「歌が一番の薬さ! I shake it off! I shake it off!」アムステルダム スモーキー石井さんの映画レビュー(感想・評価)
歌が一番の薬さ! I shake it off! I shake it off!
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第一次大戦下、戦地で出会った医師のバート、のちに弁護士となるハロルド、謎の芸術家ヴァレリーの3人の男女。
3人はアムステルダムのとある場所で友情を育み、互いを必ず守るという誓いを立てる。
時は流れ、1933年。
バートとハロルドのかつての上官ミーキンスが謎の死を遂げる。
ハロルドからの訃報のもと、バートは気乗りしないながらも解剖手術をし、何者かに薬物が投与され、殺害されたのではと疑う。
そこへきて、ミーキンスの娘リズが何者かに突き飛ばされ、轢死。その場に居合わせた2人は容疑者として追われる身となる。
リズの最期の言葉とカバンの中身を手がかりに
とあるキーマンに会いに行く。そこにはかつて誓いを立てたヴァレリーの姿が。
実話から着想を得た本作は一歩間違えればアメリカが独裁国家になっていたかもしれないという筋書きである。
豪華な俳優陣に加え、メッセージ性の高いいくつかのセリフはとても感慨深い。
戦時下においても、大切なものを「選び」、そのために戦う様はかっこいい。
とかく流されやすく、操られやすいわたしたちに大切な判断軸を教えてくれた。
これから、どんな世の中になるか分からないが、だれに何と言われようと、I shake it off ♪I shake it off♪♪
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