メイクアガールのレビュー・感想・評価
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安田現象さんらしい柔らかで魅力的な動き、ロボット三原則
いつもX(Twitter)で見ていた安田現象作品同様の柔らかなアニメーションに、物語がどう入るのかなと思っていたけど。
面白かった。
0号ちゃんのヤンデレ加速はおおっとなって良かった。
ロボットたちの苦しみっぷりは、ロボット三原則というか、人権を考えさせられたような。。
アキラが因幡さんの作品なのか明言はなかったように思うが、最後の2027というメッセージも今後に期待したいかも。
0号があっさり社会になじみすぎ
安田現象の劇場アニメシリーズの第一弾らしい
本作は主人公の天才科学者が
スランプになっていたときに親友から
「彼女をつくればパワーアップできる」と聞いて
女の子「0号」を物理的につくってしまう
ソルトなどをロボットを研究していたから
0号もアンドロイドかと思ったら生き物っぽい
ロボットがあふれる近未来の設定らしいが
倫理なことを置いてけぼりで0号が生活しているので
ちょっと違和感がある
人間っぽさがあまりない科学者の少年と
社会性を獲得していく0号のラブコメかと思ったら
全体的にそういう感じではなかった
前半はあまり主人公に感情移入しにくいし
天才科学者らしいが母親の影響がありそうな部分があったり
右手が義手なのはさらりと描写されるが
あまり詳しい説明がないので細かいところはわかりにくいところが多い
後半は0号が誘拐され
それを取り戻すために明が奮闘する
信号とかコントロールしまくっていたのはいいのか?
アクションシーン的にはよかったとは思うが
0号を取り戻し、
誘拐犯の正体は明の才能に嫉妬をした絵里だった
しかし、誘拐事件はアッサリ解決するが
0号が「創造主である明を傷つけることができない」というプログラムに
抗おうとして、明に襲い掛かってくる
明は左腕も負傷し両腕が義手となり、0号は昏睡状態になってしまう
最後のほうは誘拐犯の絵里はガン無視されている状態
最後に0号が起き上がるが
人格が母親になっているという匂わせる描写があって
正直、ハッピーエンドとはいいにくいという終わり方だった
科学者がスランプ脱出のために
彼女を物理的につくって0号が普通に学園生活をしていたりするので
違和感が大きかったし、最後の0号が明に襲い掛かるシーンは唐突すぎるので
全体的にストーリーがおかしく感じるように思った
パワーアップ?したいさ
この監督のアニメーションはYoutubeのショート動画でよく見かけているので非常に興味がありました。
どう見るかで評価が変わってしまいそうだけど、監督の自己満作品には違いないですね。
歩くシーンに1種の独特があって何かこだわりがあるのか?ちょっと不自然にも思えたりもするが、すごく描写が細かいなと目につきました。
あとアングルにも不自然なくらい独特なセンスを感じました。
この作品自体が独特なセンスの作品ですがね。
残念なのが既視感のあるシーンやストーリーや世界観はオリジナリティーに乏しいと思いました。何かのアニメや映画で見たような場面が多いと思います。
あ、もしパロディーとしてのつもりだったらごめんなさい。
脚本や設定はあまり観る側のことは考慮してないとは思いますね。ご都合世界設定。そして後半、突然にサイコホラーになっていくし。
この監督の出来ることを披露しているPR作品のようでしたね。
いち作品としてのメッセージ性というか価値感のようなものが希薄な気がします。
こんな表現してたらダメ作品のような言い方みたいになっちゃったけど、決してつまらない作品ではないと思います。
起承転結、何がどうなってどう変わって行くのか?テンポ感もあって観やすい、分かりやすい作りだとは思います。
途中までの0号は健気で可愛いし、海中絵里の脚はやたら長いし、茜はツンデレやし、
次作、次次作でさらなるパワーアップを期待したくなる作品でした。
主要キャラに共感できないのが残念
長編アニメは大好きなので、本作も予告からけっこう期待していて、公開2日目に鑑賞してきました。客入りも悪くない感じでしたが、率直な感想としては、期待にはちょっと届かなかったかなという印象です。
ストーリーは、近未来、生活支援ロボット「ソルト」を開発した天才科学者の高校生・水溜明が、新たな製品開発に行き詰まる中、「彼女ができてパワーアップした」という級友の話にヒントを得て、人造人間の彼女「0号」を創り上げるが、日常生活の中で経験を通して感情を成長させていく0号に対して、明はいっこうに研究開発が進展せず、二人の間にしだいに溝が生まれていくというもの。
