バビロンのレビュー・感想・評価
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スターは、なるんじゃない。生まれつきよ。私のように。
サイレントからトーキーへ時代が移り変わる映画界が舞台。時代の変化についていけなかったスター、時代の波にうまく乗った演出家、そして、時代に弄ばれた寵児のヒロイン。
連日の乱痴気パーティー、大勢の出演者とキャスト行きかうロケ現場、さぞや大金が動いていそうなこの頃の華やかなりし映画界。皆、なにかに踊らされているようで、どうもそこは本当は天国ではなくてディストピアなのではないか、と自分は思った。なぜなら、彼らの陽気でハッちゃけた姿に、何度も眉をしかめる気分になったから。でも、自分はあんな刹那的な生き方はできないが、それを悪だとは思えない。それもまた、人間の姿だもの。実在する夢の世界で生きていた、とでも言おうか。
ブラピもマーゴット・ロビーも華があるなあ。そのかわり、ディエゴ・カルバの演技が理性的に見えるおかげで、ただバタバタ突っ走るだけの映画じゃなくて深みがでた。
長いなあ、と思ってたら189分だって。でも、その長さを退屈にも疲労にも感じさせない。愛の溢れる「映画」賛歌映画。
万人ウケする映画ではない
ラ・ラ・ランド、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド、ニュ...
子供のためでもアホのためでもない大人の映画
「雨に唄えば」へのオマージュたっぷり
チャゼル監督にしてはなかなか良かったです。でもなげーよ。ちょっといろいろ盛り込み過ぎてとっ散らかっちゃったね。もう少しフォーカスを絞って凝縮したほうがいい映画になったんじゃないかな。例えばトランぺッターのシドのエピソード。それはそれでいい話で監督が描きたかったんだろうけど、この映画全体として必要かと言われるとそうでもない気がするんだよなあ。
トーキーへの転換期の話で、「雨に唄えば」へのオマージュたっぷりでした。「踊る騎士」のメイクで「ピエール」とか言ってるシーンがあるし笑。「雨に唄えば」もそういう過渡期の話なわけですが、トーキーに適応できなくて消えていった俳優って多いんでしょうね。
マーゴット・ロビーは熱演でした。魅力的ですね! でも○○みたいな声って可哀想でしたが、まあ当たらずとも遠からず?
ゲロゲリゲゲゲ
トランペット奏者の成り上がりと苦悩のシーンが、音楽も含めてGOOD!
auマンデー『バビロン』
予告編は、ブラピとマーゴット・ロビーが、古き良き時代のハリウッドの出来事をテンポよく演じるような感じでしたが・・・
冒頭のドラックあり乱行ありのサーカス会場のような異人変人オンパレードなパーティシーンに圧倒される!
ブラピ演じる大スター・ジャックと、Mロビー演じるスターになる為何でもありの新人女優と映画製作を目指す青年が入り乱れる三者三様の物語
サイレント映画の撮り方のシーン演出は面白く観れましたが、そこからトーキー映画への流れ含めてまぁ長い。。。。。
私的には、トランペット奏者パーマーの成り上がりと苦悩が、演奏も含めて、この作品の見どころのような気もします。
もう一つ楽しみにしてたトビー・マグワイアの出演シーンは、ほんの少しでした^^;
マーゴット・ロビーの終始破茶滅茶で捨て身とも思える演技で、アカデミー賞ノミネートされなかったのはショックかも!?
先日のレジェバタも長く感じたけど、この映画も覚悟して観ましたが3時間9分以上に長く感じたってのが正直な感想です。
刺激的
BABYLON
とにかくこの時代に流行していたジャズが作品をリズミカルに盛り上げていた(+1)
ネリー、マニー、ジャックのオムニバス的な構成が飽きさせない構成で数本の映画を一気に観たような価値があった(+1)
次何が起こるのかワクワクさせられ、カメラを届けるシーンでの3人の映像が音楽に乗ってテンポよく最高潮に達するまでの演出が素晴らしかった(+1)
オープニングのパーティーシーンをはじめ、説明不要で
、とにかく音楽と映像の熱量に圧倒された(+1)
オリエンタリズムが流行していたとはいえ、差別ではなく、この作品では、個人的には不要だった(-0.5)
ラスト、眼がチカチカした笑(-0.5)
時折、ララランド、セッションの感じが見え隠れ。。
この時代のハリウッドの光(美しい幻想)と影(悍ましさ)が描かれ、「雨に唄えば」で描かれたサイレント映画の裏ではもっと悲惨な出来事があったんだなと感じた
想像以上に胸に響く
チャゼル監督とブラピ、くらいの期待感で観に行ったけど、想像以上に胸に響く映画だった。
サイレント映画時代の栄光に一時間、トーキー時代での挫折まで一時間、そしてそこからのすざまじい転落人生は息つかせぬ展開であっという間。最後の締めくくりはグッとくる。大スクリーンで見れてよかった。
音のない映画を撮っていた時代のドタバタ、
初めて音を撮ることになった時のやきもき、
時代とともにただ終わってしまった人たち、
ララランドの曲!?と思うあの音の外れた鍵盤、
そしてパーカーの見事なトランペット
音楽との絡みもよく、面白かった。。
劇中にも何度か出てくる雨に唄えば、歌しか知らなかったけど、ちゃんと見てこの時代の移り変わりをまたなぞってみたい。
しかしアメリカの退廃時代を描いた乱痴気騒ぎとアンダーグラウンドの悪趣味さ、過激に描いたことはわかるが心の底からこの国とは相入れないと思ったわ。R15だけど日本の高校生こんなの見て大丈夫なのか?とやや心配。。
イメージしてたのと違った
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