リトル・マーメイドのレビュー・感想・評価
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最高!!まさにアリエル!!
パートオブユアワールドで泣くとは思わなかった!! アリエルの陸に行きたい!!気持ちが波のように伝わってきて、気づいたら涙が… 新しいアリエル、誕生してくれてありがとう。 これからを生きる娘たちと一緒に見ました。 新たな女性像として歓迎します!
話がつまらない
前半は歌や踊りが多めのミュージカル調、後半は慌てて展開とヒューマンドラマを重ねて無理矢理畳んだ印象。この後半の展開が薄っぺらい上に大して面白くない。元のリトルマーメイドを良く覚えてないからこれが原作の持つ問題点なのかは知らない。唯一褒める点は批判を集めていた主演の黒人女性の歌。前半も話に違和感を感じる部分は多々あったが、歌が多かったから楽しめた。後半ってか最後でも歌って欲しかった。声を失っても歌うんかい、声を取り戻しても歌わないんかい。前半で耳馴染みのある名曲を使い切ったのは物語のカタルシスを歌に頼らないという意思表示なのかもしれない。あとセバスチャンが面白かった。纏めると雑な映画という印象だった、これ本当にディズニーか?
ハードルを地面に埋めて鑑賞
2023年劇場鑑賞137本目。 まぁよう知らんけど賛否両論やら炎上やら耳にするけど、何に対してかは知らずに鑑賞。ついでにいうとアニメ版も観てません。アンデルセンの「人魚姫」は知ってますけどね。 人魚姫の一番の肝は声を失って足を得る(しかし立つとナイフで刺されている位激痛が走る)事と、王子を殺さないと自分が泡になって死ぬというという理不尽ルールだと思うのですが、3日以内にキスするというイージーモードに。その達成条件を忘れさせられているという枷はありますが、原作の悲壮感はないですよね。アニメからそうなのかどうかは分りません。 もちろん字幕で観ましたが、主演のハル・ベイリーの歌唱力は圧倒的だったので、人種問わずオーディションして、たまたま合格したのが黒人だった、というのなら文句ないです。 ただ、あまりにポリティカル・コレクトネスに配慮しすぎて、無理矢理脚本を捻じ曲げるような事はするべきではないと思っています。そのうち白い雪のような肌を持ったので白雪姫と名付けられた黒人や、眠りについた白雪姫を黒馬に乗ったお姫様がキスをして起こすみたいな改変もみられるかもしれませんね。もうそこまでやったら逆にネタにして内心笑ってんじゃないかって勘ぐりたくもなります。 後ほんとに人種差別しないならいっつも中国人ばかり出さないで日本人も出してください。
せかいはまるい ただひとつ
待ちに待ったリトルマーメイド 当初から賛否両論ありましたが、黒人のアリエルは違和感はなくとても魅力的でした アジア人のマーメイドもいたらいいのにと思っていたらアリエルのお姉さんの中にもアジア人のマーメイドが!! 脳内、イッツ・ア・スモールワールドが流れました♪ 映像は言うまでもなく非常に美しく、海底の薄暗く不気味な雰囲気にも惹き付けられました 好奇心旺盛で天真爛漫な女の子アリエルが、エリックに恋をして岩の上で歌う姿には、覚悟と決意のようなものを感じられ、女優さんの表現力花マル💮 後半の巨大アースラ、怖すぎですねー笑 笑い事ではなく、本当に怖かったです お子さまには刺激的かも((( ;゚Д゚))) 少しだけ残念な点は、アリエルのドレスがあまり可愛くないというか、似合ってないというか…もっと他になかったのかなぁ… けど映画のエンディングはハッピーエンドで安心しました♪
全体的に暗かった(画面が)
