ダラダラ

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ダラダラ

解説

これが初長編作となる山城達郎監督が、コロナ禍の湘南を舞台に、どん詰まりの同棲カップルの日常を描いた。

コロナ禍で勤めていた会社が倒産し、フードデリバリーの配達員になった良太郎は、同棲中の恋人かづきの浮気現場に遭遇してしまう。かづきは開き直るばかりで反省する気配もない。悶々とした日々を過ごす良太郎は、ある時、妖艶な人妻さとりから「浮気をしない?」と誘われる。どうやらさとりも、夫のベトナム人と訳ありな様子。いざ、さとりと関係を持った良太郎だったが、今度は原因不明の頭痛に襲われて……。

監督の山城達郎は、日本映画学校(現日本映画大学)でサトウトシキ監督に映画制作を学び、これまでに助監督として数々の現場を経験。本作で長編初監督を務めた。

2021年製作/94分/R15+/日本
配給:国映映画研究部
劇場公開日:2022年11月26日

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(C)2021 国映株式会社/坂本礼

映画レビュー

5.012月2日までの1週間しか上映されないのがもったいない、沢山の人におすすめしたい

2022年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

鑑賞後に感じた心の動きを一日の最後にそっと思い出しながら、心地よく眠りにつける様な映画。
誰でも出会いという始まりから、破局・死別など理由は色々あれど、行き着く先に別れを秘めている。只、今好きで一緒に居たいなら、未来を考えすぎずに最後まで「ダラダラ」と関係を続けてほしいというメッセージを込めた映画にパラダイムシフトを経験した。
常識から少しでも外れると批判され、見放される世知辛い世の中で、人を締め出さない登場人物達に勇気と好感を持ち、人生の多様性と温かさを感じた。
久しぶりにちゃんと心に残る映画に出会えて嬉しい。

・STORY・
同棲中の恋人の浮気を知り、感情のコントロールができず、主人公も浮気や家出など様々な方法を試し解決策を探すが、傷つけ合う恋人の元に戻ってきてしまう日々。
恋愛成就・充実した日々が続いて、幸せが日常になり退屈さ感じている場面から物語が始まり、その後日々起こる出来事や暮らしをどうやって続けていけばいいのか考えるヒントになる内容。

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nana