リトル・マーメイドのレビュー・感想・評価
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そして夢が現実に
これまで重ねてこられたディズニーアニメの実写化シリーズ。映像的な技術も、ライオンキングで十分実感しましたが、これもまた「ここまで来たか」と言うほどの素晴らしい出来。実物と見紛う鯛やヒラメの舞い踊り、ならぬ、クラゲにウミウシでしたか。ついでに竜宮城の実写化もお願いしたいです。
そもそも「夢を現実に」というのもディズニーの意義だと思います。ディズニーランドも「本当にいける童話の世界」「本当に出逢えるミッキーやプリンセス達」という意義が大きい。
でも「夢を現実に」という意義にそって、結末までも理想を追い求める改変であったと思いました。確か「人魚姫」はもっと切ないお話だったはず。姉たちの勧めに従って王子を殺すなどとても出来ず、海の泡と消えてしまう、切ない恋の物語。それはそれで切ない童話の本領ですが、しかしこれは楽しい夢見るディズニー映画。切ない結末は美しい絵本の領分としてお任せしておくべきでしょう。
まさかタコの魔女が巨大化して一大スペクタクルのアクションバトルになるとは、映画だからってそこまでして良いのかと思ってしまいましたが(これは童話だよ、童話)まあ、そこはゴージャスな映像作品ならでは。スッキリした結末にするにはもってこいの演出なのでしょう。
結局、それぞれの世界に帰るしか無い、袂を分かつしか無いと思われたところが、トリトン王が膝を屈して娘を見送るとは思ってもみなかった。最後に別れの挨拶ぐらいするだろう、波間から巨体を表して、下等な人間達にむかって、尊大に手ぐらい振ってくれるだろうと思いきや、波間から可愛らしく首を出して、娘達を仰ぎ見て、下から別れを惜しむとは思って観なかった。人間と人魚達、対面式でご挨拶するのが精一杯の親睦かと思いきや、海岸まで上がって一緒に同じ向きに並んで二人を見送るとは思ってもみなかった。相容れない、けっして交わることが出来ない二つの勢力が手に手を取り合う、これがディズニーの描く「夢が現実になる」実写化シリーズの心意気なのかと、結論づけてみたのですが、いかがでしょうか。
そういえば女王様も好印象、ドレスが濡れるのも厭わず、波間に飛び込んで王子と語り合う姿勢もご立派。ただただ魔女の象徴にされたタコには、とんだ風評被害。
最後のカーテンコールとも言うべきエンディングも良いですね。登場人物が誰も出てこない、作中のアイテムだけが舞い踊るのですが、なぜか誰も居なくなったウエスト・サイド・ストーリーとは違い寂しさが募ってこない。それは、二人の旅立ちを見送った後なのだから、ということでしょうか。
なんだかんだいって、ストーリーはさておき、映像だけでも夢のよう。冒頭の小汚い海賊船に見紛う人間達の世界に、なんで美しい世界で舞い踊るアリエルが憧れるのか。のっけから見ていて切なくて泣けてくる。夢見る人間(人魚)の渇望というのは、なんと切ないことなのか。
ストーリー展開は、ほぼアニメ版をなぞる形での実写化
ただしポリティカルコレクトネスの影響で評判は散々かと思います。
そもそもディズニーがアニメ化した時に原作から改変した内容にも突っ込みどころは多いように思えます。
その辺りも含めて「リトルマーメイド」という作品そのものや「子供にも理解できる作品作りとは?」ということを多くの人たちに考えさせ、社会的な課題を課せられる企業の在り方にも問題提起させるきっかけとなった作品です。
ど、(@_@;)どっひゃ~アンタどうしたん?って 主に素で言ってしまいそう!
アメ雨ふれ降れもうっとフレ~蛇の目でお迎え嬉しいな~(雨の慕情w)
もうね 雨イランね。梅雨いややねん!
