バーバリアンのレビュー・感想・評価
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Finally a Movie Not like the Trailer
Modern mainstream movies have the you-get-what-you-see-in-the-preview problem. You could doze of in the middle and tell your chums all the details and they will have believed you watch the whole thing. Barbarian throws in some acts away from the horror; with multiple side stories and triangles progressing far outside the haunted house. It's a 70's style movie with new formula 2022 shock and style.
なんで?
バーバリアン(野蛮人)は一体、誰のことなのか?
※ネタバレありのレビューなので注意です。
これは掘り出し物の良作ホラーでしたね。
この映画、非常に困ったものなのが…
仕事の面接を受けるためデトロイトにやって来た女性テスは、
ネット予約した宿泊先の民家に到着するが、
そこには既にキースという男性が滞在しており、
手違いでダブルブッキングされていたことが判明する。
嵐の中、他に行く当ても見つからないテスは、
どこか怪しげな男のキースと共に、一つ屋根の下のルールを決めて妥協しながら、
そこに宿泊することを決める。
ところが、トイレットペーパーを探しに地下室へ下りた彼女は、そこで謎の扉を発見して…
と言うストーリーなのですが、内容に差し障るのでこれ以上の説明ができないんですよね(笑)
とにかくこの映画、次から次へと二転三転の予想外の展開の連続なので、ネタバレは厳禁です。
さしずめ、ホラーのジェットコースタームービーです。
まるで、闇の世界の入口のような地下室の“ドア”の演出が素晴らしかったですね。
(それでは、ここからはネタバレ全開でいきます)
まずキャスティングに関してですが、なんといっても、キース役のビル・スカルスガルド。
あの大ヒット作の「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」シリーズのペニーワイズ役の印象が強烈だったため、しかもホラー映画で、どこか怪しげな男の役とくれば、
観ているこちらとしては、否が応でも警戒してしまう。
ところがどっこい、なんとキースは割と早々に、唐突に惨殺されてしまうという、まさかの退場。
この、キャスティングを巧みに生かしたフェイクも面白かったですね。
しかも謎のクリーチャーのような「彼女」まで出現し、パニックが頂点に達したところで、
映画は、なんと場面が転換し、
別の人物・セクハラ俳優のAJの視点から、ストーリーが展開されます。
このツイストのあるシナリオも見事ですね。
それから、テスとAJが合流するストーリー展開も鮮やかでしたし、
事の元凶である、地下の奥で寝たきりの老人の登場で、衝撃の真相が明かされます。
徹底してクズ人間だったAJに対して、
テスのことを我が子のように“身を挺して”守った「彼女」の行為は、母の愛そのものであり、
翻ってここで、「バーバリアン」というタイトルが効いてきます。
本当の「バーバリアン」(野蛮者)は誰だったのかという痛烈なメッセージ性。
加えて、先述の通りの、予想を超えた驚きの展開の連続、
物語の背景にある、人間や社会に対する鋭い風刺。
いちグロテスクホラー映画に収まらない、非常に完成度の高い一作だと思います。
監督は、これがデビュー作というのが驚きです。
なお、バイオレンス描写がR-15並に強烈なので、苦手な人は注意です。
特に“授乳”シーンは、ホラー映画屈指の悍ましさでしょう。
あぜんとする二部構成
Be My Baby
 三部オムニバスかと思わせておいて、ある程度時系列通りの化け物系スリラー。所有者であり、金のために土地建物を売らなきゃならなくなったAJの性格の悪さだけが際立ってしまっているが、デトロイトにある廃墟化した町の不自然さにもツッコミ入れたくなるストーリー。宿泊委託業者にしても現地の警察官にしても性格の悪さは認められるし、恐怖に陥れられたダメ男の末路も納得はできるのだが・・・。