リトルマーメイド好きなので色々思う所はあるがちゃんと映画観へ。 観た人なら分かると思うが全体的に暗かった。 雰囲気とかじゃなくて画面が。 海の中も暗いし夜のシーンや嵐のシーンが多く、2時間のうち半分は暗かったと思う。もうちょいどうにかならんかったんか。 明るいのは歌のパートくらい。あとちょっとの昼パート。 肝心のアリエルはまあ、、んーーー。 いや失敗だろ。ドレッドって。いやドレッドヘアーのアリエルって。 興行収入も実はメディアが言うほど伸びてないみたいだし赤字になるだろうな。 ポリコレやりたいなら完全オリジナル作品作れば誰も文句言わない。そこで面白いの作ってくれ。 俺たちが子供の頃影響を受けたあのアリエルのイメージを壊さないでくれ。 ただストーリーはまだ面白かった。 歌や音楽はとても良かった。 百歩譲ってフランダーとセバスチャンも許そう。 でもアリエル。。。可愛くない。 例えばハリーベイリーがレッドカーペットを歩いてればとても綺麗な女性だと思うよ、 プライベートで私服でそれはそれはスタイルも良く可愛いかもしれない。 でもリトルマーメイドのハリーベイリーは控えめに言っても全く可愛くなかった。 ハリーベイリーが起用された理由があの歌唱力だとしてもさ、、代わりはいたよね。 確かに歌上手かったよ、でも別にそんな歌唱力だけで世界のリトルマーメイドのイメージ覆してまで抜擢されるほどか???? それほどまでの歌唱力だったか? いや、別の人でも立派に歌い上げれたと思うぞ。 あと普通に演技下手だった。。 喋れなくても表情や身振りでもっと演技出来たでしょ。 いざ人間の姿で喋った時、浮いてたよ。 母国語が日本語の自分ですらそう思ってしまったのだから英語圏の人はもっと思ったかも。 あとアリエルの歌パートで岩に上がって曲終わりに波がザッパーンってなるあのシーン。 あそこもうアリエルがやるよ、ザッパーンやるよっていうのがひしひしと漏れてて笑えた(伝われ) 総括して本当に資本主義か?と思うくらい失策だった。 キャスティングだけで興行収入はかなり変わっただろう。 【良かった所】 アースラめっちゃ良かった。これは満場一致な気がする。何が良かったって演技もルックスも、アースラは完璧だったと思う。 ヴァネッサめっちゃ可愛くて綺麗な悪女を演じてた。 トリトン王、イメージピッタリ。
あと10回は観に行ける!
とても素敵な作品だなと思いました♪絵では表現できない海の綺麗さや鮮やかさをうまく表現していて自分も海にいるようでした。原作のわかりずらかったとこもうまくカバーしているなと感じました。ハリーベイリー(アリエル)の声が自分の想像していたアリエルすぎて、聞いてて涙がでてきました。 私はアリエルはジャスミンやモアナのように人種の設定がしてあるキャラクターではなく、実際には存在しないキャラクターなので人の数だけ色んな見た目のアリエルがいる思っています。なのでアリエルに関しては全く違和感を感じなかったし、逆にハリーベイリーの歌声や性格がピッタリだなと思いました! また、ディズニーは人に夢を与える作品なので、人種を意識することもマイノリティの人たちに夢を与える意味でとても素敵だなと思いました! ハリーの演技が下手とか言ってる人は撮影風景を見てみれば凄さがわかります。青の部屋の中で吊りされてそこにフランダーやセバスチャンがいるかのように演技していて、自分だったらぜっったいに笑いを堪えられないと思います。 とにかく原作と違いすぎるという考えだけでこの作品を見るのはあまりにもったいなすぎます!実写版に不満がある人は、原作と切り離して一つの作品として鑑賞してみてください!!
壮大な「リトルマーメイドやってみた!」な感じw
小さい頃に何回も見て、お風呂でアリエルごっこも何回もした好きなディズニーアニメの一つ。
いろんな前情報やレビューを見て
見る気を失ってたけど、やっぱり自分の目で見たいと思って鑑賞。
最初のところ、音楽会やらなくて会議になったの?お姉さん達出す意味あんまりなくない?みんな出すくらいなら音楽会やったら良かったじゃん。でも名前が歌に出てくるからできなかったのか、でもオリジナルソングもあるから作ればよかったんじゃ?会議にティーンエイジャーのアリエルいるの?w末っ子の初お披露目だからいなくて怒るんじゃないのかー。
トリトン王の宮殿??どこ行った。岩だけの吹きっさらしのところで会議するの?お粗末な感じ。
お姉さん達はみんなAから始まる名前だったのにこの設定はなしになったのね。
ヒレだけじゃ遠くに行けないって歌ってるのに、七つの海のとか、遠いところへ行けるねーっw
スカットルが出た瞬間くらいに魚食べてたけど、あれはブラックジョークなの?そんなシーンいらなくない?