幼少の頃、TVアニメ「魔法のマコちゃん」てのにハマってて。
べ-ス展開はこの人魚姫みたいな話でね。全裸で砂浜歩くマコちゃんが子供の脳裏に激しく焼き付いてて。今でもリトルマーメイドって言うとアリエルでなくマコちゃんと言う思いが時々あるね。(困ったオレです)
ていう訳で、6月9日シックスナインに公開の
「リトル・マーメイド 」初日に行って来ましたよ。
ディズニ-久々の力の入れ様で、上映枠がいっぱい。
吹替、字幕とも半々ありますが、どちらも同じくらい人は入ってそう。子供連れ家族は吹替ですかね。
公開前から後悔なのか・・・主人公アリエル(役:ハリ-ベイリ-)のセッティングで人種問題提起なのか。
アニメ先行作品からすると実写でこの容姿は さしずめOLが気分転換に髪を ウェーブがかった赤毛 ⇒ 赤とストロベリーブロンドのドレッドヘアエクステ。 肌を色白 ⇒ 小麦色(日サロ)にして会社に行ったら、上司、同僚らに アンタ一体どうしたん?!て言われるてる様な感じはしたねぇ。
まあ それだけの話でしょ。
※某洗剤メーカの洗濯洗剤は若干イメ-ジ左右されるかもだが。
それを多様性とかポリコレとかLGBTとか騒いでるだけと思うね。
そんなに変えたい設定がお好きなら、アリエルを男性黒人の人魚にして、ゲイと言う設定で、白人男性王子と結婚とかどう? ポリコレ諸君。
それよか、セバスチャン(カニ)、フランダ-(魚)、スカットル(鳥)が そのまんまの姿で話す方がちょっと無理を感じるわ。もうちょっと人らしい愛嬌なデフォルメ出来なかったのかな。
海の中はメッチャ綺麗な海底で。それは美しい出来映え。
アバタ-並みを感じます。
しかし これらは総て見た目の話。
問題は 愛と言う中身なんだが、それを今作で感じれたかどうかだと思うね。
そもそも、リトルマーメイドはディズニ―が、アンデルセン童話の人魚姫から話を少し変えた物語。ラストが全く違っていて、本家の人魚姫の方が悲恋となっており ズバ抜けて心に愛を感じる作品と思います。
一方ディズニ-版はやっぱり ハッピ-エンド主体なので浅い浅い愛しか感じれません。アニメならこの話展開で子供たちは十分満足かもですが 実写で大人が鑑賞となると多分物足らないと思いますね。
3日間内にとにかくキスをしろ~と迫る、コレこれですよ・・・こんなん何にも愛の育みが無いですやんか。肝心の声、歌は聴かせられない。どうやって相手に想いを心に届けるかが 重要なポイントと思うけどね。
その点が 疎かな脚本と感じます。
美女と野獣ぐらい 本当の愛について魅せてくれる場面展開が、この作品には無いと思いますね。
実の所、人魚姫展開にてリアルに完全再現出来たら最高な作品だったのになと大人目線ではそう思います。
大海を司る人魚姉妹は皆さん美人さんで、これこそ多様性重視した人種を表現していたなと感じます。その中にアジア顔の人魚を発見!ちょっと違和感を感じたけども、ポジションは 日本海人魚なのかなと。
良かったポイントは、
父トリトン王(役:ハビエルバルデム)が 娘が人間に成る事と人間の妻に成る事(結婚)を認めてあげて 二人の船を送り出すところでしょうか。
こう言う思いは、どの世界でも共通の事として捉えられるなと感じますね。
最後は人間界も人魚界も総出での2人のお祝い~ メデタシめでたし。
ちょいと 浅く軽めの愛と、予定調和のラスト展開で何で実写化したのかなと、疑問は多かったです。
しかし、歌場面は良かったのでは 無いでしょうかねぇ。
ご興味有ります方は
劇場へどうぞ。
映像美‼️
上映してる時に光が激しいシーンが…、との注意書きがあったから結局劇場で見なかったけどそんなに光の激しい感じは個人的には無く、内容も面白かった😄。
