「赤バット、お前が使うんかいっ!」泥の子と狭い家の物語 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
赤バット、お前が使うんかいっ!
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正直、よく分からない部分も多い。
冒頭にだけいた男の子(弟?)や、父親だけ主人公を『こまめ』と呼んでいたのは伏線かと思ったが、何もなし。
最後に家を壊す理由も、加賀美の目的も不明。
しかし、急な動きや音ではなく、台詞のトーンや表情、BGMなどで醸し出すホラー感、不穏さの演出は絶妙。
月丘さんはじめ、静かな熱演が光っていました。
家族解散は意外ながら、絆や想いでの解決はストレート。でも悪くない。
演技のみならず、美術や小道具に至るまでリアルで、それがファンタジー要素を受け止めつつ、引き立てていた。
そして、主演の織田ひまりさんが抜群にかわいらしかった。
台詞は若干拙いところが残るものの、表情には光るものを感じ、今後が非常に楽しみです。
個人的には好きな作品でした。
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