があった王が悪役になった経緯がよくわからなかったし、序盤ですでに悪役になってたのがアナ雪のハンス王子さながらの安っぽさを感じた。
王を改心させるのかと思いきや、妻までが王を見捨てる浅い内容でラストまで残念だった。
主役の女の子にもあまり魅力を感じない内容だった。
登場人物たちに魅力がない。
スターはスーパーマリオを想像した。
ヤギの声も山寺宏一が合ってなかった。
ディズニー映画にしては暗く楽しい場面が少なく印象に残らない映画だと感じた。
100周年記念👏
面白かった〜😁、シュガー&ラッシュ以来の劇場鑑賞❗️(吹き替え)本当に良かった👍。
家族連れも多かったから男の一人鑑賞は肩身狭かったが(笑)。
物語はよくありそうな感じでも楽しめたし、最後にマグニフィコ王が閉じ込められて終わりと思ったらジャファーみたいにいつか出てくるかも❓(笑)。最近のヴィランは死なないからエピローグ的部分で出てきたのはビックリ🫢。
エンドロールのディズニー過去キャラは8割ぐらい分かった😆イカボードとかマニアックなキャラも流してくれて嬉しいです☺️。
アーシャはプリンセスに入るのかな❓歌も良かったしなにより可愛かった☺️。マグニフィコ王も過去の男性ヴィランの中では声もそうだかイケオジやった😊
ヴァイオリンの弾き方がいい加減なのでマイナス100点
誰かの夢で一瞬出てきたヴァイオリンの弾き方が弓の持ち方からして非常にいい加減だったのでマイナス100点ですが、そのほかにも評価できる要素がほとんどない。
ディズニー100周年にしては非常に物足りない出来。
わりとこき下ろしてたアナ雪でも見ながら2回泣いたしLet it goは今でも繰り返し観る(聴く)ほどだが、ウィッシュにおいては「このシーンもう一回見たい」と思えルシーンが一つもなかった。同時上映の短編の方がアニメーションは面白いくらい。とにかく歌パートですら画が平凡で残念。
近年のディズニーヒロインの言動に気品と威厳がなくて憧れの対象にならないのはもう好みの問題なんだが、吹替えの問題かもしれないが歌詞の言葉選びがあまり美しくない。現代の話ならいいがファンタジーでそれは萎える。吹替の歌唱力は文句ないが、眠れる森の美女の「いつか夢で」の歌詞の美しさが懐かしい…。
王様王妃の衣装は良かったがぶっちゃけそれしか褒める部分がない。王が稀に見る中年イケメン。吹替の声も(無駄に)イケメン。ディズニーのキャラデザスタッフに枯れ専が入ったと思われる。
キャラを絞って王(とサイモンあたり)のバックボーンをもっと掘り下げれば良かったのに、あるいはアーシャが王の企みを訴えてもみんな信じないとか…信じて王に願いを託したくせに夢が叶わないと知るとあっさり寝返る国民。王に願いを託した責任とか反省とかないのか。他責過ぎて誰も夢叶えられないと思う。
設定だけ面白くて脚本が残念なのは近年ディズニーあるあるだけど、面白くできるスタッフというか脚本家がいないのはなかなかしんどい。これはアナ雪の時も思ったが世界観における舞台というか土地というか場面の使い方がゲド戦記並みにとにかく狭い。毎回同じは広場ばかり出てくる。背景に飽きる。眠れる森なんてオーロラが糸車に引き寄せられて城の中歩いてるだけでも画の使い方がうまくてドキドキするのに。
あとコロナもまだ完全に治ってないのに、衛生的に鼻水クッキーはどうなんだ。ギャグのつもりなんだろうが気持ち悪過ぎて悪えないどころか気持ち悪い…モアナの海の水があったかくなるシーン(婉曲な表現)も酷かったけが二度と見たくないよ…夢と希望の世界でこういうのやめてくれ本当に。
