「歌はかっこいいけど超難解」ウィッシュ alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
歌はかっこいいけど超難解
良い曲!と思ったのいくつもあったのに、難しすぎて終わった後一つも口ずさめない。うーん、映画館は一度でいいけど、また曲はもう一度聴きたいな。
世界観や設定、みんなの願い玉の映像とかは綺麗だった。最初の曲とダンスはフラメンコっぽく、お、これはラテンぽい世界なのかなと思ったらそこだけだった。
次の王様とのデュエット、なんだこりゃ、メロディラインがさっぱりわからなかった。ラップなのか?
民衆の歌みたいな、みんなでたちあがろうぜの曲はかっこよかったけど早口言葉でよくわからず。
曲以外もなんか頑張った感詰め込んだ感が色々出てしまったようにも感じる。。楽しめたけどね。
ひょっとして日本にあいにくかったかなと思ったのは、Wishを願いと訳したことな気がした。Wishって、多分もっと強いもの?願いを叶えてもらうwishing wellがあったり、童話で魔法使いがでてきたらmake a wish でお願いごとをしたり。外の力を借りても叶えたい強い願い、夢を言葉にする習慣、文化がもう少し根付いてるような気がする。だからこそそれが一人ひとりの大切なものとして形になり、エネルギーを持ち、ないとぽっかり穴が空く。
日本でも神社や流れ星に祈ったりはするし、七夕の短冊とか絵馬に書いたりするけど、もう少し現実的な願いをするような。実現が難しい「夢」を言葉にすることに少なくとも大人はやや違和感があるような。寂しいことだけど。
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