アリエルとエリックのデートシーンはセバスチャンの気持ちになってやきもきしました☺️アニメ版の記憶がないからこんな感じだったかや?っとも思ったけどこれはこれで良かった。
ラストのアースラを倒すシーンはたぶんアニメはエリックが突っ込んでるはずだと思いますが実写はアリエル自身がアースラにトドメをさすことになってますね、これも時代の流れで変更したのかな?ヒロインが強くても良いですしね⭕️。
アリエル役の人も色々言われただろうけど声が出せない人間になってからのシーンからアリエルがすごく可愛かったから全然有り😉。しゃべれない人間界を何もしらないあどけなさがすごく伝わってきて可愛かったです。
ところどころおしい
最初のほうは映像にうっとりしていましたが、陸でのセバスチャンたちのオモチャ感やアリエルがエリックを助けたあと岩影から覗いてるときの顔がホラーだったり、トリトン王がプカプカ海から顔出して浮いてるところとか、ところどころ違和感があるたびに萎えてしまった。一番素敵だったのはアンダーザシーの歌の美しい場面かな。
黒人であることには何もおかしくなかったが、彼女の特徴的な顔がどうしてもうるさくて集中できなかった。
アラジン実写が上手く現代化されてるのに対して期待を持ちすぎてしまった。
庶民的な人魚姫とエリック王子
34年の時を経て実写化された「リトルマーメイド」
実写版の良さが生かされていない。
そんな気がしました。
意外とワクワクしないし、感動の涙が溢れないのは何故?
人魚姫のアリエルに気品がないから?
でも目と目の間がとにかく離れてて、キュート!!
ただ無邪気でヤンチャで好奇心が強い・・・
そんなキャラで深みも憂いも哀愁もないのも事実だ。
そしてエリック王子も、あんまり魅力が見受けられません。
若さも乏しく体型も小太り?顔も平凡。
魅力を感じない主役の2人でした。
人魚姫アリエルのハリー・ベイリー。
歌唱力は素晴らしい!!
伸びのあ高音に表現力・・・申し分ありません。
エリック王子のジョナ・ハウアー=キング。
朗々とセリフを舞台劇のように歌い上げる。
演劇畑の素養を感じます。
そして歌唱力も素晴らしくて、実力で選ばれたのですね。
ただストーリーで疑問に思う事が2点ありました。
ヴィラン役のアースラ(メリッサ・マッカーシー)との契約で、
人間の足を手に入れた代償として「声」を失った人魚姫。
声を失ったのにその後に3曲も歌うのは何故?
歌は歌えるけれど話せない?
歌は心の中の声だから、人には聞こえない?
それにしても疑問でした。
それから美女に化けて婚約者に成り済ましたアースラが、
見破られて殺される場面。
結婚式が阻止されたのは、結婚指輪を宰相のグリムスビー卿が、
海へ投げ飛ばしたから・・・
しかしアリエラはアースラの呪い・・・
「3日以内に王子と真実のキスを交わす・・・」
これが果たせず人魚の尾ひれに戻っていましたね。
それがラストのでエリック王子の婚約者として登場する場面では
人間の足に戻っている。
(実はアリエルの父親のトリトン王がアライテッドの刀を使って、
(アリエルに足を与えている?)
私には端折りすぎてまったく分からなかった。
この辺の説明は親切ではありません。
そして、この実写版のラスト。
アリエルとエリックが広い世界を見るために2人で船出して行く。
結婚がゴールではなくスタートなのだ。
その解釈は現代的だと思いました。
誰に向けた映画?
ディズニー+で視聴、アニメ版視聴済。
吹き替え+字幕版の感想が入り交じってます。
キャスティングが話題になった際、抵抗感が有り観るのを止めた層です。実際観てみると脚本や演出に問題が有ると感じました。
・パート・オブ・ユア・ワールド
宝物を投げていてショックでした。
これだけじゃ足りない、は物が沢山あってもしょうがない、という感情ではなく、もっと知りたいという欲求でポイしていい物じゃない筈です!
