リトル・マーメイドのレビュー・感想・評価
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新しいリトルマーメイド
原作アニメ版のリトルマーメイドのアリエル像を完全に再現してほしいと思っていた方には不評だと思います。
私は全く新しい作品だと思って楽しめました。ストーリー展開はアニメ版より違和感がなかったです。
アリエルが人間というより、エリックを愛したのが伝わってきます。エリックのキャラクターをより描くことによって、なぜアリエルがエリックに惹かれたのかということが理解できます。アニメ版ではそこらへんが弱かったんですよね。実写のほうが理解しやすいです。
だからアリエルは声を失ってまで、彼が住む世界に行きたかったんですよね。
もちろん人間社会への憧れもあったけれども。
アンダーザシーのシーンでセバスチャンのリズムにノリノリのアリエルがどうかと思う的な声もあるようですが、私はアレはアレでありだと思います。人魚の世界を全否定してないアリエルが表現されているから、と思いました。揺れ動いてるんですよね。海の世界の良いところも分かっているから。
あれがあるからこそ最後の人間と人魚の共存シーンが生まれるのです。お互いの存在、文化を尊重し合うという。主人公のアリエルが海の世界を全否定してたらあのシーンは生まれない訳で。
一つ、ここは削らないほうが良かったんじゃないかなと思ったシーンは、序盤のトリトンの音楽会です。お姉さんたちが歌うやつ。あのシーンで人魚の世界をもっと描いておけば良かったと思います。
ラストシーンに唐突に現れる多人種人魚たちをここで登場させておけば、より納得感が増したのでは?華やかな人魚文化も序盤から表現できるし、今作に導入されたトリトンが7つの海を支配した設定も生きるし。
それがあれば満点だったかな。
字幕で見ましたが、吹き替え版も見に行きたいです。
面白かったけど、なんでそうしたの?って違和感が多々あります
こういう作品はアニメ版と比較されがちなので、今回はそう言う視点を抜きにしてレビューします。
話はとても面白いです。個人的には真実の愛の話と言うより、家族愛で心温まるいい話でした。うるっと来てしまいました。
さて、そんないいストーリーだったのですが設定とかで違和感が!
①なんでアリエルの姉妹はみんな人種が違う?
アリエルの姉妹って黒人白人黄色人種と色んな民族ごたまぜなんですよね。
人種表現の配慮なのかなと思ったのですが、設定的にきついんじゃないかなと思ってしまいました。
②海洋生物のデザイン、もう少し上手くできたのでは…?
アンダーザシーの歌唱場面で出てくる海洋生物なのですが、ヒトデやヒラムシなどがグロテスクで万人受けしなさそうだな〜と感じました。
疑問はあるもののストーリーは面白いので星4です
デート映画にオススメ
まずは良質なミュージカルであること、良くある出会ってすぐに運命を感じるときの恋愛のドキドキが描かれていること!
この2点だけで、まだ付き合ってない関係の人と観に行ったら最高!と思います。
途中手を繋いだりしたらトキメキ増すよ!
そしてここからは論争になる人種や多様性への配慮に関して。
ディズニーの方向性として、過去の名作アニメを実写化するノルマ的なものがあるのでしょう。
アリエルが白人でないことを批判する安直な人が多いようですが、これをそのまま白人女性でやっていたら、今どきの感覚ではとても観れたものではないと思う。
だって厳格な父に束縛されてた娘が、外の世界に逃げて、偶然お金持ちに認められて、専業主婦になる話で、
女性の奴隷性みたいなものが露骨すぎて最悪のお話しです。
でも原作がそうなのだから変えられない
→なら現代を生きる人間に多様性と調和の大切さを訴える話にしよう
→
ラストシーンに多様な人種多様な種族が混ざり合う世界を映そう。
という意識で作られている作品だと思う。
出演者の人種構成や映り方には相当配慮されてると感じた。
ストーリーはそのままで、「全時代的だとして」炎上しないように作ったのはすごいと思う。
同時に「こんなのアリエルじゃない」やレビューでの人種差別的な投稿の多さをみて、日本人の意識の低さに心配になりました。
自分と似ていない他者を恐れない💖🌈
海底の世界のシーン、アリエル、人魚達の美しさにドキドキ…
アリエルの陸の世界を切望する姿、陸の世界のドキドキ、初めての失望、失恋…
純粋で天真爛漫なアリエル、純粋で真っ直ぐなエリックとのかわいいデートシーンにはキュンキュンした!
