劇場公開日 2025年1月31日

「脚本がなってない」メイクアガール 由良さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0脚本がなってない

2025年3月3日
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鑑賞方法:映画館

単純

基本的になぜ主人公がソルトやゼロ号を制作するかの理由もいまいち分からず、母親の遺言も何だったのかの説明もないまま物語が進み、まったく物語が頭に入ってこなかった。
重要な部分が全く見えてこないために、ゼロ号の位置づけもいまいちわからず、何が言いたい物語なのか全く伝わってこない。
また、冒頭で研究者の女性のロボットが盗まれるが、その盗んだ組織と思われる組織がゼロ号を拉致するが、その黒幕が研究者の女性だったという展開もちぐはぐすぎて訳が分からなかった。
別のレビューにかかれていたが、プロの作家さんが書いた小説版では母親や主人公の目的などはきっちりと書かれているらしい。
しかし、映画の脚本では監督が自分で書くと譲らなかったとのこと。
結局、脚本をいくら直しても方向修正がうまくいかないと土台は崩れ、映画のストーリーは成立しない。
次回作も決まっているようなことが最後に出てきたが、この状態で製作してもついてこれるファンは減ってしまうのではと感じる。

由良