もっとキャラクターを知りたかった
【願い】がテーマなのは凄く良いと思いました。
キャラクターを見る限りそれぞれ個性があって、このキャラクターが生きてきた歴史を感じることができる作品なんだろうなと思いながら映画館に行きました。
結果、よう分からんキャラ達がよう分からん行動をとって国家転覆した話でした。
てっきり国民の願いを集めて邪悪な魔法でも作ってる王様に立ち向かうために戦うのかと思いました。
でも実際の悪役の王様は、自意識過剰で感謝することを国民に求めて願を守ったり叶えたりしているだけで、悪役にするにしては善意的なので、主人公が起こす行動すべてが王様の考えや行動よりも利己的で感情移入できませんでした。
主人公の家族構成も説明されない
主人公がなんで王様と面接するのかも分からない
主人公が願っただけで星が答えてくれる理由の説明もない
主人公の友人たちの関係性も分からない
王様の過去も触れるだけで説明がない
説明不足が目立ってストーリーは本当に薄っぺらいものになっていました。
歌と声優たちの演技で感動できそうなものはありますが、1つ気になりだすと最後まで疑問やツッコミどころがありストーリーに没入する事ができず、ただのミュージックビデオを見ているように感じます。
でも疲れたときや頭を空っぽにして見る作品には向いているかと思います。
映像に違和感があり、それもあって最後まで心から楽しむということができませんでした。
私が最後に見たディズニーのアニメ作品はアナ雪2です。
それと同等か以上を期待しましたが…残念です。
ディズニーなら映像と歌は保証されているからそれだけでも楽しもうと思っていたので…。
主要人物以外のモブが今まで以上にモブ感を出していたり、背景と人物がなんだかツギハギで違和感がありました。
主人公が夜木の上で歌うシーンもアナ雪以上の感動はなく、歌がとても良かったので少し残念でした。
同時上映されているワンスアボンスタジオのできが良かったのでつい比較してしまいます。
それの最後に白雪姫とウィッシュの主人公が手を取って歌うシーンがあり見たときは気になりませんでしたが、見終わるとあのウィッシュの主人公と実写白雪姫を演じる女優が重なってもやっとした気持ちになりました。
もう一度ディズニーが作る誰からも愛されるお姫様を見てみたいです。
ディズニー好きにお勧め
同時上映の「ワンスアポンアスタジオ」の長編版みたいな内容。
過去作のオマージュが数え切れない位多い。
ディズニー作品を見るのがこの作品が始めての人にはあまりお勧めできない。※過去作オマージュ多過ぎるから。映画も過去作をいくつか見ている前提で作られている感じがありました。
本作で新しくなった3DCGが凄い。2Dっぽい3Dという独特な質感。映像美はさすがディズニークォリティ。感無量。
歌は本場のパワフルさを感じたいのなら字幕で。気軽に見たいのなら吹替で。私は既に字幕3回視聴しました。
本作のヴィラン「マグニフィコ」王ですが、元から悪ではありません。アーシャが反論してしまったことがきっかけで、冷静さを失って闇堕ちしてしまいます。
ロサス国民は闇堕ち前マグニフィコの下でも何不自由なく平和に暮らしている印象でした。
願いを差し出した後は損失感に襲われるが、毎月誰か1人が叶えれているのを見て「自分もいつか...」と洗脳状態になってるのか...