いつまでも綺麗な心のままの2人でいてほしい!と願わずにいられない
セバスチャン、フランダー、スカットルのお三方もとってもキュート‼︎
アニメ版のヨーロピアンとは違う、南国の雰囲気の陸の世界がとっても素敵だった
新曲、BGMも最高すぎた…メンケンさん、ミランダさん、ありがとう🥺💖
はしゃぐアリエルが愛おしくて、見ている自分もときめいていた
初めてリトルマーメイドのアニメーションを見た子どもの頃のときめきが蘇った✨
アニメ版と同じく、作品のメッセージは同じ
「自分と似ていない他者を恐れない」
(ボーグのインタビューでロブマーシャルが言っていた言葉)
ラストシーンは、アニメ版リトルマーメイド2で描かれていた、「隆と海が一つになる」未来を示唆しているように感じた
こんな素敵なメッセージを作品から受け取ることができずに、レイシズム、ルッキズムに基づく批判がたくさんあることに驚くし
すごく悲しい
(※ビジュアルについて批判的な人は、ディズニー過去作の「美女と野獣」「ノートルダムの鐘」を履修して「人を見た目の印象で判断しない」ということを学習してきてください😉どちらもアランメンケンによる音楽が素晴らしいです)
分断されている現代社会だからこそ、必要なメッセージがたくさん詰められている作品だと思う
今の時代にタイムリーな物語
自分と違うもの、親しみのないものに対して、アリエルやエリックのように心を開いて...
ディズニーからの優しいメッセージだと思う
今の大人達には通じなかったとしても、これからの時代を生きていく子ども達にはこのメッセージがきっと届きますように。
アリエル役のハリー自身はアリエルのようにディズニープリンセスらしく、真っ直ぐ純粋で心優しく芯が強い
「私の祖先たちが経験したものに比べれば、私に向けられるヘイトなんて何でもありません」
「自分たちは美しいし、自分たちだってプリンセスになれるんだ
とわかってもらえた。それだけで胸がいっぱいでした。」
(ボーグのインタビューにて)
私は大好きです!クリエイター万歳!
アリエルじゃない、黒人じゃないって意見が多数ここのレビューにもありますね。
言いたい気持ちは分かる、抱き続けたイメージを大切にして欲しいってことよね。
だけど、ラストシーン「種族を超えた新しい世界の交流」に心は打たれないのかな。
人間と人魚が新しい世界を実現させるお話なのに、同じ人間同士肌の色などどうだって良かろう。
作中、最も感動したのは序盤の「アンダーザシー」でした。夢や絵に描いたような世界をリアルみたいに魅せてくれて、クリエイターありがとう😭って、そりゃもう号泣。進化すごい!!!感動した!!!
健康上の理由で中1から海に潜れなくなった時期が長く続いた私には、海の中の素晴らしさがとにかく響きまくり、細かいストーリーとかは多少気になったり「指輪はどこへ?」とか思ったりもしたけど全部水に流します。
あと歌が素晴らしいですね。
表情表情って言うけどさ、歌声にも表情ってあるよね。
どんなアリエルが見たいかによって評価は変わると思います
初めてレビューします。少しネタバレあります。
かなり評価が分かれるのと、小さい頃からアリエルが大好きな社会人女性からの目線のレビューです。ご参考いただければと思います。
私の感想としては、私がずっと好きだったアリエルがそのままそこにいたかと言われればそうでなかったと思います。
今作は歌とアリエル1人だけの物語ではなかったように感じます。エリック王子、アースラ様、この2人が特にアリエルの横に存在感として引っ張り上げられた感じはします。今作で私はアリエルは物足りなかったものの、この2名の満足感がかなり得られました。
ただ、その分お姉様方、セバスチャンやフランダー、ジェットサム、フロイドサムの出番がかなり少なくなってしまう結果となりました。あとセバスチャンとフランダーはガチカニと魚です。もはやおもろい。
アリエルに関しては歌唱力はとっても素晴らしくて聴き入ってしまいました!元のパワーアップバージョンと言えるでしょう。ただ、物語重視なのかな?と言う印象で、さらにあの限りなく純粋な人間界への興味と恋心がアニメでは描かれていましたが、実写版では少し執着心が見てとれたため、敏感な人は少し怖いと感じるかもしれません。
総括しまして、素敵な作品でした。ただ、あのキラキラしたアニメーションのアニメそのままを見たい方は残念だったと思われると思います。一つの映画としてみると納得がいく作品となっていますので先入観を捨ててみるとかなり現実的でどっしりした作品かと思います。
本当にこれは人によって感想は変わります、自分の目で見てみると良いかと思います。気になればぜひ映画館でみるのがいいと思います!
長々と失礼しました!