・映像美
戦闘や荒々しい海の表現は凄いです。
特にアースラとの戦闘シーンは迫力が有り、感動しました。
しかし肝心の歌や海の中のシーンは暗さや恐ろしさが出ており、楽しい筈のシーンでも明るい気分にはなり切れませんでした。
監督はパイレーツ・オブ・カリビアンの様な戦闘シーンがある海の映画が作りたかったんじゃないでしょうか。
もしそうだったならファンの為に割り切って欲しかったです。
・岩場のシーン
他の方も触れて居ますが怖い。
愛しい人に逢いたいより、絶対行くから待ってろ......でした。
なんであんな風ににじり寄るの......笑
・アンダー・ザ・シー
歌っちゃダメって意見も有りますが、アリエルに海の良さを思い出して貰う為に良いと思いました。歌いきる前に抜け出す事で地上に行きたい欲求がより強いと感じられます。(KH2でも一緒に歌っていたので)何も無く消えてしまったのはどうかと思いますが……(アニメ版だとフランダーが迎えに来ます)
リアル海過ぎて珊瑚から空気が出て音が鳴ってるんだな、とか想像の余地が全くなく、リアルな海の生き物が沢山いる絵が続くのはキツかったです。
・エリック
歌が驚く程響きません、王子様ではなくおじ様です。
彼女が人魚だと知らないのに、見つけるぞー!と歌いながら海に出ていくのはどこ行くねーん!と思いました。
・六人の姉達
突然の環境破壊メッセージ。
ゴミ掃除よりも、集まった姉妹達が各国の宝物を持って来てくれる方が嬉しかったです。
(これの何処がいいの?って姉妹達と交流して欲しかったです)
アニメでは冒頭の姉妹達の紹介シーン、KH2では陸海の交流を祝い歌うシーンが有ります。
姉達が末妹を可愛がっていなかったのがショックでした。
・アースラ登場シーン
道中の生物がアリエルの喉を掴んできた事で、契約してしまった人魚の設定無くなったんだなと期待値が下がったのですが、アースラは良かったです。タコ足で作るハートが可愛い。
歌声を取るシーン!
子供心にとても美しく恐ろしかったのを覚えていただけに本当にショックでした。全然美しくない。しかも超一瞬!!
緑の手がゆっくりアリエルの歌声を奪っていくのが美しかったのに歌声を取られてビックリもしてない......
アリエルめちゃくちゃ泳ぐじゃん!
海のど真ん中で助け無しで泳ぐなんて普通の人間は無理です。
なんでそういう部分を削ってしまったか分かりません。
アースラが内緒でキスしないといけない事を忘れる様に。
アースラが契約を違える!?ありえません。
海の王トリトンを出し抜くコンプレックスマシマシのアースラがそんなことする筈がない。
・陸上
アリエルがびっくりするほど無表情。
セバスチャンが眠るアリエルにやれやれ......と困るシーンがあるのですが、アニメ版のセバスチャンは恋をしてるならしょうがない、応援しようって押され気味なんです!だから後のシーンで音楽家のセバスチャンは恋を演出するんですよ!仕事だから......では無いんです。でも実写のセバスチャンは執事なんですね......それはお仕事ですからね......
・市場
このシーンは凄く色鮮やかなのにどうして海のシーンでこうならない?このシーンを目立たせたくて削った?
・キス・ザ・ガール
良い曲なんですがスカットルの声が気になりました。
もう少し落ち着いていいのに編曲?が好きじゃありませんでした。
・お父さんがトライデントを落とす
掃除のシーンでも思ったけど扱いが雑!