誕生日のエリックにあげたエリック像っていう設定なのに、全然そうやって言うシーンがなかった。一応、エリックなんだよね?アニメではきちんとカッコいい格好だったのに、布一枚の像にされてて、船が座礁してピューンって落っこちていったのは笑いそうになった。
無事に着いたエリックが違和感ありまくりの母親からもう旅には出るなって言われた2分後くらいに、歌いながら船に乗ってて笑ったw
アンダーザシー。途中にアリエルも乗ってきちゃってハモっちゃうww
あれはセバスチャンと海の生き物の素敵なシーンだからアリエルがでしゃばっちゃいけないのよ。アリエルは、はいはい(呆れって感じで思ってるんだから。
足を手に入れたアリエル。足の使い方初心者でアニメでは二人に助けてもらいながら岸に行くけど、ガッツリ自分で泳ぐ。
そして素っ裸でワカメと一緒にサルベージ。w
じいさんに助けられるのはどうなのよ、仮にも素っ裸の女の子よ。
ここはアフリカ?女王も黒人。だけど、城も服もヨーロッパ系。エリックは血の繋がっていない王族の子?なんじゃそら。多様性とか言うけど、黒人が白人の文化に憧れてる感じがして逆に白人上げな見え方になるよ。黒人が王族、使用人は白人ばっかり、それもどうなの?
アリエルよ、バンダナはやめよう。せめてリボンにしてくれ。使用人にしか見えないよ。あと後ろ髪に貝がついてるのはあえてなの?
ボートでキスするところでセバスチャンが歌うけど、あんな蟹が肩に乗って歌ってきたら気になりすぎるでしょw
アリエルの名前を当てるのも、もう笑わせてくれるのよ、本当にw なにそれw セバスチャンが教えてくれるでいいじゃん!
人間アースラが綺麗すぎるけど、登場シーン、怖っw アースラと結婚するのに、エリックがなぜだかわからない。とか言うけど、いやいや、命救ってくれた恩人で素敵な声の持ち主だからだと思ってるからでしょ。じゃあなんで国中の馬車使って探させてたんだよ。
婚約パーティは船の上でしましょうよ!そこはさ、海のみんながたすけてくれるところなんだから、どうやって人間アースラから声取り戻すのかと思ったら人間初心者アリエルが石畳の坂を走っていって城の中の会場まできて力づくで取り返す!もう、ポカーン(´⊙ω⊙`)w
なんか周りがもはや全然アニメと違うのに、アースラとトリトン王だけがアニメっぽい格好してるからコスプレにしか見えないw
最後、モブの人魚達がいきなり出てくるけど、ここの海域は人種なんでもありなの?みんな遠くまで泳げるんだね。七つの海とかもはや区切る言い方する意味あるの?
アリエルが海に引きずりこまれたときに裂けた服が岸に着いてエリックが悲しみながら手に取って、また海に離してて、それ海に捨てるなよって思ってたら、トリトンから足をもらったアリエルがそれ着てエリックの前に現れて、えーっwwってなったw
アニメだとキラキラの綺麗な服で海から出てくるのにー
。トリトン王も海に出てくる時、頭しか出てこない。もうちょっと上半身もだしてよ。
最後、トリトン王がボートのところでアリエルと話すけど手で水をかいてて吹き出しそうになったw
やめてくれよ。海の王様がそんなことしないでくれ。アニメだと大きい船までザバーンって体を持っていってアリエルと抱き合うのになんだこのお粗末な最後。そしてトリトン王が手で押してジェットエンジンのごとく進む手漕ぎボートw
なんか歌声でアリエルを選んだとか言うけど、アジア人は絶対に選ばれないでしょ。
他にも全てに突っ込んでたらキリがないけど、全体的に雑な感じ。B級コメディ映画だったw メインの蟹、魚、鳥はもう同じ名前で呼びたくないくらい。もう観ることはないな。アニメを観よう!