潜んでいた人種問題が顕著に暴かれた作品
ネット上で言われるように、画面的にはオリジナルとは離れた部分が多かったかと思われます。
ただ、振り返ってみるとディズニーの実写版映画は、オリジナルにはない要素が盛り込まれ画面のクオリティと共に内容の解像度も上がり、アニメでは許されてきたふわっとした部分をきちんと作り込まれて制作されています。
黒人のプリンセスを出す上で、アリエルを土俵に使ったことは英断だと私は感じました。アリエルの姉妹たちが北欧系、アジア系、東南系など様々な地域の俳優さんを起用されている点は大変分かりやすく、中にはこの点があまりにも裏の事情が見えてしまい、今の流れの押し付けを感じ、不満に思った方も多いかと思います。私も、この先時代背景などを考慮しなければならない場面で俳優さんの人種問題を持ち込まれ画面的な史実性が損なわれることは残念なことだと感じている身ですが、今回の「リトル・マーメイド」という作品は、そもそも「人魚」と「人間」のお話であり、最後のシーンにもあった「種族を超えた愛」というテーマにとてもマッチしていると思いました。
また、アリエル役の方の俳優としての表現力に関して、歌では補えないほど残念だった、という意見の方や、歌い方にアリエルを感じなかった、オリジナルへのリスペクトを感じなかったという意見の方もいらっしゃいますが、そもそもオリジナルのリメイク作品を作ろうとディズニーが思っていたとは思えません。
これまでもディズニー実写では「美女と野獣」をはじめ、白人女優のプリンセスが誕生してきましたが、彼らがオリジナルのプリンセスと似ている点と言ったら、正直肌の色ぐらいだと私は思いました。歌声やキャラクター性、表情の作り方などを考慮すれば、もしかすると黒人の方でも完全なベルに見えることもあったのではないか?という話です。
ただ、今回のアリエルを外見的な部分を排除してどのような角度から批判意見を述べようとも、その意見は自然と人種問題に絡められて、否定意見は人種差別だとねじ伏せられていくのだろうと思います。
日本に住んでいると肌色の違いというのはある意味コンテンツ的な扱いをされ、白でも黒でもかっこいいじゃん!というポジティブな価値観の方が多いと思うので、ネット上でも堂々と「もっと原作へのリスペクトを!」「人種問題を持ち込むな!」と声をあげられるアジア人は多いです。言ってしまえば、黄色人種は中間族で、日本は特に鎖国性の高い土地で人種差別のなんたるかを現実で味わったことが少ないからです。
ただ、海外では肌色を扱うのは、とてもセンシティブで根深い社会問題が潜んでいます。海外視点で見ると、今ここに書かれているレビューたちは、日本を恐ろしい場所のように見せていることでしょう。蓋を開ければ、日本という国は人種差別が最も存在しない素晴らしく大らかで親切な国なのですが、今作のアリエルを大声で否定する行為が、価値観の違う海外に直接届いてしまい更なる問題となっていることが残念でなりません。
ある意味笑える部分多数です
字幕で観ました。あまり期待せずに観に行きましたが、そのさらに下をいく感じでした。
話題のキャスティングはさることながら、歌、演技ともにその時の心情とちぐはぐで感情移入ができません。
海中の映像は綺麗だったのですが、キャラがリアルすぎて気持ち悪かったです。
特に岩礁から王子を覗くシーンはストーカーのようで、呪うような表情と震えた手がホラーすぎて笑えました。
唯一アースラの歌のシーンは迫力があってかっこよかったです。
アニメ版アリエルのキラキラ可愛い雰囲気は全くなかったですが、色々と笑えて話題にできるので観てよかったと思います。
酷評されてる程ひどくはなかったけど…
概ねストーリーはアニメ版どおりで、尚且つアンダー・ザ・シー等の演出や場面の見せ方はさすがディズニー!見応えもあって、アニメとは違った良さがあった。エリック王子の深堀も、いい意味で何故航海に出ていたのか、アリエルを好きになった理由、王子の行動や気持ちに理解が深まって良かった。
セバスチャンやフランダー、スカットルはリアル動物すぎるけど、見慣れてくればまぁいっかぐらい。セバスチャンは若いセバスチャンだと思えば。
酷評されてる程ひどくはなかったけど、ただ、突っ込みどころ満載(笑)
演出やストーリー、エリック、トリトン、アースラ、セバスチャンが良いだけに、アリエルが残念すぎる(>_<)アニメ版アリエルが可憐で色白で好奇心旺盛なのに、実写版は可愛くない。海にいたら日焼けして肌黒くなってると思えば、黒人でも違和感ないけど、お姉さん達が美人なだけに残念。もう少し可愛い人いなかったの?と思ってしまう。表情も微妙か少し笑うかしかなく、設定だから好奇心旺盛みたい、演出でごまかされてる感じ。
アリエルがアンダー・ザ・シーをハモるのは、海が嫌いなわけではないし楽しくなってきてハモってるのかもしれないけど、いなくなっちゃうという(笑)元々アリエルを海の世界に留まらせる為にセバスチャンが歌ってる歌なのだから、いなくなる(その場から離れる)ならハモる必要ない。
後、20000000万も使ってドレッドヘアにしたらしいけど、そのせいで髪スキー(フォーク)を使って髪をとかす場面、パスタを絡めとるみたいになってて、髪もキシキシしてそうで残念な場面に(笑)なんか違う。
後、人間界の物を知らないからアリエルが石鹸を食べるのは致し方ないけど、まるで獣のように噛み付いてて、食べちゃうにしても、匂いを嗅いでみたりもうちょっと触って見たり、そういうことはできなかったの?