科学の力で彼女を作った天才少年と少女とのラブストーリーかと思って期待していたのですが、ちょっと違いました。そんなほんわかしたり、切なくなったりという類のものではなく、人造人間開発の裏にある親子の物語の方が印象的です。
後半になって明かされる、明を思う母の心情がよかったし、それを受け取る明の思い、さらにはそこに0号の思いが絡んでくるのもよかったです。家族の温かさに収束していく明に対して、それとはやや異なる0号の思いが、物語に奥行を与えていると感じます。
ただ、そこからの展開と落としどころが、イマイチよくわからないです。女性研究者・絵里の嫉妬心は、序盤からのわかりやすい伏線もあり、十分に共感できるのですが、肝心の明と0号の心情に共感しかねます。というより、よくわかりません。年頃の少年の感情を持ち合わせていない明と生まれて間もない0号とはいえ、私のような理解力の乏しいものでもわかるように、もう少し二人の考えや感情がわかるように描いてほしかったです。
というわけで、設定は興味深く、展開もなかなかおもしろいのですが、主要キャラに共感しにくいため、感動に結びつかないのが残念です。とはいえ、映像は劇場クオリティで申し分なく、クライマックスでのソルトの有能ぶりは素晴らしく、動きもとても好みです。過度な期待を捨て、深く考えなければ、それなりに楽しめるのではないでしょうか。
キャストは、種﨑敦美さん、堀江瞬さん、増田俊樹さん、雨宮天さん、花澤香菜さん、上田耀司さん、日向未南さんら。
今後に期待したい
脚本の問題点を書き出してみると…
※ネタバレ含みます
作品の世界観では主人公の母の研究でAIとロボティクスが高度に発達しており、主人公の創造物と周囲のAIロボットは主人公に絶対に逆らえないリミッターが仕込まれています。
主人公は自分の恋人として人造人間の0号さんを創造するのですが自ら仕掛けた恋人機能をうっとおしく思い、ようやく周囲に馴染んできた0号さんを身勝手にも捨ててしまいます。
倫理観が非常に薄いのはフィクションなのでよいのですが、この時点でかなり自己中心的で感情移入しにくく、まあフランケンシュタインみたいな話なのかなと思いながら見ていくと、その後の展開で0号さんは健気にも自我を持って主人公に反抗するシーンがあります。
0号さんはリミッターが仕込まれているので一度目は阻止されます。その後、0号さんが拉致される展開があって、その後の二度目の反抗で0号さんが自己破壊されそうになりつつそれを乗り越えて主人公を破壊しようとする姿は良かったのですが、相打ちに終わります。その後、母と主人公の関係が語られ、0号さんに母親の記憶が移され、ラストで0号さんは自我を失ったように主人公に笑いかけるのですが、今までの展開は一体何だったんだという気持ちにさせられました。
成長して獲得した自我どこいった‥
インディのSF作品なので期待していたのですが、個人的には主人公(と母)が最初から最後まで0号さんを都合よく弄ぶ話にみえてしまい、あまりにも主人公に都合よい世界だなと思ってしまいました。映像は少ない人数で頑張っていたと思います、が、他の方におすすめできるかというと躊躇します。。
設定やシナリオが雑で奇妙。
主人公の17才の天才科学者は、メイドロボット(ソルト)の開発者で、それらが世界?に普及することで既に巨万の富を得ている雰囲気です。変なゴーグルとジャージは成金のマッドサイエンティストのトレードマークに違いありません!
ただ彼の研究はスランプに陥っていて、そこから先の開発がうまくいってないらしく精神的に落ち込んでいます。
そんな中、悩む彼は、最近彼女が出来たクラスメイトの「彼女作ったら能力上がる」みたいな発言をまにうけて「彼女」を自作しちゃうストーリーです。
奇抜・・・というより奇妙だったのはその彼女、0号さんはロボット開発の延長線上にあるんじゃなく、おそらく「生身=人造人間」であること。
しかも開発、育成期間併せて一年もかかってないんじゃないかという促成栽培でのJKの爆誕(笑)・・・生命倫理委員会も真っ青になるファンタジー度です。
一般的に考えて、人造人間って人智を超えたところにある究極の存在、実現するなら倫理面はともかく最高の研究成果と思うですけど、これが彼の研究のゴールじゃなくて「研究のモチベーションを上げるための単なる手段」に成り下がっていることが本当に驚きです!