個人の鑑賞記録です。
ポリコレポリコレ言ってすみません。 面白かったです。
既存のキャラクターを無理やり違う人種にするのはどうなの?それがややこしいから人魚を使って描いているのに。ポリコレが悪いとは言わないけどポリコレの押し売りはよくないよ? 予告を見ていた時点で感じたのはそれでした。 やっぱり見てて違和感を感じましたがだんだんと慣れていって気にならなくなり、オリジナルシーンが加わって退屈せずに見れた気がします。
ハードル下がって
公開前から 賛否両論で 酷評されてる部分も理解した上で かなりハードル下げて観たので 反面十分楽しめました。 勿論字幕。 せめて王子だけはもっとイケメンやったらなとw あたしゃディズニーにはそこそこ歌えたらそこまで歌唱力求めてないです。 クロエが降板しなかったらねぇぇ それだけが悔やまれる😭 ちな アリエルとミーガンなら ミーガンの方が可愛いかった、、、😅
トライデントでねるねるね
主役が黒人云々は、原作観てないしどうでもいい。
好きなバンドが、ポップな曲をブルージーに“セルフカバー”したようなもんでしょ。
合う合わないはあれど、それ自体を非難すべきじゃない。
どちらかというと、問題はそれ以外。
やたらと他人種を共存させるのに、実在の地名を出してしまうと不自然さとポリコレ意識を感じてしまう。
だったら完全なファンタジー世界にすればいいし、姉妹も他人種配慮のみでまったく不要。
ディズニーにしてはCG感も目立ち、動きに関しては不自然なところも多い。(特に双眼鏡や王子が沈むような、水の抵抗の描写)
グリムスビーは「線引きしろ」と言っていたが、本人は女王と食卓を囲むし、素性不明の女との恋も後押しする。
国民は困ったことがあれば城に相談にいくし、王子も軽々しく呼びつける。
フランクな国なのかもしれないが、警戒心なさすぎでそのうち滅ぼされそうですね。
歌は素晴らしいし、脇キャラも魅力的で、ストーリーに大きな破綻もない。
恋に落ちる描写に深みがないのも、まぁディズニーだし、個人的にはダンスシーンが楽しそうで好き。
しかし尺の割に内容は薄いかなぁ。(2時間以上って制約でもあるの?)
掘り下げもないのに、最後に姉妹はじめ大量の人魚に見送られても…
夕日を背にしたアリエルのシルエットなど、印象的なカットを多様するが、そこへの繋がりが下手。
ラストの余韻からの『UnderTheSea』もバランスが悪く、駄作とまでは言わないが残念な箇所も多かった。
最高だったよ(^_-)-☆
期待通り,いや,それ以上の感動と楽しさを味わえて,ラスト付近では涙が溢れ出ました。 アリエルの圧倒的な歌唱力と天真爛漫で純粋無垢な人柄,いや人魚柄を見事に演じ切ったハリー・ベイリーさん。 ストーリーが進むにつれて,彼女がどんどんキュートになり,とても愛おしく感じました。 アースラが化けた偽の姫役の白人の女優さんは凄く美人だったけれど,彼女がアリエルをやらなくて本当に良かったと思いました。 ディズニーシーで,キャストさん達による「アンダー・ザ・シー」の歌とダンスを見た時は,最高にハッピーなパフォーマンスだと実感していたけれど,スクリーン上で繰り広げられる「アンダー・ザ・シー」の映像パフォーマンスも,甲乙付け難いほど最高のエンターテインメントでした。 とても楽しくて心が躍り,癒されたひと時でした。 終盤のアリエルとエリック王子やトリトン王との場面は,涙なしには観られない感動のシーンでした。 心が温まる言葉と行動に胸が打たれて,涙が零れました。 やはり,人間は,生成AIの現代においても,本当に大切なことは変わらないと実感しました。 「アラジン」「美女と野獣」「リトル・マーメイド」…ディズニー実写版ムービーは全て鑑賞しましたが,どれも最高の感動を味わえました。 監督や役者さん達,スタッフの方々の緻密な仕事振りと日々の弛まぬ努力に,心から感謝しています。 日常から一瞬で素晴らしい別世界に連れて行ってくださって,本当にありがとう。 明日からの自分の生活が,とても希望豊かで晴れやかになりました。 皆さんの辛口完全否定レビューを読むと,余りにも自己中心的な心の狭い自分勝手な解釈だなぁと思います。 もう,過去に自分が体験した事を基にした印象で,物事を語る時代は終わったのです。 「インクルージョン」「ダイバーシティ」「ポリティカル・コレクトネス」へ,時代はどんどん進んで行くべきです。 でも,まぁ,どなたも,これまで生きてきた環境がそれぞれ全く違うし,感じ方は十人十色なので,つまらなかったや残念だったでも,それはそれで仕方が無いでしょうね。 映画鑑賞料金を損したと思っていらっしゃったら,可哀想だなぁと思いますが。
アリエルじゃない 泣
アリエルじゃなかった 何故に最初に予定していた人にしなかったのか、さっぱり理解出来ない リトルマーメイド好きな自分としてはとても残念 多様性にばかり重きを置き、視聴者が置いてきぼり 歌も上手いんだろうけど、強弱が好きではない 黒人で何がなんでもなら、ゼンデイヤが良かったな 可愛くキュートで演技も上手い
アースラが最高じゃないですか
海のCGは僕から見てとてもいいものでした。
多少、評判が悪そうですがセバスチャンやフランダーが原作というか大元に回帰してリアルなのも好きです。
配役として個性豊かな姉妹たち、、
そして、明らかに今回の主役であるアースラおばちゃま!