花も食べてたけど、アニメ版アリエルは髪飾りにしたり、トリトンの髪につけてあげたりしてたのに、実写版はそこも無知なの?めっちゃお腹空いてたのか野性味溢れすぎ(笑)そんなアリエル見たくない。
そんな、アリエルのお姉さん達、名前をアニメ版と変える必要性あった?7つの海をそれぞれ守ってる設定はいいと思うけど、国際色豊かな人種にする必要も特には感じない。
エリックの母親も何故か黒人だし、黒人に媚びうる映画?人種差別とかじゃなくて、アニメ版通りに白人でいいんじゃないかと思ってしまう。(アニメ版にエリックの母親は出てこないけど、実写版に出てくるとしても)
アリエルが人魚だと知って「野蛮な連中」とか「別の世界だから相容れない」とか言ってたのに、アリエルが戻ってきたら急に理解示すの早すぎない?
そういえば、アリエルは人間になって城の中にいたけど、不法侵入?
後、吹き替えで見たからか、声は綺麗で可愛かったけど、実写版アリエルが可愛くないから合わなかった。後歌も上手くていい声なんだけど、全体的に力強い歌声と歌い方で曲の強弱や抑揚がなく、もう少し優し目に儚げに歌えなかったのか?ハリーベイに合わせたのか?アニメ版アリエルの歌(吹き替え)のほうが良かった。後、アリエルが人間の足を得てお城に入ってからの心の歌?はいるのか?声が出せないはずなのに違和感半端ない。普通に心の声で良かったんじゃ?途中から本当に歌ってるみたいになってておかしかった。エリックに名前聞かれて声が出せない場面も、他の従者がさらっと説明しちゃって、アリエル突っ立ってるだけで、アニメ版のような必死さを感じない。アンニュイな感じ。そんなアリエルを見て「なんて呑気な娘だ」っていうけど、呑気というより倦怠感丸出しの無気力なアンニュイな感じだよ。の割に好奇心が勝るのかお城を物色、エリックの部屋に侵入は物取りの犯行現場を見ているみたい。
トリトンとアースラ、二人の再現度凄かった。それだけにアリエルが残念でならない。(>_<)
後書き忘れてたけど、パートオブユアハートの一番最後の岩に乗って歌う大サビのところ、真顔で歌いながら岩に登っていくアリエル、ホラーでした(笑)
キャスティングというより…
ハリーベイリーの歌が気になったのでとりあえず字幕で。
このためにキャスティングされたんやろなって思うほど、ハリーの歌は唯一無二の歌声だったし、期待以上でパートオブユアワールドのシーンのためにお金払っても良いくらいでした。
黒人のアリエルもセバスチャンとかフランダーのビジュも個人的にはすぐ慣れたので良かったのだけど、、、
キャスティングというより、内容や演出の方が気になりました。
冒頭のシーンでアリエルは他の姉妹とちがう特別な声を持っていて、それが才能なのだという説明がなかったので(私の見落とし?)、アースラに声を奪われることがどういうことかの説得力が弱かったし、エリックが助けられた時に聞いた声を頼りにアリエルを探すという描写も弱くなってて、アリエルの声の特別感みたいなのが感じられないのが??でした。
あと、声を奪われた後3日以内にキスをしないと魂がアースラのものになるわけですが、そのことをアリエルが忘れてしまう設定はなぜ?って感じでした。
3日以内にキス出来るようにみんなで力合わせて王子にアタックしてくのが良いのに、キスしないとやばいのに周りだけが精一杯頑張ってる感じも違和感でしたね、、
王子と再会した時に王子が困惑してることで、アリエルが人間になったことを少し後悔してる感じの描写もあり、なんで?アリエルは大事な声を失っても家族に会えなくなっても人間になってエリックに会いたかったんんじゃないの?再会がうまくいかなかっただけで後悔するような覚悟で人間になるんじゃないよ。というアリエルへのイラつきも感じてしまい割と終始アリエルに感情移入ができなかったですね、、、
アニメを実写化する場合、これまでの美女と野獣とかアラジンとかがそうですけど、アニメでの設定を少し改変したり人物設定に奥行きと持たせたりすることで、話全体に深みが増してより良いものに昇華されてきたと個人的には思っていて、(例えば美女と野獣なら野獣も本に精通していてベルが尊敬を持って2人の関係が進展していったり、アラジンならジーニーは最後魔人から人間なり家族を作るとか)実写化される意味とか良さがあったと思うんですけど、リトルマーメイドは良くも悪くもアニメのまんまストーリーは進んでいくのに、大事なところを端折ったり、個人的には要らぬ設定が加わったりしてモヤモヤが残ったのが残念でした。
演出もちょいちょい気になって、、
・パートオブユアワールドで最後穴から手だけ出る描写
・アリエルとトリトンの最後の別れで、アリエルが振り向いたらいきなりトリトンがおる感じ
