「戦後の日本と朝鮮人に対する迫害!」福田村事件 美紅さんの映画レビュー(感想・評価)
戦後の日本と朝鮮人に対する迫害!
と実話を元にした、朝鮮人差別が色濃く
無念さと残忍さに描かれていました。
戦争で死に絶えた日本人男性の兵士。
日本人同士でも差別を受けて、薬を売らなければ生きていくことが出来なかった
人たち。
朝鮮人の女性が売る飴の甘さと薬の苦みが
対照的に見えました。
朝鮮の扇子の美しい絵は、亡くなった女性たちが
短い生涯を終えた悲しい事実を
伝えていきたい、忘れてはならない
出来事だと語るように思いました。
コメントもいただきましてありがとうございました😊
やはり、東京に住んでいる特権ですね。観たいな、と思いつつ2時間以上かけて行くのも、と思案していたら、近くの映画館で、1週間前から2週間限定上映となり、観て来ました。社会派的な作品の上映は、難しい田舎なのです。😰
美紅さん、ご病気と共存されてるのですね。
それでも、仰るよりたくさんレビューを投稿されてますよ。私は筆が遅くて、レビューを書ききるまでに平気で一週間以上かかっちゃうので、投稿できないままの映画が山ほどです。
「パリタクシー」のレビューも投稿されるのを楽しみにお待ちします。
「福田村事件」は千葉の映画館に降りてきたので、やっと観に行けました。都内の上映館は私の行動エリアじゃなかったので。
夫が朝鮮人に殺されたと思い込んでいる女性が、永山瑛太の脳天に斧を突き立てます。殺戮の火蓋を切る最初の殺人ですが、衝撃的でした。よく考えられた設定だなと思いました。
被差別部落の行商団の中にも「朝鮮人より上」と考える者がいましたね。差別を受け入れつつ自らは決して差別をしない人、それが永山瑛太演じる最初の犠牲者でした。
ある意味で立派な人だったかもしれません。
評価はね。分かれてはいないと思うんですよ。基本的には皆さん、心のどこかで高評価。
低評価な人も「期待が高かったからこそ」「群像劇ではなくてドキュメンタリーにして欲しかった」という意図だと捉えました。
よ〜っぽど捻くれたごくごく一部の人を除いては、星1の方々も本作の意義と価値を評価し、だからこその辛口採点になっているのだと思います。
群像劇に仕上げたから「あの部分要らない」「ここの掘り下げが足りない」という意見も出ますが、鑑賞者各自の情報量に雲泥の差がある以上は、群像劇にしたのも一つの優れた手法だと私は思いました。
これだけ真っ向から否定する人が少ない作品は稀有だと思います。素晴らしいことですね。
コメントありがとうございます。
「じんかん」と読む時は「人と人の間」という意味ですので、狭義では「世間、世の中、現世」という事ですね。
そこから膨らませて広義では「人と人の間にあるすべてのもの。万物。人と人との関係。人と人との繋がり」だと言えます。
まさに差別のない、すべてが平等の意識を現しているかと思います^ ^
おはようございます。お気遣いいただきありがとうございます。以前にも全削除されたことがあって、今回もそうなるのではと思い、取り急ぎ何人かのレビュアーの方たちに慌てて挨拶させてもらったのですが、この福田村事件のレビューと他一件のレビューが削除されたにとどまりました。
美紅さんをはじめとする素敵なレビュアーの方たちとの交流は続けたいので可能ならこちらのサイトには居続けたいと思ってます。ただ、フィルマークスにも同じ名前でレビューは上げてます。あちらでは削除とかないので。
こんばんは。
美紅さんの
「朝鮮人の女性が売る飴の甘さと薬の苦みが対照的」の部分が深過ぎて心に響きました。
たどたどしく話す日本語も、彼女のチャーミングさも、沢山買ってくれたからと、走って追いかけてまでプレゼントしてくれた扇子の美しさが忘れられません。
少なくとも本作で殺害された人々の中に悪人はいませんでした。
辛い真実でしたね。
共感ありがとうございます。
記憶の継承、自戒の念とか除外して考えて、この作品は非常に面白く出来ていたと思いました。色々な考えがあるでしょうがこういう伝え方が自分にはしっくり来ます。