まずアースラ。アースラおばちゃまが本当に原作を超えたと言えるほど素敵なキャラ、素敵に恐ろしい、素敵に格好いい。
うさんくさいお誘い、魔法の派手なアクション、人間化したときの美しさと恐ろしさ。
リトルマーメイドという昔の作品をリメイクするにあたり、数十年分の技術の向上を見せつけたと言えます。
比較するならばアラジンのジーニーであり、美女と野獣のルミエールであり、ライオンキングのサークルオブライフです。
「原作」をリスペクトし、それを技術で圧倒する。
海の底に眠るタコの魔女の恐ろしさをまざまざと見せつけ、同時にあこがれのようなものまで想起させる素晴らしいヴィランです。
…え。なんで最後がそうなんの?
沈没船の舵切られて自分にぶつかっただけでやられるの?
ってトコ以外は。
次にダンブルドアを彷彿とさせる威厳とやさしさを見せるトリトン王
娘思いの面が表に出ており、しかして海の王たる激しさも演出されています。
…え。なんで今生き返ったの?
え。最後の出番が髭だけ海につけた登場なの?ギャグなの?ってトコ以外は。
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惜しむらくはのひとつ。
画面が全体的に暗すぎます。ディズニーでしょ、もっと明るい画面でも良かったんじゃない?
海の底は実際には暗いんだよとか、そういう変なリアリティはディズニーに求めてないんですよ。
Under the seaやってた時くらいの明るさでずっとやっててくれていいんだよ。
さて。いいところを絶賛した上でのアリエルです。
なんていうかね、力強いの。
実際、アリエルはパワフルなキャラですがそれは行動力とか好奇心とかの面でのパワフルであって、あんな風に実力的なパワフルではないと思うの。
さんざん、前評判でコスられてたように「黒人がアリエルをやっていいのか?」という問題に対して、黒人がアリエルをやってもいい、と断言します。
でもそれは原作に近づけようとした上での話です。
例えば赤毛。例えば豊かな表情。例えば歌い方。
リトルマーメイドという作品をやるのであれば、原作のアリエルをリスペクトしていただきたかった。
ドレッドの茶髪で表情が乏しくパワフルに歌い上げるのがアリエル? …アリエないでしょ。
なんでアンダーザシーをセバスチャンと一緒になって楽しく歌えるの?
黒人だからとかじゃないです。仮に原作の長い赤毛を無視して金髪・ショートで演じるとなればエマ・ワトソンがやったって文句をつけたくなる。
岩場で城を睨みつつ指で岩をガシガシやるとこなんて、あんな表情でやったら誰がやってもゴブリンに見えるよ。
原作アニメのアリエルはそういうシーンをことごとく表情で伝えていたでしょ。
これが例えばアリエルの友達の、、、とか、アリエルの姉妹の一人は、、、とかならまだ良かった。
きっと文句はきただろうけど(ストレンジワールドみたいに…)それでも、それが致命的な酷評にはならなかった。
単にそのリトルマーメイドのスピンオフがコケただけ、、、となったはず。
マーメイドたちの大集合もとってつけすぎですよ、あんたら一秒たりとも出てこなかったじゃん。
あのシーン直前まで、トリトンとその娘たちで人形は全員ですよってくらい存在感がなさすぎた。
せめて赤毛の髪の毛でやっていればもう少しはアリエルだって思えたんじゃないでしょうか。
俳優は悪くないよ。黒人がやってもいいんだよ。
アリエルをリスペクトしないでリトルマーメイドでございってやってるから文句が出るんだよ。
オリジナル版に誠実な実写化×圧倒的歌唱力
字幕版を鑑賞
アニメ版の実写化として、満足の出来る作品だった。
物語のあらすじはオリジナル版を再現した安心して楽しめる内容、海中シーンも流石に"アバター2"には負けるが、十分世界観に入り込める綺麗な海中シーンだと感じた。
エリック王子の王子としたの展望、冒険家としての夢を語るパート、エリック王子とアリエルの恋愛パートの追加シーン、キスを催促する仲間たちのシーンなど実写版ならではの物語性の深みを生み出すオリジナルシーンは素晴らしかった。
アリエルの歌唱シーンの圧倒的な迫力には呆然としてしまった。歌が上手すぎて、自然とアリエルを目線で追ってしまう状況になっていた。その他の名曲達も懐かしさと楽しさで楽しめた。
個人的な話にはなるが、
全体的には楽しめたが、フランダーの新鮮な魚感のみ鑑賞前の違和感から脱却できずに終わってしまった点は残念だった。
圧倒的映像美!