・アンダーザシーでフジツボが踊ってるのをアリエルがドアップで見てる感じ(フジツボってどちらかというとアースラのイメージでしたが…)
とか、ふと思い出せるのはそれくらいなんですけど、ホラーみたいな怖さがあって心の中でツッコんでしまって没頭できなかったんですよね。
ただ、お話としてはアニメをそのまんま実写にしてる感じだったので、アリエルとか海の仲間のアニメの可愛さがあって初めて見てられるお話なのかもしれないなって思いました。
舞台版みたいに親子愛を掘り下げたり、アースラの過去を掘り下げたり、アニメで描かれなかった部分とか、実写化することでより強調したい部分が何なのかも分からなかったので過去の実写作よりは残念という感想になりました。
やっぱりキャラクターが違う…
見る前は黒人であることはあまり気になりませんでしたが、やはりアニメのアリエルとは大きく違っていて違和感ありでした。いや、黒人でも良いのです、問題はアニメのアリエルの可愛らしさが全く表現できてなかったこと…。アリエルは美人ではないかもしれないけと、好奇心旺盛で喜怒哀楽がはっきりしていて表情豊か。なのに映画のアリエルは、嬉しいのか悲しいのか幸せなのか怒りなのかほとんどわからず、曖昧な微笑みと無表情な印象が強かったです。声が出ないなら、その分余計に表情が豊かでないとこちらに伝わらないし、何より王子に伝わらないでしょう!あの表情乏しいアリエルのどこに心奪われるのか?全く共感できなかったし、可愛くみえませんでした。演技力が評価されているとは到底信じがたく声で選ぶとこうなるのかな…と残念でなりません。またドレッドヘアなので、フォークの使い方を勘違いしてクシのように使うシーンもなんだかイマイチでした…。
そして、違和感といえばセバスチャンとフランダー。なぜディズニーアニメを元にしているのにあんなに変えてしまうのか理解に苦しみます。
CGなんだからいくらでも同じように作れただろうに。セバスチャンはギリギリアウトだけど仕方なくOKだとしても、フランダーは完全にアウト、なぜあんなに潰れてしまったの?まんまるなところがいいのに!だからアニメにある沈没船探検の時の穴を通れない!ってシーンもなかった。
原作アニメを知らない人は楽しめる映画かもしれませんが、知っているといろいろ物申したくてなんとも残念な仕上がりでした。
白人王子のお母さんが黒人だったり、最後にアースラ倒すのがアリエル自身だったり原作と違うところもありましたが、全体としてはほぼ原作に沿っていたし、トリトン王、アースラ、エリック王子は原作寄りでいい感じでしたし、執事?がとても良かったです。
楽しんで来ました♪
わたしはジャスミンが大好きで、それ以外のディズニーアニメやキャラクターはよく知りませんが、こちらのレビュー等でかなり酷評されてるのと、ミリオンズカードの特典で1000円で鑑賞できるとの事だったのでシアターに行ってきました。字幕版でしたが酷評されているほど悪くなかったですね。アリエルの歌はとても素敵で演技も可愛らしかったし、執事さんの粋な計らいとか、さりげない描写の中に実際観てみないとわからないエッセンスがちりばめられていて楽しめました。トリトン王は海中では、威厳があって良かったです。海の魔女の偽アリエルは最高度の綺麗さ…ぜひ観てみてください。
そろそろ良い作品が観たい
物議を醸しているキャスティング、フランダー及びセバスチャンの外観に関しては完全に個人の好みゆえ、好きではなかったとだけ述べておく。随分と質素なトリトン王の城、生々しい色味の海の生き物たち、そして陸、どこを切り取っても映像美を感じられなかったものの、これもまた個人の好みか。しかし、子供向けに「誰もがなりたいプリンセスに」というメッセージを打ち出すのであれば、光輝く城が必要であったのではないか。
一番期待していた歌唱パート。part of your worldは、ハリー・ベイリーの歌唱力は確かに素晴らしいものの、あんなにも上がりたい地上に上がる術を持たないアリエルの切ない心情はパワフルさにかき消されてしまっていた。また、歌いながら大切な宝物をやや雑に放り投げたり、水中に飛ばしたり、叩いたりする姿は疑問。アリエルにunder the seaをハモらせるべきではないという点は、多くの方のご指摘通り。kiss the girlの歌詞の修正。確かに下世話な歌詞ではあり、作品を知らない人が聴けばギョッとすること間違いなしだが、映像や衣装にも同じくらいの熱を注いでほしい名シーンだった。