例えばある野球選手が走力を鍛えた結果、100メートルを5秒で走れるようになったけど、バッティングと守備がまるでダメで試合では万年補欠・・・みたいなカオスで頭悪い状況(笑)。
そもそも彼の研究も何が真の目的か良くわからないし、とってつけた様な既視感のある鬱展開もぶっ込んでくるし・・・正直、最後まで首を傾げっぱなしで全く共感できませんでした。
では。
期待して観に行きましたが…
ストーリー難しいが…
女の子はかわいかった!けど…
ヒロインである0号の一つ一つの所作、見た目がかわいかったので見てて退屈するということはありませんでした。非常に脚が魅力的ですよね…
だけど主人公に対しては共感や感情移入することができずいまひとつ作品にノることが出来ませんでした。天才なのに自分を卑下する主人公っつーのはどうもね。
肝心の内容は0号を作って学校に来るまでの下りがかなりアッサリしており残念、かなりの序盤ですけどこの時点でもうこの映画に対して心が少し冷めてしまいました。その後のいい感じの歌を流しつつ人と触れ合うことで0号の心が成長していく所は好きです、後は製作者さんのやりたかったんだろうな…これ…と思われるシーンをぶつ切りで提供されてなんだかな〜という感じでした。
あと主人公母かなり好みです
タイトルなし(ネタバレ)
動きが良かった。今のアニメってこんなに細かく絵を動かせるんだなと感心した。本作の出来は良かったので次作も期待出来る。業界のことは良くわからないがエンドロールで監督がいくつかの役割を兼務していたので、もっと予算を多くして作品を作れば、化けると思っている。
話としては最後のほうが良くわからなかった。結局アキラも母に作られた存在なのだと思ってるんだけど、合ってる?目が黄色くなったし、0号がアキラを好きになるように作られているように、アキラも研究するように作られてると思う。0号にナイフで刺されてるのに血液は黒だったし。
アキラには天才科学者の母がいたが、母は病気で亡くなっている。母のような科学者を目指してアキラも日々まい進している。
研究が思うように進まないアキラは友人からら、彼女を作れば能力アップする、と聞き、そこで彼女を作るために0号を生み出す。
0号を作ったものの、研究が上手くいかないアキラは、0号が鬱陶しくなり、距離を取る。
0号がさらわれる。犯人はアキラと親しい女の人。日常的にアキラの能力に嫉妬していたため。
0号を取り返したアキラだが、0号に襲われる。0号はナイフでアキラを刺す。アキラを攻撃すると抑制機能が働くのだが、0号はそれにより自身の首を絞めて気絶してしまう。
昏睡状態が続いていた0号だが、ある日目覚めた。アキラは0号に会いに行く。
かみ合ってない
倫理観と科学力と世界観がメチャクチャ💦
人(0号)を作れるなら腕とか脚とか目とか内臓とか作れるんじゃないの?
凄いことをあっさりやってるのに作中フツウに扱われます。以降はその技術は出てきません。どういうことなの…
主人公が人として欠落しているので、感情移入は0号の方にしやすいけど、それも長くは持たない。0号の好意はプログラムしたものと言うけど、主人公はそういう感情に疎いような…
最後の方の事件はエリさんとソルトはただ見てただけなの?