権力の象徴なのでしょうがアリエルの父親である事を強調するのにトライデントをそんな風に扱って欲しくない。
・ヴァネッサ
好き!女優さんがめちゃくちゃ良いです。綺麗な悪役。
アニメの歩いてるシーンが好きだったのですが、
実写も振り向いたヴァネッサが綺麗で良かったです。
魔法にかけられた描写が無いとコメントがありましたが、ちゃんと胸元の貝を見て目が黄色くなっていました。
陸の王子も我が物、美しいと解く......の歌が好きだったのでせっかくならここに1曲入れて欲しかった。
・エリック
洗脳された描写はあってもアリエルの事は心配するんですよね。
アースラがそんな半端な魔法をかけるとは思えないです。
アニメ版だと凄い勢いで海の仲間達にヴァネッサが襲われても全然動かないんですよね、下手に動くからあれ?ってなります
・ラストシーン辺り
トライデント契約無しで渡したり、
アースラを倒すシーンをアリエルがやったり、
荒れた海の上でエリックを放置したり
パパがなんでか生き返ったり......
幻の女性を追ってた……今!?見つけ出すんじゃないの!?
すっごいいっぱい人魚いる!こんないたの!?
スカットルとセバスチャンの曲より人魚の世界の歌もう一曲入れた方がいい……
綺麗なラストシーンに結構良かったのかなぁと思った途端横切る電動ボート
力を入れたシーンと抜いたシーンがわかり易すぎて見ていて辛いです、監督はあまりミュージカルに興味が無いのかな、と思いました。
賛否聞くけど総合的にいいと思う!
アニメーションと違うと聞くけどそれとは別に見られると思います。
人種についても主人公だけでなく他の人魚も様々なので気になりませんでした!
エリック目線がしっかり入ってるのでそこが好きで物語が深く感じられました!
ただ、魚達の演奏のところが無かったのが残念でした。
歌がよき。
リトルマーメイド実写化で、結構そのまましっかり演出されていて楽しく見れました!
アリエルが自分の宝物部屋で歌うシーンが本当はカット予定だったけど、どうしても入れたいという監督(?)お願いから入れ込むことになったみたいなことを、どこからか聞いたのですが本当にあのシーンが最高でした。
吹き替えで見たのですが、字幕で、海外の方の歌声でも見たくなる作品でした。
あのシーンで、鳥肌と涙が出てきたので、一番印象的なシーンでした。
見てよかったです。すてきでした。
リトルマーメイドという作品を改めて観れた
鑑賞後の気持ち
「セバスチャンを通して、トリトンの成長を描いてる」
っていう感想に納得した。この映画の主人公はアリエルでも王子でもなく、トリトンの父親としての成長と、人種などの種族の壁を超えた何かを表現している作品なのだと感じた。
鑑賞後の心の変化
大切に思う人の幸せを願うということは難しくて、自分が望む形になることの方が少ない。
鑑賞後の行動の変化
相手の幸せを考えるなら、自分が望む結果を考えてはいけないと思った。
好きなシーン
セバスチャンがトリトンに説教?するシーン
嫌いなシーン
なし
十分に良かったと思います
他の人のレビューで「アリエルじゃない」というのをいくつも見かけましたが、なにをいっているのでしょう?
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーなどの作品は庵野監督の解釈が盛り込まれて、元の作品とは別物に仕上がっていますが、それに対して「ゴジラじゃない」、「ウルトラマンじゃない」、「仮面ライダーじゃない」という声はそれほど大きくないでしょう?
新しい取り組みがあったからといって、それを自分の知っている過去の作品と比べて、勝手に「アリエルじゃない」というのは作品を作る人たちを馬鹿にしていると思います。
同じ物だけ観ていたいのなら、家でアニメのリトル・マーメイドのビデオを観ていればいい。
ジブリの『君たちはどう生きるか』じゃあるまいに、ディズニーは情報を隠匿して公開当日、観てからのお楽しみだなんてことはしませんでしたよ?
