「水戸黄門的コメディ」近江商人、走る! りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
水戸黄門的コメディ
クリックして本文を読む
両親を亡くした銀次は薬売りの紹介により大津の米問屋で丁稚奉公することになり、そこで努力して、店の仕事はもちろん、それ以外にも、メガネ売りの商売を手伝ったり、ケガをした大工の救済や、茶屋に客を集めたりして、町の人たちを助けていた。そんな時、奉行の罠で奉公先の米問屋が千両の借金を背負わされてしまった。銀次は店を守るため、大津と15里離れた大坂・堂島との米価格差を利用した裁定取引を思いついた。飛脚で半日かかかる距離で迅速に情報を入手する方法として、櫓と旗と遠眼鏡を活用し、・・・という話。
ここでの評価が酷くてほとんど期待せず観たが、意外に楽しめた。
確かに言葉の不統一性やお仙の踊りの時に革ブーツなど時代考証的にも酷いところも有るが、そんな些細な事には目をつぶり、おおらかに楽しんで観れば良いと思った。
銀次の子役も可愛かったし、薬売りは風車の弥七みたいでカッコよかった。
水戸黄門好きならラストも納得だろうし。
コメディ要素もあり面白かった。
コメントする