結婚式のシーン。アニメ版の時から、アリエルが自ら支払った声を力で奪い返すくだりには違和感があった。アースラがアリエルを妨害しない、声を利用しないと誓っていたのなら兎も角。この実写版では契約を交わしたアリエルが自らヴァネッサに掴みかかるため、更に疑問に感じる展開に。ヴィラン=絶対悪で、プリンセスの言動はお咎めなしか。改変するのであれば改変するで、本作ではエリック王子がアリエルに惹かれる過程をアニメ版以上に丁寧に描いたのだから、声を聞かずとも最終的にはアリエルを選ぶエリック王子ではダメだったのだろうか。
人間の暮らしに大した理解がないはずのアリエルが、上手いこと船の舵を切ってアースラにトドメを刺すシーンも疑問。そして見事に見せ場を奪われたエリック王子。母親や執事に口を出されてばかりの弱々しい姿勢も目立ったが、王子をこのように情けなく描くことが近年のディズニーの「思想」なのだなど、勝手に憶測で語るべきではないのだろう。
しかし、あまりにも「政治的」な作品であることは確かであり、ゆえにディズニーが望んだ数字が出ていないようであるが、従業員ばかりが割を食い続けるのではあまりにも理不尽ではないか。
本家がパロディギャグ映画作った
冒頭からフランダー、セバスチャン、スカットルのリアリティーさがシュールすぎてしんだ。
最後の方の濡れた悲しげなトリトンおじぃが海から出てくるところで完全に腹筋崩壊した。
後はエンドロールも思い出し笑いが止まらなくて、しんどかった。
あれをプリンセス映画として楽しめるのは3歳児位までだと思う。
なんなら4~14歳くらいの子が見たらトラウマになるんじゃないかな。
15歳くらいからならギャグ映画として楽しんで貰えそうな気がします。
話がつまらない
前半は歌や踊りが多めのミュージカル調、後半は慌てて展開とヒューマンドラマを重ねて無理矢理畳んだ印象。この後半の展開が薄っぺらい上に大して面白くない。元のリトルマーメイドを良く覚えてないからこれが原作の持つ問題点なのかは知らない。唯一褒める点は批判を集めていた主演の黒人女性の歌。前半も話に違和感を感じる部分は多々あったが、歌が多かったから楽しめた。後半ってか最後でも歌って欲しかった。声を失っても歌うんかい、声を取り戻しても歌わないんかい。前半で耳馴染みのある名曲を使い切ったのは物語のカタルシスを歌に頼らないという意思表示なのかもしれない。あとセバスチャンが面白かった。纏めると雑な映画という印象だった、これ本当にディズニーか?
壮大な「リトルマーメイドやってみた!」な感じw
小さい頃に何回も見て、お風呂でアリエルごっこも何回もした好きなディズニーアニメの一つ。
いろんな前情報やレビューを見て
見る気を失ってたけど、やっぱり自分の目で見たいと思って鑑賞。
最初のところ、音楽会やらなくて会議になったの?お姉さん達出す意味あんまりなくない?みんな出すくらいなら音楽会やったら良かったじゃん。でも名前が歌に出てくるからできなかったのか、でもオリジナルソングもあるから作ればよかったんじゃ?会議にティーンエイジャーのアリエルいるの?w末っ子の初お披露目だからいなくて怒るんじゃないのかー。
トリトン王の宮殿??どこ行った。岩だけの吹きっさらしのところで会議するの?お粗末な感じ。
お姉さん達はみんなAから始まる名前だったのにこの設定はなしになったのね。
ヒレだけじゃ遠くに行けないって歌ってるのに、七つの海のとか、遠いところへ行けるねーっw
スカットルが出た瞬間くらいに魚食べてたけど、あれはブラックジョークなの?そんなシーンいらなくない?
誕生日のエリックにあげたエリック像っていう設定なのに、全然そうやって言うシーンがなかった。一応、エリックなんだよね?アニメではきちんとカッコいい格好だったのに、布一枚の像にされてて、船が座礁してピューンって落っこちていったのは笑いそうになった。
無事に着いたエリックが違和感ありまくりの母親からもう旅には出るなって言われた2分後くらいに、歌いながら船に乗ってて笑ったw
アンダーザシー。途中にアリエルも乗ってきちゃってハモっちゃうww
あれはセバスチャンと海の生き物の素敵なシーンだからアリエルがでしゃばっちゃいけないのよ。アリエルは、はいはい(呆れって感じで思ってるんだから。
足を手に入れたアリエル。足の使い方初心者でアニメでは二人に助けてもらいながら岸に行くけど、ガッツリ自分で泳ぐ。
そして素っ裸でワカメと一緒にサルベージ。w
じいさんに助けられるのはどうなのよ、仮にも素っ裸の女の子よ。
ここはアフリカ?女王も黒人。だけど、城も服もヨーロッパ系。エリックは血の繋がっていない王族の子?なんじゃそら。多様性とか言うけど、黒人が白人の文化に憧れてる感じがして逆に白人上げな見え方になるよ。黒人が王族、使用人は白人ばっかり、それもどうなの?
