「10代カップル向け😀深く考えない、楽しいデート映画💞」リトル・マーメイド Myさんの映画レビュー(感想・評価)
10代カップル向け😀深く考えない、楽しいデート映画💞
物語は、アンデルセン原作ともディズニーアニメ版とも違う部分あり。
姫と王子の惹かれ合っていく流れは、お互いの開拓者気質が共通で、自然でした。7つの海の娘達、姉妹は皆人種が違い母が別なのか、設定が意味不明です。
ラスト、アースラに殺されたはずの父が蘇ったのは良かったけど、ご都合主義すぎますね。
人間と人魚が理解し合えた象徴は理想としては素敵だが、あんなに大量の人魚が昼間に姿を現して、陸の人々が驚きも騒ぎもしないのは不自然かな。
全体として、深く考えずに雰囲気を楽しむ、小学生〜大学生までの10代カップル向けのデート映画。2人きりで出かけてボートに乗る場面がハイライトです。ディズニーランド的なわくわく感ある綺麗な画面です。
映画全体として、海中シーンは色合いが暗く「夏だから大画面で爽やかな海の青色を見たい」な気分は満たされません。紺や深緑や灰色の海です。
アリエルが初めて接する人間の世界、カリブ?の市場は鮮やかカラフルで南国の解放感あり。終盤アースラを倒した後の海は、同じ海中なのに光がさし明るいので、海の暗さは物語として意図的なものでしょう。
公開前に話題になった、主人公が白人でなく浅黒い肌にドレッドヘアな件に対する世間のバッシング…😢
肌の色は私は気にならず、海辺育ちなら小麦肌でも自然かなと。ただ正直いうと別の点で見た目が気に入りませんでした…。1つはヒロインのおでこと眉間に常に深いシワが刻まれてる事、喜怒哀楽に関わらずいつもシワ…💧アリエルの表情、つまり演技が美しくない。顔の造作としては目が離れすぎ眉が薄すぎなのをメイクでもう少し可愛いらしくできなかったのかな。姫という高貴さや清楚な魅力に欠け、ただのお転婆娘だな💦
2つめは王子の顔、正直40代半ばのおじさんにしか見えず💧吹替版しか見れず、18歳くらいの若く甘い声と顔のギャップが凄い💧主人公2人の美醜が原因で画面にうっとりできず、世界観に入り込めなかったのは事実です。
大画面で納得の、イメージぴったりのキャラ作りは、父トリトン。
アースラの変身後は可愛い美女すぎて、悪女に見えず、もっとメイクで魔女ぽくしてもいいのでは。この顔がアリエルなら良いのにと思ってしまった。
やっぱり映画館の大画面で見るエンタメにおいて、見た目は魅力に直結して重要だなと思い知りました。
それと、キャラクターの魅力としては、
アースラはわりと良かった。
アリエルはヒロインなのに魅力がいまひとつ…。ディズニーに限らないけど、海外の映画では、見知らぬ場所に来た時、勝手に他の部屋に入って、勝手に他人の物を触ったり、そのまま持ってきてしまったり、という場面をよく見かける気がします。すぐ隠れるから、悪い事だと知ってはいて、子供らしい好奇心や天真爛漫さとは全然違う。人種の多様性ばかり「ディズニーは道徳的に配慮してますよ」アピールが非常に強いですけど、主人公がすぐにこんな行動しますね(美女と野獣も。ラプンツェルやアラジンでは泥棒がヒーローになるし)道徳的にもっと気を遣うこと、あるでしょうに。
正直、王子を見るアリエルはストーカーに見えますし目つきも怖いし、それを肯定して描くのも、今の時代にはもっと考えなければいけないのでは。
ミュージカルとして歌は楽しめましたが、今その場面で歌うの?とか、声を失ったのに普通に歌ってるのと変わらない演出に違和感はありました。
オリジナル音声の字幕を見たかったのに、公開からたった一週間後、近所の映画館はどこも吹替しか無くて残念でした。オリジナル音声の方が圧倒的に評価高いですね。吹替の声も良い声だけど、画面の王子の顔と似合わないからなんたか💦
ディズニー100周年で力入れた作品というには、ちょっと勿体ない印象が残りました。
Myさん、共感をありがとうございました♪
私がひよって書けなかった事、Myさんが全て書いておられ爆笑してしまいましたw
「あんなに大量の人形が〜」
←笑いましたww
アリエルのおでこと眉間のシワw
エリック40代半ばのおじさんw
そして。。
アリエル、ストーカーww
全部気になりましたよぉw
私も主役がおじさんとストーカーおばさん?。。
と思いましたもんw
ペコちゃんのアリエルのYouTubeご覧になった事ありますか?
伸びやかで可愛らしい歌声も、くるくると変わる愛らしい表情も、とても魅力的でビックリした覚えがあります。
本作のアリエルより断然アリエルでした。ペコちゃんのウェーブヘアは全然気にならなかったですもん。
結局、肌の色やヘアスタイル云々というより、ハリーベイリーが演じきれなかったのだと思います。
残念でしたね。。