アリエル役の俳優さんについて、賛否あるようですが、
私個人としては、全くそれが気になりませんでした。
というか、適任だったのでは?と思う箇所がいくつかありました。
初めて人間の世界に飛び込んだ時の純粋な表情であったり、
意志の強さを現す瞳など、要所要所で『アリエルらしさ』を感じることができました。
子供と一緒に観たので吹き替え版だったこともあり、
ご本人の歌声は堪能できませんでしたが、再度字幕版でみたいくらいです。
映像の美しさや、登場人物のキャラクターの再現度、どれをとっても、さすがディズニーだなと唸る出来です。
ラストのシーンで、アリエルとエリックが船を漕ぎ出した所、
アリエルの背後にアリエル父が海面から現れたのは少し面白かったです(笑)
子供から大人までと言いたいところですが、
未就学児にはちょっと怖いと感じるシーンもあったようです。
あくまで『大人が楽しめるアリエル』という印象でした。
世界観がちぐはぐで逆に面白かったです
字幕で見ようとしたら間違えて吹き替えのチケットを買ってしまったので、吹替版を視聴しました。 ストーリーは面白かったです。 でももう少しアリエルの髪色を明るく表情を豊かにしてほしかったです。 アリエルの姉達全員が違う種族だったり黒人と白人が入り混じった島国で世界観がごちゃごちゃしてたのが気になりましたが、話が進んでいくうちに逆にそれが面白かったです。 子供向けかと思いましたが、最後のスタッフロールが長いので子供と一緒に見るのはあまりオススメできません。 アリエルが黒人になったことでいろいろな意見がある作品ですが、ストーリーはとても面白かったです。 でもはっきり言えば、せっかくの実写化なら白人で見たかったのも本音です。 歌声が素晴らしいから彼女がアリエルとして採用されたのは分かりますが、それなら吹き替えの意味はないように思います。
人魚は涙を流せない。だから余計につらかった
元の原作である人魚姫は未読でロブ・マーシャル監督作品を観るのも初めて。
ディズニープリンセスの作品は『白雪姫』、『シンデレラ』、『眠れる森の美女』、『リトル・マーメイド』、『美女と野獣』、『アラジン』、『アナと雪の女王』、『モアナと伝説の海』を観賞済。
ただ、『アナと雪の女王』以前の作品を観たのは20年くらい前なのであらすじ以上のディティールはほぼ忘れてる状態。
『リトル・マーメイド』以前に公開されたディズニープリンセス作品の実写版は、どうしても他の新作映画と比べて大まかなあらすじを知っている分観賞の優先順位が低く観る機会を逃してた。そんな中でリトル・マーメイドでハリー・ベイリーさんがキャスティングされ、個人的には特に気にならなかったものの”自称リトル・マーメイドファン”を語る人達がキャスティング発表の時点でバッシングをしているのを知った。
今までそういう”原作と違う!”みたいな批判を(公開前から)受ける作品を実際に観てみると実際に受けた印象と乖離していた経験や、そういう作品が如何に良い作品でも観ていない人達のヘイトスピーチを受けると劇場へと向かう足が遠のく(そして後々レンタルや配信で観て後悔する)経験も多く、本編を全て観ない状態で評価を下すことの危うさを知っているので実際に(公開されてなるべく早めに)観た上で感想しようと思い、公開初週に字幕版を観に行った。
観終わって個人的に思ったのは”差別と復讐”って重いテーマが根底にありつつ、エンターテイメントムービーとして子供たちが観ても楽しい一作に仕上げてあったことだった。
”海の世界”と”陸の世界”をアニメーション版ではなかった分断された人々(かつ主役の2人以外は基本的に歩み寄ろうとしない)として描いていることで、今の世界を暗喩しているように見える描き方だった。
それはトリトン王の娘である姉妹がそれぞれの海の世界出身なのを表すキャスティングや、序盤の”妙なジンクス”があるからとの理由で人魚を船上から銛で突こうとする船員、今回追加された沈没船の残骸で珊瑚礁が傷ついたシーンや、アースラは海の世界でも虐げられた存在として描いている部分(マイノリティの中でも差別や迫害がある)、アリエルが覗き込むシーンが多い(陰に隠れているマイノリティを暗に示している)こと、アリエルやアースラの正体が露わになるシーンで恐怖する(表情に見えた)披露宴の客など、”エンターテイメント”にはなってるけど”ただのおとぎ話”じゃなく、道徳の授業で使って良いんじゃないかと思うくらい観終わった後に現実の問題を考えるきっかけになる良い作品だと思った。
