「サン・アンピュール」ヴィーガンズ・ハム ほろでぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
サン・アンピュール
コース料理と芸術に騙される事なかれ。国歌のサビで「進め、敵の汚い血で畑を潤すまで!」と歌い続けているのもまたフランスという国の一面である。
映画としての出来は決して良いとは言えないが、肩の力と倫理観のネジを抜いて観るにはちょうど良いブラックジョーク作品だ。徐々に狂ってゆく話かと思ったら、妻は序盤からエンジン全開で夫はシーンによってノリがころころ変わる。オチもしっくり来ないが、細かいことは気にしなくてもいい。
ヴィーガンをリズミカルにぶっ殺して、美味しいお肉ができました。それだけでいいのだ。
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