の方へ、流れる

劇場公開日:

の方へ、流れる

解説

「蜃気楼の舟」「ふたつのシルエット」などで注目される新鋭・竹馬靖具監督が、出会ったばかりの男女が流れるように街をさまよい、あいまいな会話のなかに真実を探り合う姿を描いた恋愛映画。

会社を辞めた里美は、姉の営む雑貨店で店番をしている。彼女が店番をしている時、店に恋人を待つ智徳という男がやってくる。2人はふとしたきっかけで、店を出て東京の街を歩きながら語り合うことになる。よく知らない相手だからこそ、言えることもある2人。互いに話していることが事実なのか分からないまま、2人は徐々にひかれあっていくのだが……。

思ったことを素直に口にしているようで、どこか本音がつかめない里美を「寝ても覚めても」の唐田えりかが演じ、ミステリアスな里美に戸惑いながらもひかれていく智徳役を「ONODA 一万夜を越えて」の遠藤雄弥が務めた。

2021年製作/62分/G/日本
配給:chiyuwfilm
劇場公開日:2022年11月26日

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映画レビュー

3.5そっちの方へ、流れたんかいっ(ビシッ)

2024年3月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

思わず、声に出してツッコミを入れてしまいました。

唐田えりかびいきということもあるけれど、ファーストカットからとても好みで、環境音を大事にして余計な音を足さないところも気に入って、ラスト近くまではとても楽しく観ていたんですよ。

辛辣なことをバシバシ言うのに、付かず離れずの距離でついてくる唐田えりか。その彼女を自分のお気に入りの公園に誘う遠藤雄弥。
拾ったボールを投げ合い、そのあとは、空想のボールでキャッチボールまでする2人。
それはまるで、口から語られる内容がどこまで真実かわからないこのやりとりを象徴しているかのよう。
そんな、出会って互いに惹かれていくまでの、ちょっとぎこちないやりとりを、ちゃんと、陽の傾き具合とかにもリアリティを持たせて描いていくところも好感が持てました。

クライマックスは、物語も終盤に差し掛かった夜の川べり。

「もし、その子が店の前で待ってたとしてもキスしようとした?」
「君とあの場所を離れた時点で、終わりにしたつもりだよ」

いやぁ、いいセリフでしびれました。
ここからどんなエンディングに向かうのか、期待していたのですが…。

人間のしょうもなさを描きたかったのでしょうか。
なんか、エスプリ香る、上質なお芝居が、ラストに来て、急に泥臭いベタなコントになってしまった印象です。

でも、ちょっとしたロードムービーになっているところや、コントラストを大切にした映像は、どの場面もめっちゃ好きでした。

ということで、この点数です。
Huluにて。

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sow_miya

1.0動画配信サイトから

2023年11月20日
Androidアプリから投稿

演劇ならシックリくるん作品

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ちびお

4.0イメージは変わったが存在感あり

2023年3月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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bluewavesky

4.0唐田えりかさんが好き過ぎて

2022年12月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

偶然出会った男女が過ごす一日。東京の街をさまよい、あいまいな会話のなかで相手の真実を探り合う。

そう、デジャヴのような二人の会話、そして感情の移ろい。

結ばれるか否かはホント紙一重。辛口なエンディングを含め鈍い痛みを感じる秀作だった。

そして、兎にも角にも唐田えりかさん‼︎
その存在感が好きすぎて嫌になる。

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