また、相手に対して歩み寄る気持ちが無いのも分断の理由として描かれてるようにも感じた。
劇中、食事の際に出されたフォークを間違えてクシの様な使い方をしたアリエルに対して、地上の人間は不可解なものを見るような訝しんだ目つきで見ていたけど、最近SNSでよく見る躓いたような小さな失敗に対してまるで鬼の首でも取ったかのように拡散する風潮や、失敗した人間に対するセカンドチャンスを許さない風潮、そしてまさにこの作品に対してもあった観る前からヘイトスピーチを吹聴する風潮を、かなり希釈して描いてるように感じた。
エリザベス女王のフィンガーボールのエピソードでもあったけれど、本当の識者は客人に不愉快な思いをさせないためにマナーを相手に合わせるのが、お互いの距離を埋める一番の方法なんじゃないかな。
その後に(元々外の世界を知ろうと船に乗って旅してきた)エリック王子が声が出せないアリエルの為に図鑑や地図を読んだり話して聞かせるシーンが入ったのが、問題に対しての解決方法を表していて観客としてもアリエルがエリック王子に惹かれる十分な理由づけになってたと思う。
そして最後に2人が結ばれ、帆船じゃなくヨットで漕ぎ出すところは2人がどちらかの世界に片寄るんじゃなく、どちらの世界も見据えた上で新たな世界に漕ぎ出していくように見えて素晴らしかった。
冒頭シーンでの「人魚は涙を流せない。だから余計につらかった」って原作の一文は、冒頭見た時点では”海の中では涙はすぐに水中に溶け込んでしまう=それぞれの世界の常識とその常識を覆せない悲しみ”だと思ったけれど、最後まで観てみると涙を流せないアリエルが初めて涙を流すのが”悲しみ”じゃなく、トリトン王がアリエルと分かり合い二人の旅立ちを祝福したことによる”喜び”の涙だったのが、それぞれの世界の常識もお互いの融和や理解しあうことで覆せるってメッセージに感じられた。
ディズニーがアンデルセンの『人魚姫』から『リトル・マーメイド』をアニメーション映画として制作する際に再解釈され、そこから『アナと雪の女王』や『モアナと伝説の海』、『アナと雪の女王2』で変わっていくプリンセスを描いていった今のディズニーたからこそ描ける『リトル・マーメイド』になっていたと思う。
人種やマイノリティへの差別と差別に対する復讐は、去年公開された『ブラックパンサー ワカンダフォーエバー』にも繋がるテーマ性で、ここ数年公開されている中でも『アクアマン』、『ブラックパンサー ワカンダフォーエバー』、『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』など海の世界を描いた作品がよく公開されるのは、CG技術の発展はもちろんのこと(制作自体が数年前なのに示し合わせたように同じようなタイミングで公開されるのは)”分断”が今現在世界の問題として描かなければいけないと各々の監督が思ったからだと思うし、後々になっても重要なポイントとして語られるタイミングなんじゃないかと感じた。
役者陣はアリエル役のハリー・ベイリーさんの歌声は言わずもがな、純粋さやおてんばな感じも素晴らしかったと思う。
個人的にはトリトン王役のハビエル・バルデムさんが(おそらくノーカントリー以来観たこともあってか)アニメーションでのトリトン王よりも前半の恐さが出ているように感じた。
逆にアースラ役のメリッサ・マッカーシーさんは今まで観てきた作品(ゴーストバスターズ、デンジャラス・バディ)のイメージやアースラの描き方も変わってたのもあって、恐ろしさよりも元々持っていたであろう愛らしさやトリトン王からの迫害に対する怒り、復讐心をより感じた。
エリック王子役のジョナ・ハウアー=キングさんもアニメーション版より出番が増えたことで素晴らしい歌声やただのヒロイン的な立ち位置では無いアリエルとの対等な関係性が上手く出てたと思う。
