バビロンのレビュー・感想・評価
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【下品、長い、マーゴットロビーは美しい】 なんともオゲレツ、ぶっと...
【下品、長い、マーゴットロビーは美しい】
なんともオゲレツ、ぶっとび映画だった。。
マーゴットロビーはハーレクインといいこの役といいハチャメチャな役が多いのか。
観てる途中「あぁ‥長い。」と何度か思ってしまった(笑)
そしてラスト付近は思わぬ方向へ(笑)ホラーちっくで
しかも🐀( 'ч' )モッシャア… やめーーーい!www
いきなり蛇と戦いだしたり話が分散してる気がした。。
🐘💩、ロビーの🤮のシーンは必要だったのか??
謎のまま終わりました。。
なんとも変わった映画でした。
映画愛が痛いほど伝わる
この映画は賛否両論というが、映画愛の大きさ、映画史の知識の有無に、感じ方が左右される気がする。私はけっこう好きだった。
本作はOPの狂乱宴とEDのマニーの空想に重なるような映画リストがハイライトだろう。
ちなみにOPは、迫力こそあるものの下品で初見は辟易した(ちなみに踊り狂うマーゴット・ロビーは最高だし、チャゼルらしい素晴らしいカメラワークもある)。だがEDで再見すると、下品なパーティも哀愁漂うノスタルジックな気持ちにさせられる。駆け抜ける185分で、映画史のターニングポイントとなる巨大な渦に観客も巻き込まれていくからだ。
無声映画からトーキーへの激変の時代、ある者はスターから過去の人に落ちぶれ、ある者は無名の下働きから重鎮にのし上がっていく。技術の進歩、時代の変化がこれまでの常識をかなぐり捨てていく。落ちぶれた者は怠慢だったわけではない。時代の変化を受け入れ追いつこうと思っても、もう抗えないのだ。人が歳を取るように。若返ることはできないように。
その時代だからこそ輝ける人がいる。ネリー・ラロイは開放的な1920年代の映画業界を体現した様な人だった。マーゴット・ロビーの華美な魅力はこういう役にハマる。そしてブラピ演じるジャック・コンラッド。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 」でリック・ダルトンを演じたディカプリオの様に、キャリアも終盤に差し掛かるハリウッドの顔が演じる様は侘しいが説得力がある。「スパイダーマン」では若き俳優だったトビー・マグワイアが製作総指揮に名を連ねていることも、リアル映画史の時の流れを感じ感慨深い。メキシコ系、アジア系、アフリカ系の俳優もメインキャストに据え、多様性とインクルージョンを実現した構成は、まさに今の時代の体現である。映画史の変容がテーマでありながら、観客が生きるリアルな世界も、後に振り返ればターニングポイントと言われるかもしれない変化の渦中であり、それこそが約100年前を生きる登場人物に親しみを感じる所以だ。
ちなみにデイミアン・チャゼル自身、「ラ・ラ・ランド」で最年少のアカデミー監督賞を受賞した人物で、巨大な映画史を動かす歯車の一つである。光と闇が混在する矛盾したハリウッドで、なぜ歯車の一部になることを望むのか?それはもう、この世界に恋をしてしまった者の宿命だから。
デイミアン・チャゼルの映画愛が痛いほど伝わってヒリヒリした。
映画好きな人
ダミアン・チャゼル監督の映画愛、ジャズ愛溢れる映画でした。特に後半部分のゴシップ記者の話なんか、映画好きとしては感動しました。
ストーリーも華やかな映画界の表裏もそうですが、バビロンの空中庭園のようなファンタジーを感じました。人間が追い続ける幻のような。冒頭とかの酒池肉林は賛否両論かもしれないけど。
主演のマーゴット・ロビーの天真爛漫、破天荒さはかわいかったけど、ちゃんと負の感情も上手く演じてました。
音楽も監督らしくジャジーな劇伴が多くて素敵でした。大迫力の演奏が多いので、劇場の音響で観るのがオススメ!そう、私もブラピが言ってた劇場に足を運ぶ人間のひとりなのです。
悪趣味で猥雑(誉め言葉)
想像していたよりも悪趣味で猥雑なブラックコメディで楽しめました。
乱痴気騒ぎのパーティーに人命無視の撮影現場。
テンポやタイミング、場面の切り方など、ギャグとしか思えません。
コントのようなシチュエーションも狂気じみていて、笑いと恐怖のごった煮感が。
そんな中、残酷さややるせなさを痛感させるような場面も印象的です。
俳優陣の演技も素晴らしいと思いますし、音楽も存在感があり良かったです。
この狂気じみた時代を経ての、映画というものに対する強い想いが溢れている作品だと感じました。
宴の後
作風で好き嫌いが別れるキングオブけれん味、デイミアン・チャゼル最新作!!
象のク○に始まり放○プレイ、おっ○い祭り、椿三十郎並のゲ○、暗闇からワ○(ビックリしたな〜もう!!)最後はラ・ラ・ランド
冒頭の酒池肉林パーティーのマーゴット・ロビーが素晴らしい
主題を家とゴキブリに例えて観客に提示するのは解りやすい
3時間アクセル踏みっぱなしのテンションで、ラーメン二郎の様なこってり映画
お腹一杯です!