アリエルよ、バンダナはやめよう。せめてリボンにしてくれ。使用人にしか見えないよ。あと後ろ髪に貝がついてるのはあえてなの?
ボートでキスするところでセバスチャンが歌うけど、あんな蟹が肩に乗って歌ってきたら気になりすぎるでしょw
アリエルの名前を当てるのも、もう笑わせてくれるのよ、本当にw なにそれw セバスチャンが教えてくれるでいいじゃん!
人間アースラが綺麗すぎるけど、登場シーン、怖っw アースラと結婚するのに、エリックがなぜだかわからない。とか言うけど、いやいや、命救ってくれた恩人で素敵な声の持ち主だからだと思ってるからでしょ。じゃあなんで国中の馬車使って探させてたんだよ。
婚約パーティは船の上でしましょうよ!そこはさ、海のみんながたすけてくれるところなんだから、どうやって人間アースラから声取り戻すのかと思ったら人間初心者アリエルが石畳の坂を走っていって城の中の会場まできて力づくで取り返す!もう、ポカーン(´⊙ω⊙`)w
なんか周りがもはや全然アニメと違うのに、アースラとトリトン王だけがアニメっぽい格好してるからコスプレにしか見えないw
最後、モブの人魚達がいきなり出てくるけど、ここの海域は人種なんでもありなの?みんな遠くまで泳げるんだね。七つの海とかもはや区切る言い方する意味あるの?
アリエルが海に引きずりこまれたときに裂けた服が岸に着いてエリックが悲しみながら手に取って、また海に離してて、それ海に捨てるなよって思ってたら、トリトンから足をもらったアリエルがそれ着てエリックの前に現れて、えーっwwってなったw
アニメだとキラキラの綺麗な服で海から出てくるのにー
。トリトン王も海に出てくる時、頭しか出てこない。もうちょっと上半身もだしてよ。
最後、トリトン王がボートのところでアリエルと話すけど手で水をかいてて吹き出しそうになったw
やめてくれよ。海の王様がそんなことしないでくれ。アニメだと大きい船までザバーンって体を持っていってアリエルと抱き合うのになんだこのお粗末な最後。そしてトリトン王が手で押してジェットエンジンのごとく進む手漕ぎボートw
なんか歌声でアリエルを選んだとか言うけど、アジア人は絶対に選ばれないでしょ。
他にも全てに突っ込んでたらキリがないけど、全体的に雑な感じ。B級コメディ映画だったw メインの蟹、魚、鳥はもう同じ名前で呼びたくないくらい。もう観ることはないな。アニメを観よう!
個人の鑑賞記録です。
トライデントでねるねるね
主役が黒人云々は、原作観てないしどうでもいい。
好きなバンドが、ポップな曲をブルージーに“セルフカバー”したようなもんでしょ。
合う合わないはあれど、それ自体を非難すべきじゃない。
どちらかというと、問題はそれ以外。
やたらと他人種を共存させるのに、実在の地名を出してしまうと不自然さとポリコレ意識を感じてしまう。
だったら完全なファンタジー世界にすればいいし、姉妹も他人種配慮のみでまったく不要。
ディズニーにしてはCG感も目立ち、動きに関しては不自然なところも多い。(特に双眼鏡や王子が沈むような、水の抵抗の描写)
グリムスビーは「線引きしろ」と言っていたが、本人は女王と食卓を囲むし、素性不明の女との恋も後押しする。
国民は困ったことがあれば城に相談にいくし、王子も軽々しく呼びつける。
フランクな国なのかもしれないが、警戒心なさすぎでそのうち滅ぼされそうですね。
歌は素晴らしいし、脇キャラも魅力的で、ストーリーに大きな破綻もない。
恋に落ちる描写に深みがないのも、まぁディズニーだし、個人的にはダンスシーンが楽しそうで好き。
しかし尺の割に内容は薄いかなぁ。(2時間以上って制約でもあるの?)
掘り下げもないのに、最後に姉妹はじめ大量の人魚に見送られても…
夕日を背にしたアリエルのシルエットなど、印象的なカットを多様するが、そこへの繋がりが下手。
ラストの余韻からの『UnderTheSea』もバランスが悪く、駄作とまでは言わないが残念な箇所も多かった。
アースラが最高じゃないですか
海のCGは僕から見てとてもいいものでした。
多少、評判が悪そうですがセバスチャンやフランダーが原作というか大元に回帰してリアルなのも好きです。
配役として個性豊かな姉妹たち、、
そして、明らかに今回の主役であるアースラおばちゃま!