あれだけのことをして何事もなく生活してるけど、この世界の警察は何をしているのか。というか舞台となる世界の説明が全くない。
様々要素がかみ合えば超名作になっていたと思うけど、ことごとくかみ合っていないので、違和感の塊。よく言えば可能性の塊とも。
もっと見やすく整理できると思うけど、そうすると某有名アニメっぽくなっちゃうかな…0号って…
CGだけどかなり2Dっぽく見えるし、映像はキレイ。
デアイズアボーイ、メイクアムービー
・3DCG作品です
が、手描きと言われれば信じちゃいます。それほどに3D感はありません。でも私は3Dのカタマリ感よりこのタッチが好きです。3DCGゆえカメラ(視点)ワークも縦横無尽。要所での静から動のダイナミックな映像美、堪能しました。
・小気味いいテンポ
原作なし作品ですが状況説明無しでシーンがリズミカルに繋がれていきます。場面転換自体がシーンを表わし、消化不良なく映像の波に包まれる感じは新鮮で気持ちいい。
・明と0号
冒頭は同じモチーフの繰り返しが多用されます。時間経過を示すとともに0号のココロの躍動が伝わってきて、明こそが平坦な感情(まるで機械のような)であることを同時に知ることになります。
それは中盤でも顕著。0号がますます人間らしい感情を獲得してからも明は囚われた迷路から一歩も抜け出せません。このあべこべな2軸が後半に向けた大きな伏線となります。
・見終わって
物語に飛び抜けた良さはなかったです。脚本の随所に工夫は感じられますが、根幹である主人公二人のカタルシスは描かれずじまい。感想を書く今も映像美ばかりに筆が行ってしまいます。
後半のサイバーパンクなシークエンスは見ごたえこそありましたが、ヒューマンドラマを描きたいのか近未来アクション物を描きたいのかどっちつかずな感あり。そこは主人公二人の関係性に尺を使ってほしかった。それはヒトのココロを獲得した0号と、人の心を取り戻した明の、ココロと心のふれあいであるべきではなかったか?と思う次第です。
結末もバッドエンドではないものの主人公二人は打ち解けておらず後味の悪いものです。この物足りなさが2027年次回作への伏線かもしれないですが、仮にそうだとしてシリーズ見終えて良さが分かるって映画としてどうなんだろうと。
辛口寸評ですが、これが初の長編作品ですからそれは素直に素晴らしいです。映像は飛び抜けてますのでお話と脚本のブラッシュアップに期待。安田監督にはぜひ「安田監督の最高傑作」ではなく「日本の映画TOP10」「世界の映画TOP100」を目指してほしいと思います。
将来性を感じた作品
安田現象の将来性を感じた作品でした。
率直に申し上げて、主人公には共感できず、
話しとしても、ちょっと倫理観としてどうなの!?と思う場面もありまして、
どうも入り込めなかったですね。
・そもそも自分を愛すプログラムされた人間をつくるって・・・
・0号が明をめった刺しにするところは、この絵柄だからまだよかったが・・・
全編フル3DCGアニメということで心配していたのですが、数年前の気持ち悪い動きではなく、
随分自然な動きになってきたなと感じました。
でも、これなら2Dで精彩に書き込まれたアニメーションの方が
世界観をより解像度高く表現できるかも・・・と思います。
なんとなくですが、
『エヴァンゲリオン』 と 『哀れなるものたち』からの影響を想像しちゃいました。
続編もあるっぽいですが、どうなんでしょう。
今のところ観たいとは思いませんが、格段にクオリティは上がるでしょうから
そういう意味では期待して良いかもしれませんね。
そして、安田現象はいずれ大物になるかもしれません。
主人公に性欲無さ過ぎ
★2.5ぐらいは楽しめた。今更ながら映画館にわざわざ行くのってアルマゲドンクラスの大作を年1回ぐらいで良いんじゃないかと思えてきた。最近あまりに微妙なのが多すぎて・・・。ポップコーン食べるのとレビューするのが主目的になっている自分がいる・・・
で、内容についてですがキャラがかわいいからといって、萌え●え好きア●ヲタの人が観に行くと期待外れになると思います。主人公に性欲が無いし、ヒロインロボもイチャイチャとくっついてきません。
あと、研究に行き詰ってるのにヒロインロボの製作が早すぎだろ!彼女ができればパワーアップできるらしいが、すでにしてないか?(たぶん誰もが突っ込んだであろう)
その違和感が残ったまま「彼女できても変わんねー」とか主人公が言い出すものだから、観てる側としては一気に気持ちが離れた感じだね。(そもそも性欲無いから変わんないと思うけど)
科学者でもロボットでもなく作り手が一番人の心を持っていない気がする
2025年劇場鑑賞32本目。