と色々考えさせられる映画でした。
字幕版ではマグニフィコに国民で立ち向かうシーン「この願いリプライズ」で「あなたが教えてくれた」なんて国王をめちゃくちゃ皮肉ってました。
「この願いリプライズ」は吹替の方が内容は分かりやすいです。
マグニフィコ王は善人のふりをした悪人でした
マグニフィコ王が善人であるというレビューが結構多いのが気になります。
これがシナリオのわかりにくさから来ているのであれば、作品の評価が低くなるのも仕方ないかも知れません。
ですがマグニフィコ王は明らかに悪人です。
映画の中に一瞬だけマグニフィコ王の過去に何か不幸があったのだろう事がわかるシーンがあります。
おそらくマグニフィコ王はその不幸な過去のせいで、強い願いから来る強い感情は人を不幸にする、と思い込んでしまったのでしょう。
だけど、民衆に強い願いを捨てろと言っても誰も耳を傾けてもらえない。
そこでマグニフィコ王は民衆を騙して願いを奪う事を考える。
魔法で願いを叶えると嘘をつき、民衆から願いを取り上げる。願いを取り戻そうとしない様に魔法で願いの事を忘れさせる。
その上でマグニフィコ王には害が無い願いを少しだけ本当に叶えて、民衆に本当に願いが叶うと信じさせる。叶える願いが少しなのは魔法の力を貯めるのに時間がかかる、とでも言い訳をしていたのでしょう。
願いを忘れ、強い感情を失った民衆はマグニフィコ王を盲目的に信じる様に洗脳され、誘導されていく。
最初のマグニフィコ王を賛美するシーンなどは、新興宗教の教祖をあがめる様でとても気持ち悪さを感じました。このシーンを単純に素晴らしい平和な国だと感じている方が結構いる事に驚きます。
マグニフィコ王のやっている事は明らかにネズミ講や悪徳な新興宗教などと同じ詐欺であり、搾取です。
マグニフィコ王はだんだん独善的な性質を強くしていき、民衆は愚かで私の言う事を聞いていれば良いのだ、と思い込んでいく。
願いは大事に保管していたのではなく、使い道も無いので単に隠してあっただけです。王妃に対して、いつか願いを叶えるため、とかの言い訳のために捨てられなかっただけでしょう。
そういう背景が映画中ではほとんど語られないので、マグニフィコ王が悪かどうかわからない方が多くなっているのでしょう。
独善的なマグニフィコ王は、自分に盲目的に憧れる主人公に、自分がこんなに良い王なのだと自慢するため、自分の秘密を垣間見せてしまう。
だが、主人公は正しい感覚を持っていたため、マグニフィコ王の誤りに気付いて、マグニフィコ王から願いを取り戻そうとする。
最初は家族の願いだけを取り戻すだけのつもりだった主人公だが、民衆に自分の悪事が暴かれる事を恐れるマグニフィコ王は暴走し始める。
偶然、願いを破壊して取り込む事で自分の魔法の力が強くなると知ったマグニフィコ王は、民衆の事など無視して、多くの願いを破壊して取り込んでいく。
ネズミ講で破綻していく犯罪者の典型です。殺人などの凶悪さは無いかも知れませんが、大勢の人々を不幸にしていく最悪の権力者です。
追放され、投獄されるのは当然の結末でしょう。
評価を低くしている方は、マグニフィコ王が善人だと感じているか、主人公が白人のプリンセスでは無い事が不満であるか、ストーリーが単純でつまらないと感じているか、という3点が多い様に見受けられます。
どれも的外れである様に思います。マグニフィコ王は悪人だし、一般人で未熟な子供だけど正しい感覚を持つ芯の強い行動力のある素晴らしい主人公だし、100周年記念で誰にでもストレートに伝わる王道なストーリーを目指したのだと思います。
まぁ、伝わらずに評価が低い人が多いなら、それはディズニーの失敗でしょう。
ただ、私は歌も映像も素晴らしいシンプルなストーリーで、100周年記念のお祭り的な作品としては、ディズニーらしい良い映画だと感じました。たくさんの過去作へのオマージュが楽しい作品です。
個人的には王妃だけでなくプリンセスも出てくれば良かったかな、と思いました。スターではなくプリンセスが主人公の友達として、主人公に協力して王を倒す方がディズニーらしかったかも。スターはすごく可愛らしいのですが、その存在がちょっと唐突で説明不足なので。
まぁ、ディズニーの魔法の世界で細かい事を言うのも野暮というものでしょう。楽しい映画でした。生田絵梨花さんも福山雅治さんも素晴らしい歌と演技でしたね。
集大成の映画っぽくはない
まぁまぁ面白い映画でした。
長さ的にも問題ありません。
最初は歌のインパクト弱めかなと思いましたが、主題となる歌はとても良かったです。吹替で見ましたが生田さんの歌きれいでした。
願いを王に授けると、その夢を忘れてしまうというのがポイントですね。
かなりの国民がいることから、自分の願いが叶う日がかなり遠いことは誰でもわかるかと思います。その夢をずっと忘れないといけないのは辛いですね。
そうやって国の治安を守る方法には納得というか、頭いいなと思ってしまう自分もいます。ああ、そういう方法があるんだな、と。
王はそういうちょっとした企みはありつつも、アーシャが行動してスターが出現するまでは、そこまで悪い人じゃなかったと思います。
アーシャが不審がる気持ちもわかるので誰が悪いとかじゃないですけど王が完全邪悪体になってしまい、なんだか可哀想だなと思いました。完全に王のせいとも思えないんです。
王妃も途中で完全に王から離れちゃいましたね笑。
終始喋るヒツジがうるさく、何かアシストすることもなく、ただ映画を見に来た子どもたちにオラフ的なキャラを提供するだけだったのが残念です。オラフのほうが愛嬌もあって可愛かったです。
前半で王がすで悪者とわかる描写が出たので、実は別の王妃あたりが黒幕かと思って見てましたが、結局そのまま王が悪いだけでしたね笑
吹替版めちゃくちゃいいです!!
