ノー・セインツ 報復の果てのレビュー・感想・評価
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この作品の良さが全くわかりませんでした
主人公も敵もストーリーも全く私には合いませんでした
アクション作品とあるけど、アクションというより暴力的なだけのように思いました
主人公の元妻のメイクがとっても違和感あって、そればかり気になってしまうくらいストーリーにのれませんでした
「アクション」ではなく『暴力』
家族を囚われた暗殺者の苦闘を描く物語。
鑑賞者を選ぶタイプの映画ですが、「バイオレンス」としてはとても良く描かれていると思います。
「凄いアクション」ではありません。主人公はタフマンでもカンフーキッドでもありません。派手なカーチェイスも、重機関銃の派手な乱射もありません。
ただ、痛さや酷さを感じることが出来る『暴力』をしっかりと映した映画です。
物語としては、やや感情移入し難いのが難点。
主人公が元々極悪非道な殺し屋・・・というのも勿論ですが・・・それ以上に、愛する息子を巻き込む恐れがあるのに、地元から早々に離れないことに納得感も説得力を感じないのが大きな理由です。
女性パートナーの係りも無理やり感が強く、個人的には物語から心が離れていきます。
因果応報を貫いた物語の芯には好感を持てるだけに、少々残念に感じる作品でした。
私的評価は普通です。
無敵の悪党は強い
罪の輪廻
名のある殺し屋だった男が出所し、足を洗い愛する息子とやり直そうと決意するが・・・といった物語。
元拷問士だけあって、なかなかウゲゲな展開が満載。
序盤から颯爽としたアクションも◎
有名な殺し屋だっただけに、恨みを持つ者、倒して名を上げようとする者に囲まれ、どうやったって平穏な生活に戻るのは絶望的。
まぁ、この主人公も散々悪いことをやってきたわけですからね・・・。同情はできないのかな。
しかし、息子くんは絵に書いたような超絶美少年。こんな父親のことも愛しており、父とのささやかな幸せを求める姿に胸が痛くなる。。
終始、話は分かり易いし、黒幕にしてもまぁ予想通りというかそんなにサプライズではなかったけど、アクションも相まってずっと退屈しない展開なのはグッド。
ちょっとネトが不死身すぎるのと、ヒロイン(?)が報酬の為とは言え、何故あそこまで命かけて協力してくれたのか、また最後戻って来たけど結局なんの意味もなかったじゃんw的に思った所はあるけど、まぁこの手の作品は多少のツッコミ所があるくらいの方が面白いので。
拷問シーンはガチで目を背けてしまう程のハードさがあったし、かなりグググっと悲しさを味わわせてくれるし、さほど難解さのないアクション作品として、普通に面白かった。
蘇生は試みよう
裏社会の拷問屋が服役~出所を機に足を洗おうとするも狙われる話。
証人が急に証言を覆したという怪しげな流れながら無罪放免となり出所した男が、元妻と息子に会い、足を洗うことを決意して挨拶に行き、一応足を洗うことは許されたけれど、主人公を殺して名を上げたいチンピラ達が目白押し!!みたいな設定もありつつのストーリー。
妙にスタイリッシュ風なオープニングに始まって、フラッシュバックを繰り返し過去の主人公の振る舞いをみせていく様に、ちょっと苦手な感じ?と期待値は下がる。
ことが巻き起こってみると、スタイリッシュ風の空気感は残しつつも、主人公の闘いっぷりは気持ち良い!
ただ、ここからピンチと無双をひたすら繰り返して行くだけだし、回りくどさも出て来てちょっとダレてくる。
ラストもごちゃごちゃし過ぎて、何やってんだか観にくいし、えっ!?
もうちょいスッキリみせて欲しかった。
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