劇場公開日 2022年12月16日

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「マトモな人間ほぼ皆無のロマンシス映画」Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0マトモな人間ほぼ皆無のロマンシス映画

2022年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

仲良しの2人組女子が、家賃に充てるはずのお金でリゾート旅行を計画するも、降りかかる災難に巻き込まれ…
観ながら頭をよぎったのは、童貞の男子高生2人が彼女をゲットすべくパーティで飲む酒を買い込んで届けようとする珍道中を描いた『スーパーバッド/童貞ウォーズ』。本作の女子達も、最悪な日常から抜け出るべくあれこれ奔走するも、事態がどんどん悪化していく点で似ている(監督も影響を受けた作品と公言していた)。
『スーパーバッド』も登場人物の大半がどうしようもない連中ばっかりだったけど、本作はそれに輪をかけて出てくる人物がバカばっかり。まあ一番のバカは女子2人ながらも、彼女達は切羽詰まった状況に陥りながらも、友愛とその場の成り行きに任せて行動できるのが強み。行動自体は褒められたものじゃないが、そのバイタリティはちょっと見習いたくなる。新たなロマンシス映画の登場といったところ。
クスリまみれハッパまみれ、おまけにウ〇ゲ〇まみれな映画なので、劇場で観る際は注意すべし。ゲ〇まみれといえば、『スーパーバッド』の源流ともいえるあの少年4人組映画ともダブるなぁ…

regency