ディズニー100周年の記念すべき映画🎞️
それだけでも期待値が膨らみ、ずっと楽しみにしていました!
字幕版と都合がつかず、最初は吹替版へ💨
もともと歌番組で、いくちゃんが歌っているのを聞いていたので音楽に期待して行きましたが、、想像以上!!
吹替版とても良かったです!!!
いくちゃん歌うますぎる!!あんなに上手なのか!!!
福山さんもバチバチに決まっていて、歌を聞くためだけに吹替版また行きたいくらいです。
ようこそ!ロサス王国へと無礼者たちへは、鼻歌でつい歌っちゃうくらい好きになりました🎵
あと真実を掲げの繰り返される重低音!!!!身体の奥まで響く感じで、ドキドキしてすごい盛り上がりました!!
最後の、ウィッシュ〜この願い〜は映画館が震えてるんじゃないかっていうくらい響いていて圧倒&魅了されました✨
とにかく、吹替版素晴らしかったです!😍
音楽の感想はここまで、以下内容の感想です。
正直、1番伝えたい内容は?と思います。
「願いは自分で叶えるもの」を1番伝えたいのであったら、そこに行き着くまでのストーリーが少し弱いかもと思いました。
マグニフィコ王がみんなの願いを叶えるフリして集める→叶えないし悪用している→願いを取り戻す
ならまだ分かります(終盤はそうなっています)が、実際は平和な王国を守るためにそれを脅かす恐れのある願いを叶えないように願いを選んでいる(叶えない願いはきちんと保管している)でした。
マグニフィコ王は盗賊に家族を殺され、そこから魔法を学び平和な国を1から作り上げました。
そして制限なく外から人々を受け入れ、国をまとめ上げていました。
権威を脅かされたくないという気持ちはあるかもしれませんが、国を維持するために叶える願いを選ぶことはしてもいいのでは?と思ってしまいました。
頑張ってるよ!マグニフィコ王!
他力本願な国民を置いておいて、マグニフィコ王が悪にされるのは今までの努力があることを考えると可愛そう🥲
王妃ともすごくいいパートナーであると思っていましたが、王妃もマグニフィコ王を見切るんですね🥲
あとあと、結局アーシャの願いってなんだったのでしょう?祖父の願いが叶うこと?
願いが叶う国にいないのでそう思うかもしれませんが、ギターを上手く演奏したいや憧れの騎士になりたいというような夢はいつ叶うかわからない願い(そしてその願いも忘れてしまう)に託すよりも、自分で叶えてこその夢ですよね!
そういう夢を託すことが、マグニフィコ的に無礼者!だったのかもしれないですね😌
個人的にはスターの存在もちょっと疑問で、、、。
スターのようななんでも魔法でできちゃう!万能!(しかし喋らない、何のために出てきたかいまいちわからない)なキャラクターがいては、ストーリーの構成においてちょっとずるいのでは〜と思いました。
スターが最後吸い込まれてしまうことで、
希望だったものがなくなる→危機!→人々の夢や希望を願う気持ちで逆転!
の構成になっていると思いますが、スターの立ち位置がうやむやでその危機的状況も弱いように感じました。
加えて、ウィッシュは今までのディズニーの物語より少し前のお話で、人々がなぜ星に願いを思うようになったかがわかると聞きましたが、なぜなんですか〜〜。
夢や願いは自分で叶えるものだけど、星を見つめて願うことで心を強く持ち続けるためでしょうか〜〜〜。
と、何とか言っていますが歌は本当に素晴らしかったので映画館で観れてよかったです😊
エンドロールの星に願いを、とても響いていてよかったです💫
あくまでも個人的感想ですのでまた他の方のレビューを参考にします〜!
