「【聖三角形映画】1967年映画流行語 戦争(191?年〜アムステルダム〜ニューヨーク(1933年戦争陰謀画策する組織に翻弄されながらも闘った3人 レトロでお洒落、セピア色が合う画像(カラー作品)」アムステルダム AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)
【聖三角形映画】1967年映画流行語 戦争(191?年〜アムステルダム〜ニューヨーク(1933年戦争陰謀画策する組織に翻弄されながらも闘った3人 レトロでお洒落、セピア色が合う画像(カラー作品)
デビット・O・ラッセル監督は初鑑賞。
実在の事件からの制作。
良くもここまで揃えた豪華俳優に、目をひいたのが予告編。嘗ての【聖三角形映画】「冒険者たち」1967年 が頭を過りました。ユダヤ人系の医者、弁護士志望の黒人、アメリカから逃げた前衛芸術家の女性、3人。人物関係も似た配置で、クリスチャン・ベール、ジョン・デビット・ワシントン、それに マーゴット・ロビー、映画「冒険者たち」のヒロイン同様輝いていて、青春モノかと思えるシーンやウエットにとんだ会話など、楽しめる会話、名言が出てきます。
本編は上記記載の、3場面の構成で作られている。
❶戦争場面はシリアス→②アムステルダムは友情の発展と存亡へ→❸ニューヨークは友情・闘い。
前半は会話中心で、物語の中身に入り込むにやや地味に進みますが、バラバラのパズルだらけのようなまとまりの無い進行の中から、少しづつ糸が解け、やんわりとわかり始めた後半からはサスペンス(犯人探し)が楽しめてくる。歴史的な戦争組織のトップの人物も見えてきて、大御所俳優と共に最終局面を迎えます。
もし、この事が暴かれなかったら、アメリカの内政や世界情勢も・・・?
全体、渋い落ち着いた作品に観えましたが、全体を鑑賞してみると、観るものを、時事事の流れ作品ながら、画がオシャレ、3人ともポジティブで個性豊かで謎解きに冒険する有様に共感させられ、応援している自分になっていて、満足感のある映画でした。
★映画「冒険者たち」ロベールアンリコ監督作品と構成は違うものの、同列の表現と余韻を感じました。
★Digital5.1ch鑑賞
★音圧 △
★重低音 △
★移動音 △
★分離度 ★
★サイド(左右、後、活躍度) △
★サラウンド △
シアター音響は、前スクリーンの(左、中央、右)の分離度の良い音声がメインでサラウンドは弱い残響成分でシアター感を演出している。音楽、効果音も純粋なレトロな音作り(決して薄い音ではない)に徹してる。
サフペンスを盛り上げる一般的な映画作りとは違った作りの為、好き嫌いが ハッキリ出てくるでしょうね。細かな所をもう一度見直したい気持ちです。面白かったです。