映画が封切られる前から、黒人女性がアリエルを演じることについて色々な意見がネット上に書き込まれていました。
アニメのアリエルとはイメージの違う、新しいアリエルのお話だということは、事前に公開されていた宣伝などから分かっていたことです。
ファンとして両方を見比べて、「私はアニメの方が好き」というのは、感想として当然だと思います。
でも、この新しいアリエルを「アリエルじゃない」というのは、間違っています。
以前にネットの記事で、とんでもないクレーマーが紹介されていて、商品名のメロンゼリーの文字が入っていて、パッケージにもメロンのイラストが入っているのにもかかわらず、メロンゼリーを買っていって、開封してから「メロンは嫌いなので返品したい」といってきたそうです。
今回の「アリエルじゃない」という人達のレビューを見ると、そのクレーマーの記事を思い出します。
事前に配役がわかっていて宣伝で動画の一部も公開されていたのに、敢えて映画館へ観にいって、「アリエルじゃない」という。
あなたの知っているアニメのアリエルではないことなんか、最初からわかっていたでしょう?
クレーマーでしょうか?
映画の感想としては、実写とCGの合成がすごくて、映像としては技術が高いように感じました。
人魚の下半身や、水中で漂う髪や王様のヒゲ。
地上で撮ったのではそのようにはならないし、まさか素潜りをして撮ったとも思いません。
海中の生き物や岩礁、海藻など、みんなCG合成でしょう?
自然に合成されていて、すごいです。
お話もわかりやすくて好感が持てます。
残念なのは、魔女の最後が呆気ないことです。
王様から奪った三叉槍で海をかき混ぜて、渦が発生して海底の沈没線が浮上するのは分かります。
でも、アリエルが沈没船の壊れかけた舵輪を回して、舵を切っただけで舳先が刺さって魔女はイチコロ。
あまりに呆気ないです。
クライマックスの興奮がイマイチでした。
それから、人間の女王が、王子に住む世界が違うというようなことを言って納得させたはずなのに、二本足のアリエルが戻ってきたら簡単に受け入れるという都合のいい最後もちょっと納得がいきません。
人間と人魚の関係については、王様同士が話し合うべき大事なことでしょう?
父王はただ人間と関わることを頑固に禁じて、娘が人間の世界へ行くことを許したとしても、王としてきちんと人間との話をつけようとしない。
あの王様、カッコ悪いと思います。
とはいえ、映画として十分に良かったと、僕は思います。
歌がみなさん上手!
字幕版見ました。歌は素晴らしかったので、これだけで観た価値はあったかな、と思います。
セバスチャンとフランダーはやはりアニメの印象が強すぎるせいかちょっと怖い(^◇^;)
個人的にはラストのシーンは人魚側はトリトン王の登場だけで良かった気がしています。
どうしても他の人魚を登場させたいなら、ズームアウトして海の底の自然な人魚の平和な暮らしを映すとか、お姉様たちが空?海の上を見上げて物思いにふけるとかの方が良かったと思う…私だけ?
アリエルへのこだわり?
東宝シネマズのポイントで鑑賞!
ディズニーアニメーションの実写化は毎回話題になりますね!アラジンの時も思ったけど、圧倒的な映像美で冒頭から引き込んでいくのはもう流石の一言!ただオープニングが一番感動するのも同じ(笑)実写と言っても、ライオンキングもそうだったようにキャラクターや海の背景はCG中心だから色々と不思議な感じではあります。
アランメンケンの数々の名曲がイキイキと動くキャラクターとシンクロし素晴らしい!
