「感動作品である。だけど…」桜色の風が咲く ムーランさんの映画レビュー(感想・評価)
感動作品である。だけど…
視界も奪われ、聴覚も失われ、それでも大学教授までになった主人公は、
平凡な私にはとても想像が出来ないほどの試練があった事だろう。
そして、それを支えた母の愛も涙無くして見れない。
だからこそ、
そんな親子の周りにいた家族にも注目してほしかった。
母親に苦労かけないとしていただろう兄たち。
映画が“母と子”の作品に成り得ようした時に、“家族だろう”と言って弟に写真を渡した次男の姿は、
本来、本作品は“家族”の映画にしなければいけないのではないのか?
と感じた。
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