 バーバリアン=婆リアンみたいな感じで強敵ではあるけど、テスには手を出さない。中盤に出てきた男もあの家にこっそり住み着いたのか間借りしてたのかは不明のまま。40年住んでいることだけはたしか(近所のおっさんの証言)。住宅地の屋根の壊れ方からすると、台風かなにかの災害で廃墟化したんだろうけど、失業者の多いデトロイトという設定も絶妙だ。その説明があればもっと良かったかも。
 赤ん坊作りに励みたかったのか監禁が性癖だったのかはわからないままだけど、大量のVHSビデオテープからすると、やはり監禁趣味か?老人の自死にしても化け物を育ててしまった後悔の念か?謎はかなり残るけど、もうちょっとテスに感情移入できれば評価が上がったかもしれません。
 エンディングにかかるロネッツの「Be My Baby」が全てを表現してた♪赤ちゃんという意味そのまんま。
演出が良い サスペンスフルな展開
Amazonプライムで終了しそうなので急いで見ました とにかく怖いというか先が読めないし最後まで見てしまいます バーバリアン(野蛮人のこと)はでてきます ただ夜とか地下牢の暗闇のシーンが多くて真っ暗で何をやってるのか良くわからないですがそれでもなんか怖いです ただそこから急に外の明るいシーン 明るい曲が流れてドライブしてるシーンに変わるみたいな演出が何回かあります
これはわざとやってるでしょうがセンスがありますね でもそのコントラストが効いていますし ずっと暗いと疲れるし気が滅入りますしね また音楽というか効果音も良くてこれもまたセンスを感じます もしかしたらこの監督は天才なのかも 演出面でそういう感じを受けましたねえー
ダブルブッキングが始まり
主人公は仕事の面接でデトロイトにやってくる。
ところが宿泊先がダブルブッキング、しかたなくもう一人の男と宿泊することに。
翌日、面接を終えて返ってくると、もう一人の男がいなくなっている。
地下室に行ってみると・・・。
かなり怖いが、デトロイトの廃墟も凄まじい。
有名ホラー作品のパクリに様々なネタを盛りつけて小気味よく怖がらせる
導入は完璧だったのに…
ハラハラ感はある
こええ!
バーバリアン許すまじ!
序盤、中盤、最終盤にストーリーの趣きが大きく転換していく一粒で何度も美味しい地下室なんか居る系ホラー。
序盤は主人公の女性が泊まろうとしたレンタルハウスに既に男性がダブルブッキングで宿泊していて、その男性とのぎこちないやり取りからストーリーが始まる。
なるほど、この男がなんかしでかすんかなぁとか、いろいろ勘繰りながら観続けていくと、なんとこの家ホラー映画の惨劇の舞台としてすっかりお馴染みの地下室があるじゃないですか。
地下室に置いてあるトイレットペーパーを取りにうっかり地下室に入り、はい早速の閉じ込め案件です。やばい!スマホ置いてきた、鍵部屋の中に置いてあってしかも入り口のカギ閉めちゃったからダブルブッキング男子も入ってこれんやん!積んだやん!
となるものの、ここはさして重要では…と油断していると、地下室の奥には扉があり、更にその奥には…
この辺りまでは、完全にド定番のなんか居る系のホラーかと思うんだけど、まあそこからよせばいいのに主人公、ああもうそっちは!みたいな展開で、割とわかりやすいやつやなーと思いきや、一旦流れをぶった切って全く違う展開が始まり、また全然違う話が始まり、と幾重にも終盤につながっていくお話が展開してく、けど途中途中はなんやそれな展開。
繋がったところで、あーなるほどとなる感じ。
登場人物は比較的少ない、けど半分以上クセ強すぎる人々。バーバリアンという題名がなかなかしっくりこない展開の最後の最後に、なるほど、こらバーバリアンやわ、となる展開が来るまで、強引展開に振り回されていく。そこまでしばらく我慢が必要かも。
おおよその伏線は回収できるけど、少しイマジネーションが必要なところも多少あり。
話の持って生き方がかなり独自性が高いのと、ストーリーのテーマがまあ考えようによっては今どきっぽい、モダンホラーだったと思う。けど、ホラー要素は少し控えめ、かな。
展開が読めなくてハラハラしっぱなし。
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