で、アリエルについては、正直ヒロインを演じたハリーのビジュアルについて制作発表段階から炎上に近い話題性で議論が巻き起こっててそれを知ってしまってからの鑑賞なので、やはり「ディズニー自身がアピールしてきたプリンセスのビジュアルを敢えて打ち砕くこと」の意味を考えざるを得なく、そう言う意味で純粋に鑑賞することができなかったのは残念でした。他のレビューにもあるけどそもそも実写化に向かない作品という気もしますね。
ただ有色人種のシンガーさん特有のソウルフルな歌い方はパートオブ〜には合わないかな?と思ったけど素晴らしくて震えました!!絵的にストーカーみたいと言われてたエリック王子を助けた後の岩に登るシーンも私はそんな違和感なかったけど、そこはリトルマーメイドというか、アリエルに思い入れがある人との違いなのかなと。それならリトルマーメイドではなく人魚姫の別バージョンとして作れば良かったと言う意見もあるけどそれじゃ楽曲使えないよね(笑)
私はリトルマーメイド自体は知ってたけどミュージカルを志すようになって暫くして人前で歌う候補曲を探しててこの曲に出会いハマったので、そんなアニメーションのアリエルにこだわりがないので…でもアトピーなのに海は平気なので私は人魚かもとかアホなことを30歳前後のとき言ってだけど(笑)
後は親友が小さい子供さんがいるので、アースラのビジュアルが怖いかな?ていう時点で見たらなかなか面白く(笑)タコ足の先にドクロついてたりかなり攻めた絵なので、これはちょっと怖いかもなーと、戦いのシーンも話題になってますが海、火の演出とインディジョーンズも顔負けの映像なのに何というか終盤はダレてしまったのはやはりキャラクターの心理と行動という一番大事な部分が弱かったのではないかな…
ラストは子供の男の子の人魚出てきたけどこれまたなかなかの絵的に違和感😓
深く考えなければ楽しめる作品であることは間違い無いし、アンダーザシーやキスザガールはほんとに素晴らしいシーンでミュージカル好きな人は見て損はないです!
アニメとの違い、面白いところまとめ
〜本編アニメと違うところ〜
・アリエルの容姿が違う
・姉妹たちの名前がA始まりでは無い
・姉妹たちの顔つきが全員バラバラの他国のため、トリトン王一夫多妻制説が浮上する
・歌の発表会ではなく暗い家族会議
・カモメ♂のスカットルがメスに性転換したあげく、鳥の種類が変わっている(水陸両用)
・エリック王子像どした…
・人間に変身したアースラ(ヴァネッサ)の代わりに、すごいチョロチョロ動きながらエリック王子が歌う
・20個もあるの!って自慢するものが違う
・姉妹で沈没船掃除
・エリックが養子扱いで黒人ママ
・島国のお城、凄いラテン
・髪スキーを使うとこに萎える
・神曲の「レ・ポワソン」「トリトンと娘たち」がない
・曲のアレンジがくどい
・アースラとの戦いがキンハー
・最後の人間の国で暮らしていいよの仕方が違くて萎える
〜面白かったところ〜
・アリエルの後ろから波バシャンのラグがジワジワくる
・アースラ「あの魚顔のどこがいいんだろうね」普通に悪口
・セバスチャンばり移動早い
・フランダーがリアル魚過ぎて喋るたんびに笑いそうになる
・序盤でアリエルの眉毛辺りにある出来物が気になり始める
・アリエルのドアップで無事死にかける
・エリック王子落ち着け
・エリック像がカメハメハ像にしか見えない
・沈没船が多いらしく、アリエルの集めてるものが時計だらけなのがホラー
曲の大元はそのままにアレンジするのはいいけど、アンダー・ザ・シーが吹き替えだと鼻につくので字幕で見るのがオススメです。
スカットルの声と終わり方が違くて泣きそうになるので復習してから見に行くのはオススメしないです。
アリエルではなく、あるラテンの島国の海に住む人魚姫の話として見れば色鮮やかで面白いです。
アリエルはとっても可愛くて魅力的でした。
エリック王子はアリエルのよさを見抜き大切に思うとてもよい人で、執事も王子のことを第一に考える信頼に足る人でした。
テーマはとてもシンプルで「異質の者とも必ずわかり合える」という普遍的なものでした。
最後の「海岸で人魚と人間がお互いいれ混じって旅立つ二人を見送るシーン」に、この映画を作った人たちの思いが溢れているように感じました。
評価が低い人もいるようですが、多分、小さい頃に見たアリエルのイメージとの違いに拒否感があったのではないでしょうか。
私自身も、最初に見た人魚の泳ぎ方がなんとなく無気味だった(失礼な表現ですみません)ことや、(魚や蟹がリアルだからこそ、つい)「声帯のない魚や蟹がどうしてしゃべれるのか」「そもそも、鼓膜は空気の動きを感じて音を認識するのに、なぜ海中で音が聞こえるのか」など、(どうでもいい)違和感がありまくりでした。
しかし、見続けているうちに、だんだん違和感も薄れてきました。(単に慣れてきただけ?)