ウィッシュ上映前のワンス・アポン・ア・スタジオ、とても良かったです!
ブラザーベアー出てきて胸熱でした🐻
ディズニー100周年、心よりおめでとうございます🎊
『ONCE UPON A STUDIO』よかったですね!
本編が始まる前のオマケ的な『ONCE UPON A STUDIO』が思いのほかよくって3倍くらいの尺でも良かったんじゃないかと。ディズニー版『WE ARE THE WORLD 』あるいは「「Do They Know It's Christmas?」的な?!ビルボードランキングに何度も登場するアーティスト、スーパースターたちが一堂に会したビデオは当時それだけでレーザーディスクになって買っちゃいました!(今の若い人たちにはわかんないだろうなー?レーザーディスクも曲も。なんせ40 年くらい前の曲だもんね!)そんな感じで「あっ、これもディズニーのキャラなんだ!3Dも2Dも実写も入り混じって、さすがだなー」みたいに純粋に驚くやら感心するやら。豪華絢爛な登場人物たちに感動すら覚えました。何しろ100年の歴史を持つディズニーならではの作品でもっと観たかったなぁ!
さて本編は相変わらず美しい映像と音楽、少し長めのプロモーションビデオを見た感じでしたね。声優陣はなんとも豪華でした。生田絵梨花さん福山雅治さんはセリフだけでなく歌も素晴らしく上手いお二人で感心しました。
ただ福山さんは本人が色々演じられている役が印象的なので「実に面白い」とか「あんちゃん!」または「ズバリ言っていいかな」なんて言い出しそうでドキドキしながらも少し期待してしまいました。
『ズートピア』でウサギの新米警官・ジュディを演じた上戸彩さんが今回もウサギを演じられてました。しかしながら作品中でだんだん成長していく主人公が心地よく感じたのに比べ、今回のアーシャはそのあたりがちょっと残念でしたね。
全体的に可もなく不可もなくってところで前段の小品が思いのほかよかったのでその分物足りない感ありかな?いうのが正直な感想です。
レビューの長さが物語っている次第ですかね?
テーマ、ストーリー、背景、世界観、どれをとっても綺麗で美しい映画。
今まで、「願いの力」をテーマに描き続けてたディズニーが、「願いの力」を真っ向から描いた作品である。
王様がそこまで悪くみえない、ストーリーが酷いなどの酷評が目立つが、私は「願いの力」をテーマにした作品として、非常に良くできた作品であったと感じた。
たしかに、マグニフィコ王は過去に酷い目にあい、魔法を学び王妃に出会い魔法を使い、多くの民を受け入れており、彼の寛大さの上にストーリーが成り立っていた。非道な道に歩みを進めなければハッピーエンドで追われただろうが、願いの力の強大さに気づいてしまったが故、独占をし悪用してしまったのであり、彼の人生の煌びやかな栄枯を感じた。
加えて、ストーリーはディズニーらしさや単純さが相まって展開が読めてしまうが、それはディズニー作品ではよく見られることであるし、そこを煌びやかな音楽やテーマで補っており、「願いの力」とディズニーの世界観にどっぷりと浸れることができた。
また、願いの力の偉大さと強大さを描くことによって、人々の欲や生きる糧として豊満な人生を歩むことができる、夢を見て、夢に向かって頑張ることで多くの人の心を掴むことや多くの人を巻き込んでいき良い方向に導いていく力があるといったことをストーリーとして示しており、ディズニーが伝えたい「願いの力」というものの秘めたる力を感じることができる作品であり、非常に見応えがあった。
また、ディズニー100周年ということで、今までのディズニー作品をオマージュした場面が多く見られ、100年を象徴し、ディズニー作品として記念すべき映画であることも感じられた。この記念すべき映画を見れたことを嬉しく思う。