なんでも。
酒池肉林。
狂喜乱舞。
栄枯盛衰。
圧巻の189分。
1920年代のハリウッド。サイレントからトーキーへ移り変わっていく映画の歴史の中で栄枯盛衰を現す圧倒的なラプソディ。
きらびやかな映画産業を支える為にたくさんの欲と贄と魂によって成り立っていた。
正しく"なんでも"見せてくれる。
綺麗な魔法の様なセレブの世界からどうしょうもない酒池肉林、汚い闇の穴の更に奥のところまで。ジュディやシーセッドでも業界のセクハラ問題を扱っていたがそれの起源というか源流がまさしくバビロンに通じるもの。
権力と消費。
時代が変わっても普遍的な問題はいつまでも続いていく。そして繋がっている。何かを得るためには何かを犠牲にしなければならない。バビロンというタイトルもエスプリが効いていてかっこいい。このバビロンのストーリーはかなり史実に基づきリサーチをしたとパンフレットインタビューに書いてあり驚いた。ハリウッドの当時の自殺率や、死亡事故。闇に葬ってきたモノ。もちろん脚色や演出も大いに盛り込まれているのだが、細やかなストーリーに実はモデルになった事件があったことなどが書かれていて面白かったし、消化できなかった事が消化できた。
4人の主人公に、4つのストーリーの絡み合い。狂喜乱舞、素晴らしい演技の数々だった。現代版イントレランスとでも言うべきか。イントレランスをまたみたくなった。
ブラッドピット、マーゴットロビーの異なるタイプのスターの人生と行末は目が離せなかったし、ディエゴガルバとジョバンアデポという新しいスターの存在感。そして演技を盛り上げる色とりどりの粋なJAZZ。
IMAXという"最新"の映画環境の体感は五臓六腑に染み渡った。
しかしいろんな方々が挙げていたラストの賛否両論は頷けたなと。
これは好みが分かれる。
最近の作品では映画制作を扱うものが増えてきている。映画に対しての尊敬、畏怖、憧れ、原点を表現する事が多いのはやはりコロナや配信システムから影響があるのか。配信で見るのと映画は別物だけれど、それもまた映画の進化に通じるはず。そういったことも受け止めて、巻き込んでいって映画の栄光はまた新たなスターと新しいステージを追い求めていくし、映画の歴史は続いていく。
その流れを感じられる時代に生まれてきた事を幸運だとバビロンのおかげで思える様になりました。
ただ個人的に欲を言えば違ったラストが見たかったなと思ってしまった。ネタバレになりそうなので詳しく書かないけれどデイミアンチャゼル監督の別のラストがあるともっとすごい作品だったとすんなり受け入れられた気がするのです。それも端っこの奥の奥の方にいるちっぽけな欲深い映画好きの性なのかもしれません。
監督の新しい次回作が更に楽しみになったのは言うまでも無い!!
映画が好きなら是非
3時間あるからか宣伝が少ないからか観客が少ないのに驚いた。
チャゼル監督のファンではないが、ララランドはほぼ満点の娯楽映画作品だと思っていて、この作品はララランドのブラック版、エログロコメディ版、音楽も良く、ララランドを越えはしないが、でも言いたいことは映画愛で、それをセリフではっきり表している。スター俳優が、3人目の妻の舞台女優が落ち目の彼の演技に繰り返しアドバイスするシーンで、彼女に対して映画はどういう役割を持っているか、また彼の凋落の記事を書いたジャーナリストに抗議に行った時に、時代と共にスターは変わるが50年後(1980年頃に当たる)も作品は残り、我々の死後に生まれた人達がそれを観るのだ、と言われる。むー!この作品がそれ自体。
タイトルロールまで20〜30分位あるのか?意外ともっと短いのかは不明だが、とにかく3時間もあると寝ずに観られるのかと不安になるが、杞憂。爆音のパーティー音楽やテンポの良い展開で飽きない。
前半の狂乱、酒池肉林のパーティーシーンはやり過ぎ感があるが、コンプライアンスが言われる100年前の1920年代は景気も良く、実際そういう時代だったのだろう。
俳優に求められていたものがサイレント映画とトーキーで変わってしまい、かつて重宝されていたものが無駄になるだけでなく違うものが必要となる、というのは映画界に限らないことで、普遍的なメッセージでもある。
特筆すべきは主人公マニー役の新人俳優。冒頭使いっ走りだった彼がマーゴット・ロビーの相手役となり、映画の肝をであるラストシーンを司る。映画を描いた作品なので映画からスターが生まれるという表現を兼ねているのだろうが、凄いスター誕生。彼の目の下の膨らみが綺麗。
監督の才能が爆発しているし音楽もララランドっぽくて良いし、チョイ役で大物が出ているし、予算もかかっていそうだし、映画が好きで他の作品を観る時間があるならこれを観なくては損。
チャゼルへ
『セッション』の図抜けた出来に感心し、『ラ・ラ・ランド』に胸躍らせ感涙。『ファースト・マン』では「?」となったが、「次はやってくれるやろ」と期待に胸ふくらませ観にいきました、デイミアン・チャゼル、待望の新作『バビロン』。
冒頭の象のシーンから映画の楽しさ全開、退廃的な狂騒の場面では「これはどえらい映画やな」と圧倒されたけれど、その後、なんかいつまでたっても面白くならないぞ。眠たくなってきたぞー、チャゼル。
描かれている見世物小屋的な世界も嫌いじゃないし、映像表現も、役者たちの演技も、音楽も、どれも素晴らしいけれど、監督の熱い映画愛もジャズ愛も、じゅうぶんに伝わってきたけれど、「下ネタで笑いをとるなんて下品だ」というそんな批判を「クソ食らえ!」と言ってのけるような監督の意気込みも感じとれたけれど、「重要で長く続くものの一部になりたい」というメッセージも受け止めたけれど、エンディングのカオスもカッコよかったけれど、確かにすごい大作だけれど……肝心のお話があんまり面白くない。いや、全然面白くないじゃないかー、チャゼル! 『ラ・ラ・ランド』の焼き直しのようなカットやシーンもいくつかあり、ちょっと興醒めしたよ。
そして長い。長すぎるぞ。
高齢化社会のわが国においては、3時間を超えるような映画では、おしっこの心配をしなきゃいけないひとがたくさんいるんだぞー、チャゼル〜!!