最後まで見て、この映画を作った人々の思いを感じ、「見てよかったなあ」と感じた作品でした。
みなさんも、ぜひ、この映画の素晴らしさを楽しんでくださいね!
とても甘い物語
「人魚姫」より、もっとスイートな感じの物語。
やはりディズニーといったところか。
アニメ版の物語を知らなくても先は読めてしまう。
そしてこの物語は砂糖水の如く甘いが喉越しはあまり良くない。
ただ海中シーンの表現は考えられてて観てても楽しかった。
なので子供には良いと思うが大人には物足りなく感じた。
アニメとは別作品として観るべき
リトルマーメイドのアニメーションが好きな方は
全く同じものが再現されていると思って観てしまうから受け入れられないんだと思う。
実際、リトルマーメイドを実写化したらこのような作品になるんだろうな、というようなクオリティには仕上がっていたように感じた。
映画の中では宣伝で使われていたようなチープさを感じることなく、楽しく見ることができた。
アニメでは描かれていないアリエルとエリックの惹かれ合う姿や、黒人と白人という人種の違いでアリエルとヴァネッサの対比が生まれていたのも良かった。
ただ、二つ希望があるとすれば、やはりアリエルはサラサラヘアーでいてほしかった、あとはアースラを倒すシーンはあの倒し方じゃないとダメなのか?と思ってしまった笑
エリックが無能王子すぎて劇場でも少し笑ってしまった、
エリックの謎の漂流設定はなんなんだ?笑笑
ハリーベイリーの歌声は本当に素晴らしかったです。
楽曲群の切実さ
The Little Mermaid
海の生き物たちも実際のダンサーが演じているなど、CGもファンタジーに寄せてはいないので、想定していたディズニーの雰囲気とはやや異なるが(だからか、アンダーザシーやキスザガールは少し浮いて感じられた)、その分パートオブユアワールドとまだ見ぬ世界へ、の切実さが伝わってくる。いわゆる「楽しさ」、は然程に無い。名作の大枠は踏襲し、リアルな映画として作られている。
お互いの世界の一部でまず交流する、そのためにはまず好きや憧れがなくては。
どうして船に乗るかといえば、それは勿論陸と海の交流のためだ。
アニメ未視聴
アニメ版未視聴です。
吹替の方を見ました。
幼い頃に絵本の『にんぎょひめ』を読んだことがあり、その絵本のラストは人魚姫は泡になって消えてしまう。という結末でした。
しかし、リトルマーメイドでは最後はハッピーエンドだったので驚きました。
アニメ版を見ている友達はアニメ通りの内容だったと言っていたので、ディズニーのリトルマーメイドはハッピーエンドなんですね。
無知なもので、ディズニーが悲恋物をどう描くのだろうと楽しみにしていたので少し残念でした。笑
ディズニーのハッピーエンド展開がそこまで好みではないため、ストーリーに関してはディズニーらしい内容だなぁと可もなく不可もなくという感想です。
所々に入るカニと鳥のコメディパートが面白かったです。
鳥がカニを咥えて「了解」と言ってしまいカニを海に落としてしまうシーンがとくに笑えました。
お二人の歌もとてもよかったです。
ヒップホップ調の曲がとくに好きです。
また、海中シーンはどうやって撮っているのだろうか気になりました。
髪の浮遊感がとてもリアルで、人魚たちが泳いでいる姿も優雅で美しく、あんな風に泳げたらいいなぁと思える映像美でした。
全92件中、1~20件目を表示