2023/12/30 TOHOシネマズ六本木ヒルズにて
2024/1/1 TOHOシネマズ新宿にて
もとの脚本を妄想してみた
あまり評判が良くないとは知っていたが、いうてもディズニー創立100周年記念作品ということだし、それなりに良い映画のはず、と期待していたが、想像を超えてびっくりするくらいつまらなかった。
世界観や脚本にアラがありすぎるし、テーマも浅い。感動する場面もない。「子供向け」というより「子供だまし」とさえ思った。唯一評価できるのは、映画の中にちりばめられた過去のディズニー作品の隠れ要素(ついでに言うと、前に上映された「ワンス・アポン・ア・スタジオ」はめちゃ良かった)。
ただ、それだけに大いに疑問が残る。創立100周年記念作品という絶対に失敗できない映画に対して、こんな不完全な脚本にOKが出るのだろうか?ということ。
妄想レベルの想像かもしれないが、ぼくは「この脚本はもともと違うものだったのでは?」と感じた。というのは、この映画には、数々の不自然な点があり、それは、脚本が変えられた、とすると腑に落ちる点があるように思うからだ。
まず、祖父について。祖父が100歳というところから、あきらかに祖父はディズニーを象徴するものとして出てきているはず。にもかかわらず、彼の「王様にとって危険な願い」が結局なんだったのか、最後まではっきりとしていない。
次に、主人公(アーシャ)について。彼女は自分の願いを言っていないにもかかわらず、王様は「お前の願いは魔法使いになることだろう」みたいなことを言う。また、物語の中盤ではスターに魔法の杖を渡されて、魔法使いとして戦うように仕向けられたり、最後にはアップデートした魔法の杖を渡されたりする。また、主人公はなぜか「魔法が下手」なことを恥じている。これで連想するのは、「ファンタジア」の中で魔法使いの弟子として登場するミッキー。祖父がディズニーなら、主人公はミッキーの象徴として出てきてもおかしくないだろう。
次に、王様について。王様はこの映画で最も大きな謎は、「王様はそれほど悪くないのに、とても悪い悪人として成敗されている」ということ。また、「魔法を使っていいのは王様だけ」という謎の決まりがある。
次にスター。彼の設定もあいまいで、彼がなぜ主人公の前にだけ現れたのか分からない。また、何ができて何ができないのかはっきりしない。
こうしたことを総合して、もともと別の脚本があったのではないか、と思った。としたら、どんなだったのかを勝手に想像(妄想)してみた。
王様は魔法の力で皆が平和に暮らせる国を作ろうとしていた。
それは、皆の「願い」を管理することで、国の体制をゆるがす危険思想の芽を摘み取る、というもの。
(独裁政権とか、全体主義国家みたいな思想)
↓
魔法使いの家系である祖父は、「願いはその人自身のものであるべきだ」という考えを持ち、王様に反発。
その過程で父親は王様に殺され、祖父は記憶を封印される。
王様以外に魔法を使ってはいけない、という法律ができる。
↓
王様を讃える意見しかない世界で、何の疑問も持たず主人公は成長する。
↓
主人公に危険な兆候が無いか王様は主人公を城に呼ぶが、逆に主人公は王様に疑問を持ってしまう。
↓
わずかに残る父親の記憶をきっかけに、主人公の「願い」により魔法が発動する。
もともと主人公の家系は魔法使いという設定だったが、その設定を失くした時、脚本の矛盾を補完するために「スター」というキャラがつくられたんじゃないだろうか。
ディズニー100年の集大成
人々のために強く前向きに願うアーシャ
自分のために良いと思う願いのみ叶えるマグニフィコ王
物語と歌声に感動しました
スターはミッキーの所作を取り入れたとの事でかわいい
まさにドラマチックミュージカル!!
