「最後は結構集中してしまいました!」メイクアガール シンおやぢさんの映画レビュー(感想・評価)
最後は結構集中してしまいました!
公開中のアニメーション映画ということで、確認するとCGだけどキャラデザが結構好みだった本作。映画好きの同僚N君に本作のことを尋ねると、監督さんはショート動画をXに挙げていて結構尖った作品だったけれど長編はどうだろうってことだったので観てきましたよ、N君。クライマックスはかなりデンジャラスで痛そうでした。
天才発明家の明君は自分の製作したお手伝いロボットがいろんなところで働いている。でも本人曰く、それはお母さんの遺産で自分のオリジナルは失敗ばかりで本人はかなり悩んでいらっしゃる。
親友の邦人君がバイトの先輩が彼女になってくれて仕事がパワーアップしたと明君に話すと明君は人造人間の彼女を造っちゃった。←そうじゃないだろっと突っ込みを入れたくなる。
0号ちゃん、学校に通って明君の隣の席って???
人造人間に対して同級生も先生も普通に受け入れてるし、明君の腕からリモコンスイッチって一体何なんだ!
序盤は本作の世界観が全く受け入れられず、中々物語に気持ちが入っていけない。
その内、0号ちゃんは同級生から色々教わって、明君に対する自分の思いに対して悩むけれど、明君は元々プログラムされたものとして0号ちゃんの思いにまともに答えない。
自分の研究が相変わらずスランプで恋人が出来てもパワーアップ出来ないどころか、生活面で自分より進化する0号ちゃんに対して明君は突き放し距離を置こうとする。
自分の造った0号ちゃんと自分のお母さんを重ねていく辺りから、もしかして明君もお母さんが作った人造人間なんじゃなかろうか??
と思い始めた頃からすっかり物語に集中してました。(本編ではそういうことは一切語られてませんのであくまで自分の感想です)
0号ちゃんの思いに結論が出せた明君は誘拐された0号ちゃんを必死に追いかけます。
絵里さん初めから怪しかったけど、やっぱりラスボスですか。
と思ったらラスボスはまさかの0号ちゃん。最後はかなり集中してました。
最後まで話が分かればもう一回初めから見直したいと思う本作。
上映ラストの週末ですが座席は5割埋まってました。リピータの方も結構多いのでは...
パンフはもちろん売り切れでした..残念。
エンドロールで声優の花澤さん、雨宮さんはすぐわかったけれど0号ちゃんが種﨑さんだったんだっと思ったら、お母さんも種﨑さん!とは驚きました。
エンドロール後の2027ってやつは続編を制作中ってことですかね。