監督の屈折した映画愛?
古い時代のハリウッドで無声映画からトーキー映画への転換期の話。
糞尿、ドラッグ、乱交とやりたい放題で半分ぐらい放送禁止用語を叫んでいるような映画。
短いエピソードが色々入ってくるけど、全体の流れとしてそれは必要なのかな?っていうのが多かった。
映画制作の話中心にしたら面白味がないからダークな部分を広げたのかな?さすがに実際ここまでカオスじゃなかったよね…
変なエピソードを見せたいならそれだけ集めてコメディっぽく仕上げればまとまりがよかったんじゃないかなー。
終盤ラブストーリーっぽくなるけど、もはや手遅れ。というか、それも入れるの?って胸やけしそうなレベル。このカオスっぷりが好きな人もいるんだろうけど…
長さについてはそこまで気にならなかったけど、個人的にはちょっと…な映画でした。
ものすごくパワフルで映画愛に満ち溢れた傑作!
冒頭から一気に引き込まれ、ラストまで全力疾走した印象、3時間5分の長尺を全く感じませんでした
こんなエネルギーが満ち満ちた作品は久しぶりで、すごく気に入りました
ハリウッドがサイレントからトーキーへ移行する過渡期、新時代に乗れる人達とそうでない人達との時代に翻弄される栄枯盛衰をエキサイティングに描いたドラマ、デイミアン・チャゼル監督の前作「ラ・ラ・ランド」とは全く違う作風ですが、監督はじめ作り手のハリウッド愛をすごく感じるいい作品だと思います
本作を一言で言うと"マーゴット・ロビー!!"でしょうね
マーゴットさんの演技が凄まじくパワフル、こんなすごい女優さんだったんだな、と改めて感心しました
ブラッド・ピットさんも相変わらずカッコよかったですが、完全にマーゴットさんに食われてました
パーティーシーンは圧巻!音楽もいい!!
ジョヴァン・アデポさん演じる黒人のジャズトランペット奏者シドニーの演奏もすごくよかったです
ちなみに、
最後の方で映るキノスコープ社の入口ツインゲートは本作の製作スタジオでもあるパラマウント・ピクチャーズのゲートを使ってます、6年ぐらい前に行ったので覚えていてすごく懐かしかったです
あと、トビー・マクガイアさんが出てくるくだりは全く要りませんし、本作で唯一ほんとに不快でした
最後に
上から下からの排泄シーン、淫乱な乱行パーティーとそこでのセックスシーン、、ドラッグ、バイオレンス描写とフルコースなので、その面では苦手な人も多いかと思います、でもこれもハリウッドの歴史でもありますので、目を背けず観てもらいたいと思います
Wait a minute, wait a minute. You ain't heard nothin' yet!
オープニングからどぎついシーンが続くけど、映画の終わりには涙が溢れている。
このシーン、別にいらんのじゃないのと思ったりするけど、185分が長くは思わない。
映画と共に人生を過ごしてきて、ジャックやマニーのセリフに胸を打たれる。
自分も映画を愛し、そして長く続く何か大きなものの一部になりたいと思ってたんだ。
エログロ満載のこの映画を観終わった後、グチャグチャした気持ちを整理してわかった。結局自分はこの映画が好きなんだ。
全く関係ないけど、イオンシネマのポップコーン(バター醤油)は塩っ辛かった。ポップコーンはTOHOシネマズのキャラメル味が一番。
派手で可愛いく下品でもあり
久々の酒池肉林を見た
まあマーゴット・ロビーはかわいいね
無声から有声になる流れなるほどと
前情報あんまり入れてなかったから
こんなとこで会えるとはトビー・マグワイア
と嬉しくなっちゃった
始終コメディかなって思うよな楽しさもシュールさもあり楽しかった
けどやっぱり長いわ〜
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