また見に来たいと思える映画でした
ディズニー
私はオマージュにとらわれずに十分楽しめましたし、ディズニーの制作者の考えとは違うかもしれませんが、アーシャは別に女でなくてもよかったと思うし、もちろん女でもよいし、とても重要なメッセージをこの作品から感じました。
アーシャに今までのヒロイン達のような魅力が足りないというのは当たっているかなと思います。でもそれでよいのだと思います。
アーシャは確かにヒロインですが、本当の主役は私達自身なのだと言われている気がしました。
アーシャが行動を起こしたから始まりました。誰かが行動を起こし、共に立ち上がる仲間と人々がいて、巨大な力に打ち勝つ……王道な話ですが、
現実にもそれは起こるよ、希望を持って欲しい。
そんなメッセージなのだろうと思いました。
現実を表しているので、世界が狭かったのだとも納得しました。
人はひとりじゃない。そう思えなくても必ず誰かと繋がっている。誰もがスター。
そういう一つ一つのメッセージが、とても胸に響きました。
歌は比喩(表現)だと思っていますが、歌の部分にかなり魅了されたのも事実です。でもこの歌の力こそディズニーの魔法だと思えました。
この映画には、夢と希望と魔法が詰まっています。
私の考えの浅い部分や、間違っていることもあるかと思いますが、でも私はディズニーから愛をいっぱい貰った気持ちで、とても幸せでした。
2023年12月24日鑑賞、以下個人的メモ
良い点
・アーシャや王様、ダリアなどのデザインは好き(アーシャか可愛くないという意見も多いけど、普通の子って雰囲気で好き。ダリアも、サブカルかじった文系みたいなデザインで、サブキャラクターとしていいと思う。マグニフィコ王はイケメン。闇堕ちしたDr.ストレンジ)
・福山ボイスでの歌はいい感じ(さすが歌手。個人的には福山味をもっと感じさせる言い回し・話し方でもいいと思ったけど、普通にヴィラン感は出てた)
悪い点
・アーシャに共感できない(確かに願いを叶えてもらえないなら、せめてその願いを返して欲しいって気持ちはわかる。ただ全体的に、王様とは別の意味で独善的に見えて…あと、祖父の願いだから叶えて欲しいとか、弟子面接してるときに言うのはどうかと)
・友達たちのキャラが立っていない(ダリア以外の友人達がただいるだけ、お助けキャラ程度の存在感しかない。活躍も特に個人の特性を活かしたものではなく、印象に残らない。特に男連中。七人の小人リスペクトらしいけど…)
・王様の処遇に納得がいかない(最後の方はともかく、それまでは曲がりなりにも国をきちんと統治してたし、一部の魔法を禁じるくらいの倫理観はあった。罰は受けるべきだが、為政者として民のために頑張っていたことを考えると、魔法に支配されたまま鏡に封印されてしまうのはあまりにも悲しい)
・女王の仲間化が納得できない(王に思うところがある、アーシャに期待してるといった描写もあったけど、描写的には王の思想を支持し今まで支えてきたのだから、鏡に封印された王に対してもう少し温情のある接し方をしてほしかった。あと隠し部屋に潜んでいたアーシャたちと合流してたけど、なんでお前はその部屋の存在を知ってるんだ)
・スターの存在(アーシャが強く願ったから現れた。まあそれは分からんでもないけど、他の人だって同じくらい強く願うこともあったでしょうに、なんでアーシャの元だけに…あとスターの願い叶える力が強すぎて、アーシャたちが努力してるという感じがしないのです。スターを利用してるようにしか見えない)
叶える叶えないの判断は独断と偏見によるものだけど、王としては国を脅かしそうな願い・危険思想は叶えたくないよねえ。おじいちゃんも、人前で歌う!みたいな願いなら自力で叶えても良かったんじゃないかしら。
バレンティノは賑やかし役として認識してたので、やかましくてややウザいとは思ったけど、そこまで嫌悪感は無かったです。
8割ミュージカル2割ストーリー
まずディズニー100周年の作品にしてはなぁ が一番の感想ですね😓
まとめると
音は素晴らしく圧倒される所もあるが
内容が浅い、薄い、狭い、不必要が多い
本編始まる前のワチャワチャしてる前フリがあるから更にハードル上がってる感もあります
ここからネタバレ含みます
歌はすげーよかったよー
歌はね
悪役マグニフィコ王が福山さん吹替な上歌唱もある のが目当てで見に行いった1人です
マグニフィコ王(悪役)が歌ってる間に物語が進展するのは
初めてじゃーなかろうか??