セバスチャンやスカットル、フランダー役のダビード・ディグスさん、オークワフィナさん、ジェイコブ・トレンブレイくんも素晴らしかったんだけど、オークワフィナさんとジェイコブ・トレンブレイくんは出演映画を観たことがあるからかキャラクターの後ろに姿が見えそうになるくらい印象的な演技でとても良かった。
アニメーション版のリトル・マーメイドを観返さずに観に行ったので、自分の記憶の中の印象よりもミュージカルシーンの進化と、実写×CGだからこそのファンタジー感の強化がより感じられた。
序盤の『Part of Your World』は予告編ではラストのフレーズのみ使われていたけど、ハリー・ベイリーさんの楽しくも力強い、地上の世界への憧れも感じさせ観客の心を序盤でガシッと鷲掴みする素晴らしい歌だったし、『Under the Sea』は普段(水族館などによく行く人でなければ)見ない海の中の生き物たちのカラフルさ、二足歩行する生き物がいないのに巧みに擬人化されていたり、クライマックスで規則的に集まったさまがまるで素晴らしい模様になっているのは、CGで描けるようになった今だからこそのシーンになっていてかなり好きだった。
個人的には和傘のような動きをするクラゲ?がいたのが嬉しかったけど、ロブ・マーシャル監督作品『SAYURI』の影響があったのかな、と思った。
全ての楽曲がレベル高いのは言わずもがななんだけど、個人的にはこの作品で追加されたジョナ・ハウアー=キングさんの『Wild Uncharted Waters』やダビード・ディグスさんとオークワフィナさんの『The Scuttlebutt』も、その楽曲目当てでもう一度観たいくらいとても好き。
youtubeで上がってる楽曲のサンプルを聴いているとサウンドトラックも欲しくなってくるくらいで、アラン・メンケンさんとリン=マニュエル・ミランダさんが手掛けた他の作品の楽曲も観て聴きたくなった。
2回目は吹替やIMAXなどの音響が良い場所で観たいな…。
もちろん、全てが最高!!って訳じゃなく(先にライアン・クーグラー監督やジョーダン・ピール監督を通ったってのもあって)白人監督が撮るのは説得力弱くなっちゃうんじゃないかって懸念点はあった。
でもロブ・マーシャル監督の過去作を観たことがないので観たらまた印象は変わるかも。
観賞後に、アニメーション版を改めて観直してみた。
もちろんアニメーション版を下敷きに脚本を作っているからってのはあるけれど、アニメーション版は(あらすじしか覚えてなかったのもあって)話の筋が荒々しく、メッセージとしても前時代的過ぎるように感じられた。
セバスチャンの指揮の説明や、アリエルがエリック王子を救った後の岩場での歌のシーンなどアニメーションだからこそ飲み込みやすいところもあったけれど、アリエル以外の七姉妹が文字通り空気のような存在になっていたり契約書を署名しているのに筆談をしないシーンなどの作劇上の意味をなしていないシーンや、海の世界の人魚や陸の世界もが全て白人なのは"白人以外はいないもの"として描いてるようにも見えて不自然に感じたし、巨大化したアースラに沈没船を追突させるのがエリック王子のシーンやアースラが前時代的なヒロインのようになればいいとアドバイスするシーンは男女平等を掲げている今現在魅力的に映るかと言うと疑問にも感じる、セバスチャンを八つ裂きにしようとするシェフのシーンやアリエルとエリック王子が旅立っていくシーンが帆船に乗り込んで(カットはされてるかも知れないけれど)家族や海の世界の者たちに目もくれないシーンは、もし今そのままで映画化されていたらそれこそ総スカンにあっていてもおかしくないシーンになっていただろうし劇場を爽やかな気持ちで出れなかったと思う。
もちろん、リアルタイムやそれ以後にアニメーションで観て素晴らしいと思った人達のその思った気持ちや、その時アニメーション版を作ったクリエイターが悪いとは1ミリも思わない(セル画とは思えないほどの枚数を描いて躍動感を表してるように感じたし)けど、日本の昔話も元の話と今の話に差異があるように物語が時代に合わせてアップデートしていくことは必要だし、それに対して頑なに拒否感示すのは、それこそ劇中のトリトン王のような分からず屋な気がする。
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