エンドロール後映像有り。まぁエンドロール中もずっと映像あるので席立つ人いないとは思いますが。
アニメということ以外情報無しで鑑賞。何かの続き物だったら終わってました(笑)
この映画、説明がところどころ抜けているので推測の部分もありますが、ソルトという手足のついたデカいルンバみたいなのを作って亡くなった母親の息子が研究に行き詰まって、彼女ができたばかりの浮かれクラスメイトの彼女ができたらパワーアップするぜというノロケを真に受けて彼女を人工的に作り出したという話。いや、それ以上ない研究の成果じゃねぇか!誰もそこにはつっこまず、主人公が好きな幼馴染も大したリアクションもせず、最後とんでもない展開になってもそこじゃないだろ、というセリフが繰り返され、最初ロボット彼女より研究者の方がよっぽど人の心がないと思っていましたが、物語を追っていくにつれこの作品を作った人にそもそも人の心がないからこんな違和感のある話になっているのかなと思いました。
動きは良い。キャラ造形と話に多少難あり
正直、悪くはないが鑑賞後の余韻を全く感じなかったのでレビューを書くのが難しい。
まず、画は悪くない。
新海監督的な方向の色遣いや画面を3Dでうまく表現できていると思う。
(とはいえ結構なムラがあって微妙な個所も多々あったりはしたが)
3Dのキャラのモーションが一番こだわっている部分と思われて、細かなしぐさをや髪の揺れなど非常にうまく表現されてた。
難点はキャラとストーリーに魅力がなく、話を引っ張っていく力が足りていなかったことだと思う。
まず他の方も書いているが主人公の思考が全く共感できず魅力がない。
『科学者としてパワーアップするため』にガールフレンドを作るとか、突拍子も無い上に延々そのことに拘っているのは不自然すぎる。
ロボットではなく人口生命体を創造してしまうには余りにも軽すぎる動機でしかも何ら苦労することもなく細胞の培養から数日程度で作ってしまっていたので終始苦笑いだった。
ヒロインの0号ちゃんのビジュアルも可愛いし性格もけなげで良いのだが、誕生したてで感情が理解できない状態から、感情を獲得していく過程をほとんど描かれていないので、こちらも感情移入できそうでしきれず、モヤモヤ感を強く感じてしまった。
ストーリーは特に盛り上がりもないまま、クライマックスになってしまうので途中の中だるみが苦痛に感じる。
上手く言えないが、もっと他に良いプロットがあるだろうと終始考えてしまう程に話に魅力がなく違和感しか感じられなかった。
より王道っぽくなるが、母親の遺した禁断の研究データ(0号ちゃん)を偶然発見して完成させる⇒完成した0号ちゃんは不安定で何が足りなかったのかと悩む主人公だが、一緒に暮らしていくうちにお互いに足りないものを理解していく的な方向でもよかったのではと思う。
また主人公の正体は一切語られていないが、実は母親が作った人口生命体のプロトタイプとかの案もあったのだろうか?
(クライマックスで0号ちゃんと同じ瞳の色になったりしていたので)
色々と惜しいところまではいっているが、見事に空転してしまっているような感覚が最後まで抜けなかったため心動かされる何かは残念ながらなかった。
あと、ラストに0号ちゃんの中に母親のメモリーが入っているような描写(主人公の呼び方が変わっている)があったが、それをやるなら、もっとしっかりした伏線とキャラの深堀りをするべきだったろう。
次回作はストーリーはプロに任せるかサポートしてもらった方がいいものが作れるのでは?
駄作ではないがストーリー描写不足で消化不良感が残る作品
まず見て損したとか駄作だとか言うつもりはありません。むしろ楽しめた方ですし。
特に映像に関してはYouTube Shortsに流れてくるあの映像がパワーアップして映画館の大画面で見れるというのは眼福でございました。
しかしながら見終わった後にストーリーの描写不足による消化不良感があったのは事実
例えば明が作った「0号は明が好きだ」という感情を読み取れる描写は
研究に時間を割きたい明を0号が強引に遊びに連れ出そうとする場面ぐらい。その時間約1~2分
だからその後の場面でいくら0号が「明さんのことがこんなに好きなのに!」みたいなことを言っても、別にアンタそこまで明のこと好きやないやろと脳内ツッコミを入れてしまいました
ストーリーが破綻するほどの描写不足ではないので、全体のお話は理解できたものの
話がズンズン進んで起承転結をただ羅列したような感じが否めませんでした。
公開を2025年末にしてあと30分プラスすればより心に響く良い作品になったのではないかな~と思ってしまうのでした。
全72件中、41~60件目を表示