躍動感ある映像の中での歌唱
しかも音響設備バリバリの映画館では聴き応え十分
CDあったら欲しい位
しーかーしーなーがーらー
ストーリーがポンコツ
ディティールが弱過ぎる
さっくり言っちゃえば
マグニフィコ王の独裁を
アーシャがスター☆と共に破壊したなんですが、、、、
話が王国の中で完結するモンだからスケール小さくまとまってしまう
そして登場人物多すぎ
5.6人居る城で働くアーシャの友達
1人1人に見せ場が無いから
ワチャワチャしてる感じしかしない
楽しいっちゃ楽しめましたが
なんだかなぁ感は否めないなぁが正直な感想ですね
声優さんの声は
ドンピシャでした
オーバーアクション
言いたい事は分からなくはないのだが…結構、力技なような気がする。
とにかく物語の展開が早い。
早すぎると言ってもいい。今の子供達を飽きさせずに見せきるには、そんなにスピードが必要なのかと思う程に。
そして、とにかく表情筋が大活躍で…めちゃくちゃ動く。おそらくならば、言葉をまだ理解できない年代とかへのアプローチなのかなぁとは思うけど、ちょっと凄まじいレベル。
その表現力とテーマにズレがあるように思えてならない。
自分の夢を他人に預けるとか結構強引な設定にも思うし…うがった見方をするなら自分が叶えられなかった夢を子供に押し付ける状態にも見えなくはない。
100周年の記念作品らしいのだが、どうにもこうにも解釈に困る作品なように思う。
キャラの感情の起伏とかお構いなしなような気もするし…助走もなければ余韻もないような感じ。
CGの質感は絵本のザラついたような温かみも感じて嫌いじゃなかった。
色んな人種が出て来るのは昨今の条件みたいな所もありはするが…それを表現するにあたり特徴を強調して描いたりすると、馬鹿にされたとクレームがあがるご時世で、子供向けのアニメを作るのに滅茶苦茶センシティブな事を考えねばならなずで凡庸な外見になってしまうのは本末転倒なような気もしなくはない。
が、そんな中でも描き分けてるデザイナーさんは相当大変なんだろうなぁとも思う。
声をあててる方々は皆様達者だった。
生田さんの声は素敵なのだけど…いかんせん和訳が俺には合わずで堪能できず。内容が内容だけに挑む歌詞が後半は多くなって、これからの100年は闘争や主張が反映されていくのか?と戦々恐々だ。
御伽話は鳴りを顰め「自分達で立ち上がれ」的な現実的なメッセージを打ち出すのだろうか…。
夢の国に代表されるコンセプトが崩壊しない事を祈る。
記念とは
歌も良い、夢を題材としたストーリー性もいい
だけど100周年記念というには物足りない。
これまでのディズニー作品を散りばめているようで面白い要素にはなってない、中途半端すぎて逆にない方が良かった
ボートで島に行く(モアナ?)、サバおじさんの夢(ミゲル?)、ピーター、くま、うさぎたち
大事な所なのに、過去作品と繋げられなさそうな部分は端折られてるようにも感じた。お母さんの夢は結局何?結局魔法が使える人って何?禁断書って何だったの?王の過去は??
ディズニーファンなら喜ぶのだろうか、、
スターはキャラ性にデジャブは感じるが可愛かった。
いろいろ考えさせられる映画
100周年というだけあって、最初のディズニースタジオにオールスターが揃う短編はファンにとってはとても胸アツ。
歌も音楽、作画も相変わらずのレベルの高さ!でも何か物足りない?そんな第一印象でした。
本編はディズニー作品へのオマージュに満ちていて、観ていて何か幸福感がある。心が洗われる気がする。確かにそうなんだけど。。
でも、天下のディズニーが100周年に作る映画、それだけなわけがない。1日モヤモヤして腹落ちしたのが、これは、今の世界へのメッセージではないかということ。特にロシアへの。
リーダーシップのある王様を最初は願いを叶えてくれる人として無邪気に信じていた国民たち。
でも実はささやかな願いすら「危険
思想」と見なす独裁者だった。
みんなの「願い(平和)」を実現するにはもう、独裁者は皆で倒すしかない!ということでは?と思ったのでした。考えすぎ?
でも、映画の作成は何年か前からスタートしてるだろうし、その頃のウクライナ侵攻への衝撃はすごかったから、あり得ないことではないのではないだろうか。
でも、政治的なメッセージはディズニーにそぐわない。
それで、ディズニー風にオブラートにアレンジしつつ、100年の作品にふさわしくしたのが本作なのでは。。と思ったのでした。
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