まずアースラ。アースラおばちゃまが本当に原作を超えたと言えるほど素敵なキャラ、素敵に恐ろしい、素敵に格好いい。
うさんくさいお誘い、魔法の派手なアクション、人間化したときの美しさと恐ろしさ。
リトルマーメイドという昔の作品をリメイクするにあたり、数十年分の技術の向上を見せつけたと言えます。
比較するならばアラジンのジーニーであり、美女と野獣のルミエールであり、ライオンキングのサークルオブライフです。
「原作」をリスペクトし、それを技術で圧倒する。
海の底に眠るタコの魔女の恐ろしさをまざまざと見せつけ、同時にあこがれのようなものまで想起させる素晴らしいヴィランです。
…え。なんで最後がそうなんの?
沈没船の舵切られて自分にぶつかっただけでやられるの?
ってトコ以外は。
次にダンブルドアを彷彿とさせる威厳とやさしさを見せるトリトン王
娘思いの面が表に出ており、しかして海の王たる激しさも演出されています。
…え。なんで今生き返ったの?
え。最後の出番が髭だけ海につけた登場なの?ギャグなの?ってトコ以外は。
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惜しむらくはのひとつ。
画面が全体的に暗すぎます。ディズニーでしょ、もっと明るい画面でも良かったんじゃない?
海の底は実際には暗いんだよとか、そういう変なリアリティはディズニーに求めてないんですよ。
Under the seaやってた時くらいの明るさでずっとやっててくれていいんだよ。
さて。いいところを絶賛した上でのアリエルです。
なんていうかね、力強いの。
実際、アリエルはパワフルなキャラですがそれは行動力とか好奇心とかの面でのパワフルであって、あんな風に実力的なパワフルではないと思うの。
さんざん、前評判でコスられてたように「黒人がアリエルをやっていいのか?」という問題に対して、黒人がアリエルをやってもいい、と断言します。
でもそれは原作に近づけようとした上での話です。
例えば赤毛。例えば豊かな表情。例えば歌い方。
リトルマーメイドという作品をやるのであれば、原作のアリエルをリスペクトしていただきたかった。
ドレッドの茶髪で表情が乏しくパワフルに歌い上げるのがアリエル? …アリエないでしょ。
なんでアンダーザシーをセバスチャンと一緒になって楽しく歌えるの?
黒人だからとかじゃないです。仮に原作の長い赤毛を無視して金髪・ショートで演じるとなればエマ・ワトソンがやったって文句をつけたくなる。
岩場で城を睨みつつ指で岩をガシガシやるとこなんて、あんな表情でやったら誰がやってもゴブリンに見えるよ。
原作アニメのアリエルはそういうシーンをことごとく表情で伝えていたでしょ。
これが例えばアリエルの友達の、、、とか、アリエルの姉妹の一人は、、、とかならまだ良かった。
きっと文句はきただろうけど(ストレンジワールドみたいに…)それでも、それが致命的な酷評にはならなかった。
単にそのリトルマーメイドのスピンオフがコケただけ、、、となったはず。
マーメイドたちの大集合もとってつけすぎですよ、あんたら一秒たりとも出てこなかったじゃん。
あのシーン直前まで、トリトンとその娘たちで人形は全員ですよってくらい存在感がなさすぎた。
せめて赤毛の髪の毛でやっていればもう少しはアリエルだって思えたんじゃないでしょうか。
俳優は悪くないよ。黒人がやってもいいんだよ。
アリエルをリスペクトしないでリトルマーメイドでございってやってるから文句が出るんだよ。
オリジナル版に誠実な実写化×圧倒的歌唱力
字幕版を鑑賞
アニメ版の実写化として、満足の出来る作品だった。
物語のあらすじはオリジナル版を再現した安心して楽しめる内容、海中シーンも流石に"アバター2"には負けるが、十分世界観に入り込める綺麗な海中シーンだと感じた。
エリック王子の王子としたの展望、冒険家としての夢を語るパート、エリック王子とアリエルの恋愛パートの追加シーン、キスを催促する仲間たちのシーンなど実写版ならではの物語性の深みを生み出すオリジナルシーンは素晴らしかった。
アリエルの歌唱シーンの圧倒的な迫力には呆然としてしまった。歌が上手すぎて、自然とアリエルを目線で追ってしまう状況になっていた。その他の名曲達も懐かしさと楽しさで楽しめた。
個人的な話にはなるが、
全体的には楽しめたが、フランダーの新鮮な魚感のみ鑑賞前の違和感から脱却できずに終わってしまった点は残念だった。
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